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【家族を心配するのも愛情表現です】 親が自分の子どものことを心配したり、また子が年老いた親のことを心配する のは人として当たり前のことです。 心配することも愛情の表現であり、お互いの思いを確認し合えるには一番よい 方法です。 ただ、自分の思い通りに束縛したい、あるいは相手の気持ちを考えずに、自分 の気持ちを一方的に押しつけるのは、本当の愛情とは言えません。 大事なのは、自分の気持ちを相手に押しつけない心配のあり方です。 相手のために、よかれと思って心配する気持ちが熱くなりすぎて、自分の気持 ちを押しつないように気をつかうことが大切なのです。 それは、心配というよりも「心配り」です。 よく、人間関係をよくするには、「目配り、気くばり、心配り」が大事だとも いわれます。 その意味では、この三つのことが相手の状態にうまく合致すれば、その関係は さらに深くなるでしょう。 さらに、もう一つ付け加えたいものがあります。 それは「言葉配り」です。 「目配り、気くばり、心配り」だけでは、どうしても相手にこちらの思いが伝 わらないこともあります。 そんなことがないように、相手が元気になったり、癒されたり、励まされるよ うな言葉を送ってあげることで、「目配り、気くばり、心配り」が完成される と思います。 どんな言葉を送ってあげようか、と考えると自然に相手の心情が理解できるよ うになります。 また、自分が誰かに言ってほしい言葉がどんなものかを想像してみるのです。 すると、その言葉を相手も求めているものなのです。 言葉配りでもある、思いやりの言葉で接する習慣を身につけましょう。 (by ハートリンクス)
2023年10月31日
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【誰かに相談するのは甘えではない】 悩んでどうにかなるものと、どうにもならないものがあります。 『悩んでどうにかなるものには、悩めばいい。しかし、悩んでもどうにもなら ないことには、悩む必要はない』これも、一つの考え方です。 悩んでも自分の力ではどうにもならないことはあります。 ところが、人によっては、自分ではどうにもならないことをどうしよう、と 悩んでしまうことがあるのです。 そのときに、誰かの助けを借りよう、あるいは誰かに相談してみよう、と考え ることができれば、解決の方法が見つかります。 しかし、誰にも何も言わずに、相談することもなく自分一人で悩んでしまう人 が意外と多いのです。 一般的に、男性にこのタイプが多いといわれています。 また、芸術家や世の中から脚光をあびる仕事に従事する人にも多いといわれて います。 自分の弱さを人に知られたくない、という意識の強さが原因にあるようです。 心理学に「援助希求」というのがあります。 誰かの援助を求めたい、相談したいという思い、願いのことです。 人にはもともと、この援助希求の心が備わっているのです。 世界の多くの人が、キリスト教や仏教などに救いを求めるのは、この援助希求 というものがあるからです。 これがあることで、自殺の予防につながるともいわれています。 悩みとうまくつき合うには、まず、悩んでいる内容を整理してみるのも大切な ことです。 そのうえで、自分なりに解決のためにやるべきことを文字にしてみることも よいと思います。 悩んだ分だけ強くなれるというのは確かなことですが、悩みを解決できない 自分自身をダメだと思う必要はまったくないのです。 相談したいという気持ちがあれば、それに従ったほうがよいのです。 何より重要なのは、自分に無理をかけ過ぎないことです。 (by ハートリンクス)
2023年10月30日
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【ストレスがあっても嘆かない】 幸福は、プライベートと仕事の調和があってこそ成り立つものです。 しかし、世の中で成功者として幸福を手にした人は、個人としての生活上のス トレスや仕事上のストレス、その他のストレスを乗り越えてきた人でもあるの です。 また、これらの人たちはなぜか必ず、目の前のストレスときちんと向き合って きました。 一般的に、プライベートで一番ストレスを強く感じる出来事は、配偶者を亡く すことだと言われています。 その環境ではない人でも、家族の死、離婚・夫婦の別居、失業、家族の病気、 子どもの教育など多くの出来事があります。 仕事のストレスも影響は大きいものです。 仕事の量や内容、配置転換、上司や部下との人間関係を含むものとして最近は パワハラ、セクハラなどのハラスメントがいたるところで生まれています。 もし、いま抱えているストレスがあるなら、自分のストレスはどんなものか、 を考えてみましょう。 それがストレスと向き合うスタートになるのです。 ただ大切なのは、「イヤなことがあるなぁ」と嘆かないことです。 もし、そんな気持ちになったら、嘆く前に「なぜ、そう感じるのか」を静かに 冷静に自分と対峙してみましょう。 短い時間でも構わないと思います。 自分と対峙するとは、自分と距離を置いて自分を眺めることです。 人は他人のことはよく見えるものですが、自分自身を見るということには慣れ ていません。 普段は、相手との会話でその人を評価したり、物事の判断をします。 しかし、自分のことは意外に理解できていないものなのです。 自分のことを、他人を見るような目で眺めることで、自分の存在がいかに大切 であるかが理解できるようになります。 すると、自分が抱えているストレスがどんな原因で生まれたのか、を知ること もできるのです。 このような思考習慣になると、自分の存在を肯定できるようになり、悩む自分 がここにいても別にいいではないか、人は悩んだり、不安になる生きものだ。 それでいいではないか、と自分に正直になれるのです。 弱い自分でも構わない、という気持ちは自己肯定感からやってきます。 まず、「ストレスがあっても、嘆く必要はない」と受け止めてみましょう。 そこから、「嘆いている自分はダメな自分だ」と思うことがなくなり、ストレス を成長の糧にできる自分になれるのです。 (by ハートリンクス)
2023年10月29日
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【幸せな人の生活スタイル】 幸せな人生を送っている人は、毎日どのような生活しているのでしょうか? 何の努力もせずに幸せな人もいますが、いろいろな苦労や障壁を乗り越えて 幸せをつかみとった人もいます。 それでも、幸せを手にしている人には、いくつかの共通した特徴があります。 まず、笑顔です。それも自然な笑顔です。 笑顔の人は、気持ちのどこかにゆとりを持っているのです。 笑顔なので相手に包容力を感じさせます。 次に、柔軟な考え方です。 一つの考えにこだわるということがありません。 臨機応変で、多種多様な意見も否定せず、ひとまず受け止めます。 その上で自分の考えと比較して、よいところは取り入れます。 それから、何事にも感謝しています。 今の境遇にも、人にも、過去にも、現在にも、あるいは病気に対してさえも、 これら一つ一つが自分を向上させてくれる材料と見ているのです。 そして、生活のリズムを習慣化していることです。 どちらかというと朝の時間を有効に活用しています。 そのため、健康な体質を維持できています。 タバコや酒、ギャンブルに依存している人はいません。 さらに、シンプルです。 何に対しても、シンプルに対処しています。 クヨクヨ考えて、問題を複雑にしません。 シンプルに考えるため、心の切り替えが早いのです。 幸せな生き方をするには、これらの生活スタイルを実践していくことから始め てみるのもよいでしょう。 漠然と「幸せになりたい」、と思うのではなくまず、自分の毎日の過ごし方を 少しずつ変えていくだけでもよいと思います。 行動の習慣化が、人生をつくっていきます。 (by ハートリンクス)
