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Si vis pacem, para bellum ~ 刃物規制の差し戻し方
「ククリもいいけどカレーもね!」1

2015年04月04日 掲載分からの続き)

今年 2015年 2月に起きた小学五年生刺殺事件を受けて、
和歌山県は、新たな刃物規制条例を制定する方針であるという。

 AGARA紀伊民報 - 刃物規制強化を検討 和歌山県知事、全国の凶悪事件受け
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=291116


同じく和歌山県では 2008(平成20)年6月23日付けで
ククリナイフを有害指定刃物としていた。

 和歌山県ホームページ - 青少年に有害な刃物類10種類を“緊急指定”しました
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/031400/seishounen/kenzenikusei/kinkyushitei.html


当ブログでは、ナイフを武器として宣伝販売していたのは、
日本国内の刃物業者と御用ライターたちであるから、
ナイフ販売業者及びナイフメーカーにとって都合のよい
虚偽の言い分のみを重要視して、
購入者が身銭を切って手に入れたナイフを所持禁止にするのは不当である、
としつこいほどくり返し述べてきた。
新たに規制すべきは事物ではなく、犯罪に関与した人間の方である。

参考までに、1999年秋頃からのナイフ専門誌「ナイフマガジン」及び
月刊「コンバットマガジン」(共に株式会社ワールドフォトプレス発行)における、
対人用ナイフ関連記事掲載号の一例を挙げてみると、


ナイフマガジン
  No.78 1999年10月号 [特集]世界初取材!最強ナイフ、エマーソンのすべて
  No.79 1999年12月号 ストライダー
  No.80 2000年02月号 M.O.D. CQDディター
  No,81 2000年04月号 [特集]ストライダー徹底フィールドテスト

  No.84 2000年10月号 ウォレン・トーマス、ストライダー
  No.85 2000年12月号 ストライダー マントラックナイフ
  No.86 2001年02月号 ラスィ・ザボ
  No.88 2001年06月号 放たれた狂犬、マッドドッグ ストライダー
  No.89 2001年08月号 スティーヴ・ライアン
  No.90 2001年10月号 アトランタブレイドショー SWATとストライダー
  No.91 2001年12月号 M.O.D.マスターズオヴディフェンス
  No.92 2002年02月号 最強最後のナイフ、ナイツ登場!
  No.93 2002年04月号 ウォレン・トーマス ナイツ"シルバーナイト
  No.94 2002年06月号 ショットショウ2002 ガーバーマークII 35周年記念モデル
  No.95 2002年08月号 ストライダー「D-9」&ニューモデル
  No.97 2002年12月号 エマーソン"カランビット" ナイツ"ブラックナイト"
  No.98 2003年02月号 スティーヴ・ターラーニ カランビット
  No.102 2003年10月号 マークワークス
  No.103 2003年12月号 ウォリィ・ヘイズ ウォレン・トーマス 
  No.107 2004年08月号 エッジ・オブ・タクティクス
  No.109 2004年12月号 ウォレン・トーマス※鎧通し


コンバットマガジン
  1999年10月号 世界一の格闘ナイフ
  1999年12月号 ストライダーナイフ
  2000年02月号 M.O.D. ディターナイフ ストライダー SEAL 2000
  2000年04月号 ストライダータイガー
  2000年05月号 ストライダーナイフ
  2000年08月号 EDGED WEAPON CONFERENCE 2000
  2000年10月号 ストライダー SEAL 2000 BT
  2000年12月号 ストライダー マントラック
  2001年01月号 マントラックナイフコンバット
  2001年02月号 CQBナイフ
  2001年03月号 ストライダーフォルダー(※原文ママ)
  2002年02月号 ナイツナイフ マントラック2
  2002年08月号 マントラック2
  2002年12月号 エマーソンカランビット
  2003年02月号 ナイツナイフ カランビット
  2004年11月号 鎧通し
  2005年02月号 鎧通し


以上のように、
両誌が同じ広告主たちの経営方針によって連動していたのは明らかである。
特にコンバットマガジンには、
引用するのも憚〔はばか〕られる内容の記事が散見している。
これらの雑誌から、対人用ナイフの記事が突如減少した理由は、
両誌編集人(編集長)が交代したためであろうと推察される。

 (つづく)






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Last updated  2015年04月11日 09時33分34秒
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