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https://www.youtube.com/watch?v=187od7_mbMo



次回「銃砲刀剣類所持等取締法」改正・刃物規制の止め方
自分は残念ながら、秋葉原通り魔事件のナイフによる死傷者が
左右対称・諸刃の剣型ナイフによって被害を受けた という
警察の公式発表を見つけることができなかった。
同事件の速報がテレビで流れたのが2008年 6月 8日正午。
夕方以降のニュース番組で事件の詳細が報道されるのを見た。
特に犯人逮捕の瞬間を撮影した日本テレビ系のニュースは衝撃的であった。


(犯人が所持していたものと同型ナイフの写真を見て判断したのであろう)
「ダガーナイフ」の危険性を吹聴し、それが一斉に全国報道された。


images-1.jpeg



この経営者のハンドルネームとおぼしき
“BLADEMAN” なる人物のブログには
「NHK報道局社会部、テレビ朝日(スーパーJチャンネル)、
 フジテレビ報道センター、
 など相次いでコメントの取材・収録があり…(以下略)」
と書かれていたものの、
警察による検視報告書を確認した
事件からわずか二十数時間後のことであるから、
経営者が憶測で「凶器はダガーナイフ」と決めつけた可能性もあるのだ。
以後は第一次世界大戦と思われるモノクロ映像を背景として、
「殺傷能力に優れたダガーナイフ」の説明が
各局ニュース番組・ワイドショーで垂れ流され続けることとなった。


相次いで法規制の強化やダガーナイフ所持規制を要望したのは
当ブログでもしつこいぐらい述べている。
しかし、誰一人として、
凶器がダガーナイフであるかどうかを疑った様子はない。
また、2000年以来、
格闘・戦闘ナイフ(短剣型ナイフも含まれる)を宣伝してきた業者たちは
いわば “コロシナイフのプロ” なのだから、
「十人以上の人間を刺していながら、返り血を浴びていないのはおかしい」
と疑問を投げかけてもよかったはずである。

秋葉原通り魔事件で使用された凶器が本当に「ダガーナイフ」だったのか、
事件直後、その確証がなかったにも関わらず、
業界関係者らがダガー規制を要望し、
政府が所持規制を施行したのはいささか勇み足ではなかったのか、
いまだ不明な点は多い。






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Last updated  2014年04月04日 08時39分09秒
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