2023年10月28日
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【最も簡単に心の整理をする方法】 理由もないのに、イライラしたり集中できないときがあります。 原因の一つとして考えられるのは、物事が自分の思い通りに行かないことが重 なっていることです。 こんなときが「心の整理ができない」状態なのです。 解決策は、心の「整理整頓」をすることです。 そもそも「整理整頓」とは、不要なものは捨て、使ったあとはあるべき場所に きちんと戻すということです。 つまり、心の中がゴミやチリなどが散乱しているような状態だといえます。 しかし、心の中を見ることはできません。 それでも、目に見える現実が雑然と散らかっている状態を、きれいにすること で心の中の整理整頓ができるのです。 つまり、目に見える世界を心の世界に反映させるのです。 心の整理整頓のために効果があるのは、まず自分の身の回りを片付けること。 これがいちばんよい方法です。 とにかく、体を動かして深く考えずに、片付けを始めてみることです。 家であれば、とりあえず、クローゼットなどから始めてはどうでしょう。 片づけると、部屋の景色が変わります。 住居空間から受ける影響は、思った以上にあるものです。 今まで目についていたものの位置が以前と違うことで、心に変化をもたらして くれます。 つまり、ものの見方や考え方が刺激され、気分転換ができるのです。 職場であれば、デスクの引き出しやファイルの整理を行います。 引き出しなど、普段は目にしないところを整理整頓すると、気持ちの奥のほう までスッキリした気分になります。 家では自分の部屋、職場ならデスクまわりなど、いつもスッキリしている人は 心の整理整頓ができているものです。 定期的に片づけができる人ほど、ストレスを抱え過ぎることもありません。 ゴミやチリは溜まる前に取り除くことが、清潔さを保つコツです。 同じように、心のストレスも溜まる前に取り除くことができれば、明るい気持 ちで過ごすことができます。 心の中をいつもきれいにする、生活のリズムを身につけましょう。 (by ハートリンクス)
2023年10月27日
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【言葉の使い方で気分が変わる】 人の脳は、言葉と深く関係しています。 レモンを食べたときのことを想像すると、唾液が出てくるのと同じでマイナス の言葉を思ったりするだけで、脳からホルモンが分泌されます。 たとえば、誰かと会話するときに「どうせ、私なんかにできない」「私なんて、 才能ないし」というようなことを口癖にしている人がいるとします。 このような言葉も謙虚さの表れだと言えないこともありません。 だからといって、自分を卑下するのはどうでしょうか。 気をつけたいのは、このような言葉の使い方を習慣にしていることが、いつか 自分の人生に反映するということです。 うつ病になりやすい人の特徴の一つに、責任を感じ過ぎて自分を責めるような 気持の強さがあります。 精神科医によると、うつ病は脳内からでるホルモンの「セロトニン」が少ない 状態が続くことだそうです。 ですから、性格的に自分を苦しめるような言葉を、何の気なしに使っているよ うなら、そのクセはなくすべきです。 この「セロトニン」という心にいいホルモンを出すには、「ありがとう」など の言葉を使うことが必要です。 この言葉使いが気分を変えていくのです。 「どうせ、私なんか・・・」という気持ちが起きたら、「もしかしたら、私に もできるかもしれない」。 「私なんか、才能ないし」と思うことがあれば、「こんな私にも才能があるか しれない」という、言葉に変えてみましょう。 「疲れた、疲れた」と口グセになっている人も、「疲れたけれど、ゆっくり休 んで、また頑張ろう」という言葉に変えるのです。 言葉は繰り返されることで、現実化されます。 簡単ではないかもしれませんが、言葉には人生を変えるほどの力があることを 知っているだけで、何かのときに役立つことがあるのです。 (by ハートリンクス)
2023年10月26日
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【環境の奴隷にならない生き方】 シスターの渡辺和子さんの言葉に、次のようなものがあります。 「今の場所に不平や不満を感じ、 自分を不幸だと思うことは、環境の奴隷に なっているのと同じです」 渡辺さんは30歳の頃、修道院に入りアメリカで修練の後、日本に戻り36歳 という若さで、岡山のノートルダム清心女子大学の学長に任命されました。 東京育ちで岡山は初めての土地でした。 修道院は目上の人には従わなければならない、厳しいところです。 しかも前任の学長は70代後半の方でした。 新任の学長である渡辺さんは、若いこともあって注目もされました。 以来、周囲の目を気にしながら、学長としての責務を果たさなければ、という 重圧を抱えたままの日々が続いたのでした。 当時を振り返ると、周りの人のことを渡辺さんは「あいさつしてくれない」、 「ねぎらってくれない」「わかってくれない」と感じていたそうです。 そんな周りの人たちをいつの間にか『くれない族』と思っていました。 とうとう自信を失い、「修道院を出ようか」と苦しんでいるとき、一人の宣教師 の方から、英語で書かれた短い詩をもらいました。 そこには『置かれたところで咲きなさい』という言葉がありました。 そして、次のような詩の一節がありました。 『咲くということは、仕方がないと諦めることではありません。 それは自分が笑顔で幸せに生き、周囲の人々も幸せにすることによって神が、 あなたをここにお植えになったのは間違いではなかったと、証明することな のです』 この詩で渡辺さんは変わりました。 これからは、環境の主人公になって、自分の花を咲かそうと決心し、それ以来 渡辺さんから先に、挨拶し笑顔で語りかけていきました。 するとしだいに、教職員、学生も明るく優しくなったといいます。 渡辺さんはまた、次のようにも述べています。 「どうしても咲けないときもあります。 雨風が強いとき、日照り続きで咲けない日、そんなときには無理に咲かなく てもいい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです」 環境の奴隷にならない生き方とは、今の自分のいる場所を受け入れることから はじまります。 その場所は、決して居心地がよくて楽しい環境ではないかもしれませんが、そ こにいること自体、不幸だと思う必要はありません。 かといって、つらいけど我慢しよう、と思うこともいらないのです。 つらい自分を憐れむより、「今の自分は光に向かって生きようとしている」、と 肯定し、前を向くことです。 今の自分が肯定できれば、心は自然に明るい方に進んでいきます。 その生き方が、自分の心を強くやわらかいものにしてくれるのです。 (by ハートリンクス)
