頑張る、っていうことについて


わたし ちょっと言えないくらい(爆)長いことやってまして。
いやいや、オトナから始めたの。子どもの頃も、習いたいって言ったんだけど
親がいい顔しなくてね~(^^;
彼らも、好きは好きなのよ。だって、わたしがダンス好きになったのって
親がよくSKDとかタカラヅカとかのレビューに連れてってくれたからなんだもん。
そのまんま、ダンスだの舞台だのが好きな気持ちって ずーっと変わらなくて
高校卒業して、バイトでお金稼げるようになった瞬間に習い始めてた(笑)
それから・・・いろいろあったけど
ダンスだけは ずーっとわたしと一緒にいたんだよね。

ダンスを始めたことで わかったことって、いっぱいあるよ。
たとえばね。
がんばる、って どういうことか。
一生懸命やるって どういうことか。
やってるやってる、って思いながら・・・
たぶんホントには知らなかったって思うんだよね。

ほいでね。

それがわかったのってさ。
眠くてフラフラになりながら 毎日5時出で朝練してたときじゃなくて。
先生に けっちょんけっちょんに怒鳴られながら稽古してたときでもなくて。
シューズ脱いだら 靴下が血だらけだったときでもなくて。

あるときの。
公演のフィナーレ。

舞台の上ってトコはね。
みんなでやってるんだけど ものすごく孤独。
自分の姿、どこにも隠すところもなく 客席から全部見えていて
できることはできるし できないことはできないし
嘘も ごまかしも 一切使えない、まっ正直な世界。

そこで、明かりのついた客席を見上げているとき
不意にこみ上げてきた思いがあったの。

「わたしから今を取り上げることは 誰にもできない」・・・って。



一生懸命する、ってね。
頑張る、ってね。

誰かの基準に合わせるために背伸びして
無理することじゃないんだよね。


自分のために。
自分の中に。
揺るぎない いま を造ること。

・・・・なんじゃないかなぁ、なんて 思うんだよね・・・


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