2023年10月25日
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【幸せは感じるもの】 日野原重明さんの詩に、次のようなものがあります。 幸福とは 幸福とは 幸福感をもつこと 幸福とは 心が満たされて幸福だと感じる主観的な感覚 同じ状況でも人によって その感覚をもてる人ともてない人とがある 素朴な生活や貧しさや戦いの中では また災害時や戦いの中で身を守る 厳しい環境にある人々のあいだでは 人からのわずかな親切や思いやりが しばしの幸福感をもたらしてくれる 黒雲になかに垣間見る一片の青空のように・・・ しかし文明や平和の恩寵に長く浴している人々では 自分が幸福だと感じるハードルが高くなり 幸福感は鈍くなる 幸福とは そうだ、上を向いて歩く人々がめいめいの胸にもつ 幸福感のことなんだ 日野原さんは医師をめざして大学に入りますが、すぐに結核に罹りました。 当時は、結核になると治らないといわれていました。 38度を上回る高熱が続き、胸水がたまり言いようのない辛い日々の繰り返し でした。8ヶ月の間、自分の力でトイレに行くこともできませんでした。 それでも、5年にわたる闘病生活を乗り越え、医師として活躍しました。 著書の中には、 「苦難や試練をとおして学んだことは、その人の人生を力強くするために利用 すべきで、生きることに臆病になるために利用してはいけない。 試練を味わうたびに前向きになることだ」 ということが書かれています。 自分の幸せは、心という内面の世界で理解する感覚も必要です。 健康であることや、モノに恵まれることももちろん幸せの条件になりますが、 それらは絶対のものではありません。 「私は今、しあわせだ」と心で思い、感じることをもっと大事にしましょう。 (by ハートリンクス)
2023年10月24日
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【15分の集中で人生が変わる】 人は、好きなことなら短い時間であっても技術を磨くことができます。 なぜかというと、集中すると自分でも驚くほどの才能が開花されるからです。 明治の終わりごろ、滋賀県に小倉遊亀(おぐらゆき)という女流画家が生まれ ました。小学校の教師をしながら好きな絵を描いていました。 当時はまだ無名の画家です。 結婚しますが、相手は明治維新で活躍した山岡鉄舟の弟子の小倉鉄樹という人 です。遊亀は夫から告げられました。 「お前は絵を描いているが、その前に私の妻である。だから、絵のために家事 を怠ることは許さない。ただ、一日に15分だけ絵を描く時間を与える」 今の時代では、考えられないことですが当時はそんな時代だったのです。 従順な中に気骨のあった遊亀は、この申し入れを素直に受け入れました。 それから、炊事、掃除、洗濯など家事をしているときも、心と頭では絵のこと を考え、15分というわずかな時間で描けるように、絵の構成、色彩まで練り あげていきました。 するとどうでしょう。その生活を繰り返していくうちに絵に対する情熱が今ま で以上に高まり、集中力がついていったのです。 そして、1976年には日本芸術会員になり、その後文化勲章を受章する有名な 画家になりました。 画家として成功した小倉遊亀は後に、このように話しています。 「あの制限時間のおかげではじめて、絵画における開眼ができました。 こんにち、まがりなりにも一流画家の一人として、皆さんからの評価をいた だけるようになったのは、ひとえに、夫から課せられたあの時間制限のおか げです」 どんな人にも、才能は隠れているものです。 ただ、それを現実のものにするには、それに見合った工夫と意欲が必要です。 決められた時間に、決められたことを集中すること。短い時間であっても情熱 と集中力があれば、結果は必ずついてくるものだと思います。 (by ハートリンクス)
2023年10月23日
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【積極的に考える自分を持っておこう】 人の心はとても複雑です。 毎日、いろんな情報に接していると感情的になったり、心を一定の状態にして おくのは大変なことです。 ただ、おおざっぱにいいますと、その人の性格が物事の考えに反映することで 判断し、自分を納得させているのです。 さらに大事なのは人の人生は、その人の考え方に大きく影響されるということ です。 たとえば、物事を明るく考える人は、いつもニコニコしていて家庭でも職場で も和やかな一日を過ごします。 そのために、その人が一生を振り返ったときには、明るい人生を生きることが できたと思い、周囲もそのように評価します。 一つの考え方が、毎日の行動や生き方にどう関係するか、具体的に考えてみま しょう。 心理学者にウイリアム・ジェームズという人がいます。彼は言いました。 『自己肯定感の強い人は、積極的に考える傾向がある』 たとえば、ビジネスマンであれば、「私は、トップの営業マンになりたい」と 考える人がいたとします。 このような人は、仕事で何かのミスをしても、「次は必ず成功してみせるぞ!」 と心で思っています。 しかし、別の人は「自分はトップにならなくても、それなりの仕事ができれば それでいい」、と考えているとします。 この人がもし仕事でミスをしたら、「まあ、こんなものだ。どうせ自分には能力 がないのだから」と思います。 少なくとも、これは消極的な考え方であり、自己肯定感は高くありません。 人の心は変化します。 それでも、心のどこかに積極的に考えることができる自分自身を持っておく。 そんな人は、日々どんな心であるべきかを考えている人でもあるのです。 (by ハートリンクス)
2023年10月22日
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【恐怖症を乗り越えるには】 昭和時代にプロ野球の人気を世の中に広めた選手といえば、やはり長嶋さん、 王さんがあげられます。 この二人の他にもう一人、広岡達郎という選手がいました。 後に西武ライオンズの監督を務めた人です。 守備では、長嶋さんがサード、王さんはファースト、広岡さんはショートでし た。 広岡さんは、入団1年目に新人王をとる活躍をしたのですが、その後スランプ 状態となりました。 そのスランプとは、ボール恐怖症というものでした。 プロの選手がボールを怖がるなど信じがたいことですが、守備をしてもボール が自分のところにくるのが恐かったのです。 そんなとき友人から誘われて、ある人の講演会に参加したのでした。 講演者は中村天風という哲学者です。 松下幸之助さんや、稲盛和夫さんなど実業家をはじめとする多くの人に影響を を与えた人です。 話を聴いたとき、内容に少し違和感があったのですが、それでも心に残るもの があり、中村天風の著書を読んでみることにしたのです。 天風哲学は、積極思考を説きます。 「心の置きどころがすべてである」、「ここ、というときに力をどうすれば発揮 できるか」などについて具体的に書かれていました。 その後、広岡さんはボール恐怖症から脱することができたのでした。 西武監督時代に、チームのメンバーに次のような話をしています。 <守備のとき、打たれたボールを追うというのではなく、自分の構えていると ころに打たせるという気持ちでいると、自然に相手の呼吸が読めるようにな る。自分は、どんなボールでも捕るんだ、捕れるんだと確信して構える。 うまいへたはその違いだ> <打者のとき、バッターボックスに立って、「俺は打てるんだ!」と思うのと 「俺は打てそうにない」と思うのでは、結果に天と地ほどの開きがある。 ボックスに入ったときに、ぱっ!と積極的になれる人間がよい結果を生む> つまり、恐怖感に呑まれるのは、その恐怖から逃げようとするからで、積極的 な気持ちになれば、逃げたい気持ちは生まれないというのです。 ただ、積極的というのは、いつもどんなときもそうであれ、ということではあ りません。人は四六時中積極的な状態でいるのは無理です。 積極的であれ、とは「集中するべきときに集中する」ことでもあるです。 どんなときも、「積極的でなければいけない!」とこだわり過ぎれば、積極的で はない自分に嫌悪感が生まれ、かえってネガティブな気持ちになります。 さらに心に柔軟性がないと積極的にはなれません。 柔軟性を持つとは、心の状態にメリハリをつけることであり、感情に呑まれな いことです。 (by ハートリンクス)
2023年10月21日
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【書く文字の字体と性格】 最近は学校でもタブレットを使った授業が増えてきました。 そのため、一昔前より字を書くとことが少なくなっています。 字を書くことも、大きく言えば行動することと同じです。 スマホやパソコンで仕事をしなければ、追いつかない時代になったことが、は たして、人類にとっていいことなのかどうか考えたくなります。 心理学の世界では性格と筆跡の関係を研究する人もいて、筆跡心理学とも呼ば れています。 人が書く字体に性格が表れるという考えは、今の時代に即しているかどうかは わかりませんが、職種によって一定の特徴が出る場合もあり、何かの参考とす ることもできます。 一時期、写経ブームがありました。 たとえば、般若心経という270程度にまとめられたお経を、毛筆を用いて書き 写すと気持ちが落ち着き、心の静けさを取り戻したという人も多くいました。 つまり、字体に性格が表れることがあれば、字体を変えることで性格を変えて いくことも可能である、というのが事実としてあります。 人のもつ性格にはいろいろあり、5つのタイプに分類した研究があります。 <循環(躁うつ)気質タイプ> 丸く、やわらかみがあり、ふっくらしている。筆圧にリズムがある。 丁寧に書いた場合には四角で、筆圧が一定している。粘着気質のようになる。 しかし、なおふっくらした感じはうかがえる。 「走り書き」の場合は乱雑になり、勢いのよい字になる。書速が速い時は筆圧 も弱い。小さく崩れてくると、分裂気質のようになる。 <分裂気質タイプ> 通常の「走り書き」の場合は小さく、筆圧も弱く崩れている。 緊張した場合には、四角で筆圧も強く一定な対処的な文字。 <粘着気質タイプ> 一般に大きく四角できちんとしている。また筆圧も強く一定。 いわゆる活字のような、最も対処的で、「非個人的」な文字。 「走り書き」で乱雑になると、循環気質に似てくる。 <ヒステリー性格タイプ> 気取って漢字の最終部を長く引いたり、はねたりするような、派手な字を書く 人に多い。ただし、はねていないからヒステリー性格でないとはいえない。 <神経質タイプ> 筆跡にいじけた感じがうかがわれることもあるが、いつもではない。 最も性格が表れるのは、何気なく書いたときの文字の字体だとも言われます。 もちろん、字がうまいからいいというものではないですが、基本的に字の上手 人は、書くことが好きなようです。 つまり、行動的な性格の表れです。 戦国時代、豊臣秀吉や徳川家康などは「筆まめ」で手紙のやりとりを通して、 人間関係を築いています。 肉筆で書いた文字のやり取りしかできなかった時代のほうが、互いの心情を知 り人間味にあふれていたようです。 (by ハートリンクス)
2023年10月20日
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【ストレスと脳波とリラックス】 1953年、アメリカのホセシルバ博士が「シルバメソッド」というものを考案 しました。 ストレスが起きたときの脳波がどのような変化をするか、また、左脳と右脳の 使い方で潜在意識の力を発揮できるのではないか、などの研究をしました。 脳波には4種類があるのは多くの人が知っています。 デルタ波、シータ波、アルファ波、そしてベータ波です。 デルタ波は、深い眠りのときに1秒間に4回以下の振動をします。 シータ波は、浅い眠りのときに1秒間に5~7回です。 アルファ波は、居心地のいい状態でリラックスしているとき、1秒に8~13 回です。 ベータ波は、日常的に活動をしているときで、1秒に14~21回です。 ストレス状態が続いたら、早めにアルファ波の状態になるようにすればいいと いうわけです。 ホセシルバ博士が提唱するのが次の内容です。 1・椅子にゆったりと座り、目を閉じます。 2・深く呼吸をして、吐きながら、体をリラックスさせます。 3・ゆっくりと100から1まで逆に数えます。 4・自分が知っている、どこか心のやすらぐ場所を想像します。 5・「私は健康な心と体を維持できる」と心でつぶやく とりあえず、無理しない程度でやってみよう、というぐらいの気持ちで実践し 調子がよくなれば続けるのです。 向き不向きはあるかもしれません。 精神科医の斎藤茂太さんが、次にように言いました。 『ストレスをなくすには、リラックスが必要です』 簡単な言葉ですが、自分に適したリラックス法を見つけることができれば、人 生の質はかなり上がります。 自分の脳波を完全にコントロールすることはできなくても、このようなやり方 がある、と知っておくだけで何かの役に立つと思います。 (by ハートリンクス)
2023年10月19日
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【好きな色と嫌いな色と性格の関係】 スイスの心理学者、マックス・ルッシャーという人が、その人の好きな色や嫌 いな色で、大体の性格がわかるという学説を立てています。 *好きな色と性格 <赤> 行動派、積極的。エネルギッシュ。自分の気持ちをストレートに表現できる。 人と協調するのが苦手な面がある。 <黄> 努力家、勤勉家。変化を好む。明朗な性格。頑張り過ぎることがある。 理想を求めて、物事に打ち込む。 <青> 礼儀正しい。人間関係をよくすることに気づかいができる。 気づかいし過ぎて、自分の意見を抑えることがある。 <緑> 忍耐力がある。堅実。 自尊心は強いほうで、一人よがりに思われやすい。 <紫> 感受性は豊か。神経質。想像力がある。 神秘的な雰囲気があり、複雑な面がある。 <茶> 人との交流を苦にしない。 自然体で周囲とつき合いがうまく協調性がある。頑固な面がある。 <黒> 自分が思った通りにならないことでも、変えていこうとする。 飽きやすい面もある。 <グレー> 優柔不断。我が道を行こうとする。 *嫌いな色と性格 <赤> 挫折感と無力感を示す <黄> 現在の生活に失望したり、夢や希望をなくした過去がある。 <青> 自分が一番不幸だと考えている。 <緑> 責任転嫁をしやすい。 <紫> 周囲に反発心を持っている。 <茶> 目立ちたい。人から認められたいと考えている。 <黒> 自分以外の考え方に否定的。 <グレー> 毎日の生活が単調で、何かの刺激を求めている。 ただし、 これらは、国や性別によって多少の違いはあります。 日本では、女性は紫や赤系統が好まれ、男性は青系統が好まれるようです。 また、年齢的に高くなるにつれ、明るく鮮やかな色から渋い色に好みが変化 していきます。 嫌いな色を好きになろう、とすることで気分を変えるのも工夫の一つです。 また、何年かたつと好きな色が嫌いになり、嫌いだった色が好きになること もあります。 自分の人生がよくなるように、分析したり、とらえ方を変えていくことが 大切だと思います。 (by ハートリンクス)
2023年10月18日
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【挑戦型と回避型の人生】 世の中で成功者と呼ばれ、あるいは勝利者と言われる人たちの人生観は、圧倒 的に挑戦型です。 学業やビジネスを含めて人生においては、障壁に遭遇することが一度や二度は 必ずあります。 そのときの自分にとって、とてもできそうにない問題に出会うとリスクを恐れ て距離を置く回避型、もしくは「やってみよう!」という挑戦型がいます。 回避型タイプにとって、何もしない居心地のよさは高くても、達成感や充実感 は低いです。 挑戦型タイプは、リスクは背負いますが達成感や充実感は高くなります。 では、回避型タイプの人の心と、挑戦型タイプの人の心の違いはどこにあるの でしょうか。 回避型の場合、自分を守りたいという防御本能が強いため忍耐力はあるかもし れませんが、様々な出来事への対応力に弱さがあります。 しかし、挑戦型の場合、自分を伸ばしたいという行動本能が強いため冒険心が あり、対応力を柔軟にしなければなりません。 心の弾力性のことを「レジリエンス」といいます。 人はどんなときも強い心の状態を維持することはできません。 ただ、心が折れそうになっても心に弾力性があればそこから、もう一度心を調 えることができます。 調えるとは、再起するため又は再生するためのウォーミングアップのことだと いえます。 挑戦型タイプの人は、自分の心を外側の状況に対して、柔軟に構える能力が高 いところが特徴です。 もちろん、そのような人にも感情はあり、喜怒哀楽の影響も受けていますが、 回避型の人と違っているのは、積極性と向上意欲があることです。 やみくもに積極性があり向上意欲があればよいというのではなく、日頃の心の 習慣として、「なるべく積極的に考えよう、少しでも向上しよう」と思うこと で、自然に挑戦型タイプに近づいていきます。 (by ハートリンクス)
2023年10月17日
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【自己限定は楽な道しか歩けない】 若いときは、体力も知力もあるせいか少々無理な目標でも、どうにか実現でき るものです。 ところが、年齢を重ねてくると経験の量も増えて、無駄なミスをしないように 安全第一の考え方をするようになります。 このこと自体、生きていくための知恵として貴重な財産ともなるでしょう。 しかし、中には安全第一の考えが自分の可能性にフタをしてしまう場合もあり ます。 起業する人は、失敗しても構わないという冒険心がとても旺盛です。 よく「石橋を叩いて渡る」という言葉がありますが、この考えにはやはり時代 背景もあります。 世の中が、安定して住みやすい状態だと、そんなに無理をしなくてもどうにか 生きていける、と思う人が増えてきます。 また、社会が不安定なとき人々は、冒険したい意欲を持つ人が多くなります。 ただ、どんな時代であっても、自分の可能性を信じて夢を果たそうとする人が 成功と幸せを手にしています。 アダム・スミスというイギリスの哲学者の言葉に、次のものがあります。 『今の自分に満足してしまうと、 人はそれ以上の成長はできない』 アダム・スミスは、「人は心が成長しなければ生きている意味がない」という こと、つまり自己限定することの愚かさを説いています。 自己限定とは、そのときの自分に満足してしまうことです。 しかし、人は自分の心が成長をしてはじめて、生きがいを感じるのです。 成長することは、所有物を増やしていくことだという考えでは、幸せにはなれ ないでしょう。 時代に関係なく、自己限定をしない心がけさえあれば、少しずつであっても心 は成長していきます。 その生き方を目ざすほうが、人生は楽しいのです。 (by ハートリンクス)
2023年10月16日
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【心の貧困者にならない】 現代は、生活はできていても心の貧困の時代だと言われています。 一方、世界にはたくさんのお金持ちがいます。 その中には、自分の収入から社会に役立つような寄付をする人もいます。 しかし、お金を寄付する余裕がない人でも、誰かが幸せになれるようにと、お 金以外の衣服であったり、食料を寄付する人もたくさんいます。 もともと人は、誰かのために何かを与えることに、お金では得られない喜びを を感じる生きものなのです。 お金以外のもので、生活に困窮している人を救うこともできます。 たとえば、飢餓状態の環境にいる人々を救うには、とりあえずその日に必要な 水と食料がなければ生きてはいけません。 飢餓状態が落ち着いたら、次はそこで暮らす人々が自分たちの力で、水や食料 を調達できるように導くのが一番重要なことだといわれています。 しかし、それ以上に心が貧しくては幸せになることはできないでしょう。 どんなに厳しい環境でも、心が豊かであれば生きていくことはできます。 心を豊かにするためには、まず笑顔になることです。 声を出して笑わなくても、口角を上げるだけで自然に笑顔になれます。 口角を上げれば顔の筋肉が刺激を受け、プラスの脳内ホルモンが出てくるよう になるのです。 いつも笑顔になるクセがあると、小さなことに喜びを見出し、気持ちが明るく なります。 かりに、誰か笑顔の人がいたとします。 その人は、ただそれだけで周囲の人を幸せにしていることになります。 家庭でも、職場でも笑顔の人がいるだけで雰囲気はまったく変わります。 職場で一つのフロアに6人いたとして、二人笑顔の人がいれば、いずれみんな 笑顔になるでしょう。 笑顔が雰囲気を変える力になるように、不機嫌な表情も同じように雰囲気を変 えるものです。 できれば、自分は心の貧困者にはならないでおこう、と決めましょう。 そのような心の持ち主になることが、人を幸せに導き自分自身も幸せになれる のです。 (by ハートリンクス)
2023年10月15日
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【人生をよりよく楽しむには】 人生とは、毎日の過ごし方が集約されたものです。 一日一日をどんな気持ちで過ごしていくかで、人生の質も変わります。 一日を終えて、「明日はどんな一日にしようか」と考える人。 朝起きてから、「今日はどんな一日にしようか」と考える人。 あるいは、一日を終えてイヤなことを思い出す人もあるでしょう。 大事なことは、一日のスタートをどんな気持ちで迎えるかです。 その日にやるべきことをはっきり決めない人より、前日から予定を立て心の 準備をしておく人のほうが、やる気の度合いはまったく違ってくるものです。 準備をしようと思うことは、すでに気持ちが前を向いていることになります。 つまり、自分の生き方に主体性があるということなのです。 人生を楽しんでいる人は、まず、この点が人よりも優れていることが特徴だと 言えます。 仕事であっても、アルバイトであっても仕方ないからやっている、というのは 大変もったいないことです。 ただ義務感だけでやるのは、気持ちがこもっていないだけでなく、集中できな いためミスも増えることになります。 このように考える人には、一つの特徴があります。 それは、「今の自分の仕事は、もともと自分がやりたいことではない」、または 「本当はやりたい仕事が他にあるが、資金がないのでできない」というような どこかに、不満を抱えています。 それでは、毎日が楽しいはずはありません。 つまり、できない理由を自分以外の世界に求めているのです。 禅の世界に「無門関」という書物があります。 その中に、ある和尚が毎日自問自答をするという話があります。 自問自答をするとき、自分自身に「主人公」と問いかけます。 現代では、主人公というとテレビドラマや、映画、小説の中心人物のことを指 していますが、本来、主人公とは禅の言葉です。 この主人公という言葉の意味は、平たく言えば、 「自分自身どう生きるか、ここに注意を向けておきなさい」ということです。 これは、主体的に生きていかないと、周囲の評価やあるいは批判されたりする ことに心がフラフラするだけに終わってしまうということです。 つまり、「人生を楽しもう、いろんなことがあっても、問題が起きても、負け ないで、自分をしっかり持って生きていこう」と考えることが大切なのです。 人生を楽しむとは、やるべきことがありそれを通して自分を成長させていく、 という目的をしっかり持って、毎日を過ごしていくことです。 (by ハートリンクス)
2023年10月14日
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【好きな仕事には本気になれる】 子どもの頃、好きだったことがその人の仕事になるケースがよくあります。 たとえば、卓球などでは4~5歳のときからラケットで遊んで、しだいに好き になってオリンピックでメダルを取った選手もいます。 ゴルフもそうです。 プロで活躍している人の中には、やはり4~5歳のときからクラブをさわって いるうちに好きになった方など多くいます。 「好きこそものの上手なれ」と言われるように、好きになるのは楽しくて仕方 がないからです。 もちろん、プロの世界では練習やメンタル的なトレーニングも、人一倍努力を しなればなりません。 かりに、スランプに陥っても好きな仕事であれば、乗り越えることができるも のです。 あるプロゴルファーが、スコアが伸びずに悩んでいたことがありました。 心の中では、「自分には才能はないのだろうか?」と思うほど、追い詰められ ていました。 そんな姿を見ていたコーチから、次のことをいわれました。 「ゴルフは、ミスをするスポーツだ。 ミスをすることが楽しいと思えば、何てことないよ。」 さりげない言い方でしたが、この言葉を聞いてハッと目が醒めたような気分に なり、それ以来ミスをしても、「次にどうすればいいか」と前向きに考えるよう になれたそうです。 また、ある選手はミスが続いたとき「なぜ、どうして」と自分の未熟さを責め ることが多かったといいます。 そんなとき、自分の好きな食べ物をイメージすると、気持ちが軽くなり元気が 出ました。 それからミスをしたらこのイメージングをするように決めているそうです。 仕事を本気になってやると、スランプになっても本気で障壁を超えようという 思考になります。 仕事でも、他のことでも真剣に取り組むと、一点集中する習慣が身につくよう なります。 すると、何かの問題が起きても、「どんな解決法があるのか」という次の段階に 意識が向くのです。 問題に対してネガティブな気持ちで考えると、マイナス思考が強くなっていく だけです。 本気になるとは、物事を明るい方向から見ることです。 そうすれば、仕事が好きになり、楽しくなっていくのです。 (by ハートリンクス)
2023年10月13日
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【謙虚な性格は得をする】 今の世の中は競争社会です。 テレビは視聴率を争い、企業は収益性を、どんな業種にもランキングがつけら れています。 このような価値観が当たり前になってくると、人はいつも緊張状態になり周囲 がみんな敵のように見えてしまいます。 これでは、人間関係もギクシャクしてストレスが増えていくだけです。 人を押しのけていく生き方は、人の心から謙虚さを奪っていきます。 「菜根譚」という古典に次のような一文があります。 『狭い道で、人とすれ違うときは、自分から体をよけて、 どうぞ、お先に、という気持ちになり、相手を先に通してあげることです。 また、美味しい食べ物が手に入ったら、ひとり占めにせず、どうぞ、と言い ながら、おすそ分けする。 このように人に譲る心があれば、楽しく生きることができます。』 人との関係では、一歩下がって相手を立てる謙虚な心が相手に伝わると、結果 的に信頼され自分が得をすることになります。 逆に、相手が謙虚な態度で接してくれたときは、「ありがとうございます」、と 言いながら一歩退くのです。 そして、何かを差し出すときは、一歩前に出るようにする。 この心があれば、人間関係はよりよいものとなり、さらに深まっていきます。 謙虚であるとは、自分が我慢をして相手に喜んでもらうという単純なものでは ありません。 我慢をするということより、相手に対して「お先にどうぞ」という、利他の心 を表わすところに意味があるのです。 利他の心とは、自分よりも相手に先に喜んでもらうことで、自分の存在価値を 認めることです。 すなわち、これが西洋心理学でいう「承認欲求が満たされること」なのです。 現代心理学の有りようも、解釈を深く掘り下げていくと、菜根譚のような古典 に通じるところが数多くあります。 昔も今も、人の心には変わらないものがあり、大事にするべきことはたくさん あると思います。 (by ハートリンクス)
2023年10月12日
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【自己肯定感の不足がDVにつながる】 家庭内暴力や、育児放棄、いじめなど悲しい事件がニュースなどで報じられる と悲しい気持ちになります。 自分より力の弱い立場の人を、暴力で抑えようとするのはなぜでしょうか? それは、弱い人の上に立つことでしか、自分を認める手段がないからです。 いわゆる、自己肯定感が極端に少ないのです。 自己肯定感がないというのは、自分の居場所がないことと同じです。 なぜ、そのようになるのかの原因はその人が育った環境など、いろんな事情が 複合的に関係しています。 何をやっても、周囲の人から認めてもらえず、叱られてばかりいたなども多く 見られます。 このような人は、心が落ち着く場所がなく、自分より弱い人を抑えつけて相手 よりも優れた立場になることでしか、自己存在を肯定できないのです。 結局、それが怒りの感情をコントロールできなくするのです。 そもそも、自己肯定感が高い人はDVをしたり、誰かをいじめたいと思うこと がありません。 自己肯定感を高める方法はいくつかありますが、その中の一つに自分の趣味を 生活の中に組み込んでいくことで改善できます。 何か興味のあること、あるいは好きなこと、スポーツでもなんでもいいのです が、一つだけに集中するのです。 すると、集中しているときは自分の居場所にいるということですから、少なく くとも、そのときは自己肯定感を一番強く感じているときなのです。 そこから、同じ趣味の人との交流も生まれ、新しい人間関係の中で自己肯定感 を高めることができます。 もし、身近に自己肯定感が不足しているような人がおられるなら、そのような 環境に導いてあげましょう。 自分の居場所があるというのは、自分を見つめる時間があるということです。 自己の内面を見つめることが習慣になると、相手の気持ちを理解することがで きるようになります。 不思議なもので、自分をしっかり見つめている人は、周囲との人間関係もいい のです。 それは、自分を知ることが相手を知ることになるからです。 そこから、思いやりや気づかいなどの心の豊かさが育っていき、人生を楽しむ 生き方に変わっていきます。 (by ハートリンクス)
2023年10月11日
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【人生を幸運に転じる秘訣とは】 どんな人にも、大きい小さいに関係なく、幸せな人生を送りたいという願望が あります。 それは、人によっては仕事運がもっとよくなりたい、あるいは、お金に不自由 しない生活を送りたい、あるいは病気をせずに健康で長生きをしたいと思って います。 ただ、これらの願望を現実のものにするには、それだけの心のあり方と、行動 が不可欠です。 禅の曹洞宗を興した道元禅師の語録集、正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞう ずいもんき)の中に、次のような一文があります。 『古人、必ずしも金骨にあらず。 ただ、志(こころざし)の到りなれば、 他事を忘れて行ずるなり』 意味は、こうです。 <昔の偉い人や、成功した人は頭がよいとか、体格が立派であるとかの理由 があったからではありません。 よけいなことを考えず、やるべきことに意志を集中させたから成功と幸福 をおさめることができたのです。> つまり、成功し幸せになるには、頭脳や体力だけでは十分とはいえない、と 教えています。 とくに、大切なのは「意志」、つまり心が重要であると説いています。 意志を集中させるとは、具体的にはどんなことでしょうか。 それは、「情熱を持続する」ことです。 多くの人が、自分の夢を実現できない大きな理由があります。 何かをやりたい、と強く思っても一時的な情熱で終わってしまうこと、これが いちばんの原因です。 運命好転の秘訣は、「情熱を持続し、そのための工夫をすること」です。 もちろん、たまに心がくじけそうになることがあるかもしれません。 それでも、自分の情熱を持続させよう、という想念があれば情熱はさらに強く 鍛えられていくのです。 人の心は、いつも完全な状態ではありません。 調子のよし悪しは誰にでもあります。 そんなときに、いかにして自分のよいリズムを取り戻すかが大切なのです。 かりに、弱気になっても、もう一度強い気持ちを奮い立たせることを繰り返し ていくと、リズムを取り戻すコツがわかり、それが自信になり、信念になって いきます。 (by ハートリンクス)
2023年10月10日
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【行動すればやる気が起きる】 『自分を変える89の方法』など、人気の高い本の著者でもあるスティーブ・ チャンドラーにある人が質問をしました。 「朝、ランニングをしようと思っていますが、なぜかやる気が起きません。 どうしたらやる気になるでしょうか?」 アドバイスはこうでした。「朝、走ればいいのです」 すると、質問者は言います。「いや、だから、走りたくないんです」 さらに、チャンドラーは続けます。 「それはまだ走っていないからです。 もし走れば、すぐに走りたくなってきますよ」 このやりとりは、話がかみ合っておらず、禅問答のような面白さを感じます。 一般的な考えとして、どんなことでもやる気があるから、実際に行動するもの だと思います。 さらに、やる気がなかったら、行動もしないでしょう、とも考えます。 一方、アメリカの有名な心理学者、ウィリアム・ジェームズという人が言いま した。 『楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ』 たとえば、お笑い番組を見ていると、つい笑ってしまいます。 ただ、これは、お笑いを見たいと思った時点で、心の中ではすでに笑う準備が できています。(すでに、笑っているのと同じです) すると、お笑いタレントが登場するだけで、みんな笑います。 つまり、先に笑うから、笑うという行動が連鎖していくのです。 走ればやる気が起きる、の話に戻りますが、やる気がなければ行動しない、と いうことも間違ってはいませんが、行動すればやる気が起きる、という考えも 間違いではありません。 「やる気があるから行動する」し「行動するからやる気が起きる」のです。 どちらも、一理あり正しい考え方です。 古い中国の思想家に王陽明(おうようめい)という儒学者がいました。 日本では、明治維新のときに陽明学として西郷隆盛など、多くの若者が学んだ 学問です。 その王陽明が、『知行合一』(ちごうごういつ)ということを説きました。 知識と行動は一つのものである、という意味です。 ここでいう知識とは、教養や思想、倫理や心の持ち方などのことです。 つまり、やる気というのは、心の問題であり心の持ち方です。 ですから、やる気と行動というのは一つのもの、あるいは表裏一体のものだ、 と説いているのです。 もし、勉強や仕事に対してやる気が起きないな、と感じたらまず、勉強に取り 組み、仕事に取り組んでみるのです。 そうすれば、勉強の面白さが見つかり、仕事のやりがいが見つかるようになる でしょう。 行動そのものが、意識を変え心の持ち方を変えていきます。 (by ハートリンクス)
2023年10月09日
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【自分を磨こう】 ひと昔前は、家庭で料理のときに使う包丁は鉄でできていたため、しばらくす ると切れ味が鈍くなりました。 今は、ステンレスかセラミックなどが包丁の素材になっています。 また、大工さんが使う鉋(かんな)も鉄です。 木材をきれいに仕上げるときには、必ず鉋が必要です。 これも、使っているうちに切れなくなります。 すると、砥石で磨かなければなりません。 切れなくなった刃も、砥石で磨くと元のように切れ味が鋭くなります。 シニア世代以上の方は、子どもの頃に砥石に少し水を垂らして、包丁を研いだ 経験があると思います。 人の心も同じで、砥石で磨いたほうがよいときがあります。 長い人生の中では、心がだんだん疲れたりして元気がなくなることもあるから です。 先人の教えでは、自分の心を磨くための砥石は三つあると言われています。 一つは、「家族と家庭」という砥石です。 家族は親と子、あるいは現代では同性でも家族になることができます。 家族が生きて暮らす場所が、家庭です。 もともと、知らない者同士が生活していくと、相手がわかってくれるものだと 考えがちで、自分の思い通りにいかないこともよくあります。 子どもも、親の言うことを聞いてくれるとは限りません。 つまり、家族と家庭は自分を磨く砥石です。 二つ目は、「仕事」です。 うまくいくこともあれば、計画通りに行かないこともあります。 そんなときでも、怒ることができず、イライラも我慢します。 つまり、仕事も自分を磨く砥石なのです。 三つ目は、「人間関係」です。 人は、自分一人で生きていくことができません。そこには必ず人がいます。 どこで生きていくにも、人間関係というものが存在するのです。 つまり、自分以外の人との関係も、自分を磨く砥石です。 このように、これらの砥石があるおかげで、人は何かを勉強したり、学んだり しながら、心も成長していきます。 そして、砥石のおかげで、人生を楽しむ秘訣がわかったとき、それらに感謝を したくなるのです。 磨かれている最中は、なかなか気づかないのですが、磨き終わると新しい世界 が見えてきます。 心が磨かれていくことに、感謝できる人でありたいと思います。 (by ハートリンクス)
2023年10月08日
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【自分以外のために生きて幸せになろう】 アインシュタインの言葉に次のようなものがあります。 『人は、自分以外のもののために生きられるようになってはじめて 生のスタートを切ることができる』 アインシュタインのような偉い人物だから言えることではないか、と思う人が いるかもしれませんが、そうとも言えないのです。 こんな話を聞いたことがあります。 あるところに、お金持ちの家に住む若い女性がいました。 彼女は、何の不自由もなく過ごしていました。 ただ、特別な趣味があるわけでもなく、たまに家の高級車に乗って買い物に出 かけたりするような生活でした。 そこで、友人に「何か生きる張り合いが欲しいけど、いい方法はないかな?」 と相談しました。 すると、友人から、 「老人看護施設にボランティアで訪問する活動があるから参加したらどう?」、 と言われました。 さっそく、その会に登録して週に何日かの活動を始めたのでした。 そこでは、体が思うように動かない人たちを介助したり、車椅子を押して散歩 に出かけるなど、いろんな体験をすることができました。 その中で最もよかったのが、みなさんから感謝の言葉をかけられて、それまで 味わったことがないような充実感と、幸福感を味わえたことでした。 さらに、活動をしばらく続けていくと、同じボランティアを通して知り合った 男性と交際が始まり、結婚することになったそうです。 このように、自分以外のために行動すると、人生は広がっていくのです。 マザー・テレサがインドで奉仕活動をしているときに、多くの人から自分たち もインドに行って、奉仕をしたいという申し入れがたくさんありました。 そのとき、マザー・テレサはこのように呼びかけています。 『たしかに、インドには助けを必要とする人がいます。 しかし、あなたはわざわざ、このインドに来なくてもいいのですよ。 あなたは、あなたの住むところで、助けを求める人のために仕えてくだれ ばいいのですよ』 自分が役立てる場所は、どこにでもあります。 今いるところが、最適なところかもしれません。 自分の存在が、誰かのために役立っていると感じるとき、人生の目的は何なの か気づくこともできるでしょう。 (by ハートリンクス)
2023年10月07日
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【感謝グセで謙虚な人になろう】 どんな人も、周囲の人から批判されるより感謝されると気持ちよくなります。 たとえば、職場で上司あるいは部下の誰かから、仕事上のミスを責められたと します。そんなときは、自分が悪いとわかっていても、つい感情的になったり します。 しかし、相手から「ミスは誰もがしますよ、気にしないでください」と言われ れば、むしろ感謝したい気分になります。 これは、自分の失敗も相手が肯定的にとらえてくれて、こちらを傷つけまいと 気をつかってくれているからです。 すると、次は上司や部下がミスをしたときは、こちらも温かい言葉で接してや ろうと思い、今度はこちらが感謝されたりします。 このように、日常で起きる出来事に感謝することが当たり前になると、性格も 謙虚になっていきます。 アメリカのある心理学者には、3歳になる息子がいます。 彼は、息子に謙虚に育ってもらいたいと願っています。 そこで、次のようなことを始めました。 毎晩、夕食のとき息子に必ず聞くのです。 「今日、おもしろいこと、何かあったかな?」 すると、息子は面白かったこと、よかったことを話してくれます。 今度は、息子が父である彼に同じことを聞くのです。 そして、父である彼も息子に面白かったこと、よかったことを話します。 このように夕食のとき、互いが話した中で感謝できることがあれば、互いが、 「それは、よかった。神様に感謝しなくちゃね」と言葉に出して言うのです。 この生活習慣を続ければ、子どもの性格はよくなっていくはずです。 感謝すると、物事を肯定的に考えるようになります。 さらに、誰かのおかげでいいことが起きてよかった、という心の作用が生じて、 どんなことにも恩恵を感じ、謙虚に考えるようになるのです。 感謝することを大げさに考えずに、会話の中に織り込んでいくだけで、雰囲気 が明るくなります。 とくに、夕食のときの話が明るい話題であれば、寝る前の心の状態も穏やかな ものになり、ぐっすり眠ることもできます。 小さなことにも、感謝できる時間が多いほど人生は豊かになります。 (by ハートリンクス)
2023年10月06日
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【言葉の力で幸せをつかもう】 人生は、その人が一日何を考え、いかに生きるかで決まります。 そのためには、できだけよいことを考え、気持ちを明るくもち日頃からよい心 の状態で過ごすことが一番です。 もちろん、マイナス思考よりプラス思考の生き方がいいのですが、人はプラス 思考だけで生きていくことはできません。 ときには、マイナス思考になる場合もあるものです。 問題は、バランスです。どちらに偏りすぎでもうまくいきません。 その思考のバランスをとるための鍵となるのが言葉です。 何かの問題があり、悩みがあると人はつい、「私にはできない、もう無理だ」と 思うことがよくあります。 それでも、忍耐力とプラス思考で自分を励まし元気になることもあるのです。 「今はできなくても、もう一度努力して頑張ればきっとうまくいく」、と思う ことはできます。 弱った自分を鼓舞するときに役立つのが、この言葉の力です。 あるところに、一人の高校生がいました。 彼は、子どもの頃から事業を起こしたいと思っていました。 さらに、「自分は世界に知られる人間になるんだ」といつも自分に言い聞かせ ていたのです。 高校は地元でも有名な進学校でしたが、どうしてもアメリカに留学したいと思 い一年生ときに中退しました。 これが、孫正義さんの高校時代のエピソードです。 カリフォルニア大学でコンピューターの技術を学んだ後、自動翻訳機を発明し シャープから売り出すと、当時一億円の資金を手にしました。 小さな会社から始めましたが、「いずれ、十兆円企業になってみせる」と言い 続けました。 ところが仕事のやり過ぎで、肝炎になりさらに十億円の負債を抱え込んでしま いました。 それでも、「私は、絶対やりとげる」、という言葉を忘れませんでした。 古い言葉に「一念不動」というものがありますが、物事はいつも順調に進んで いくとは限りません。こんなとき、自分の信念を貫き通すことが「一念不動」 です。 言葉を口に出すと、意識が高まりエネルギーが生まれます。 それが行動になり、夢が現実のものとなるのです。 そのエネルギーも、言葉しだいでプラスにもマイナスにも変わります。 幸福と成功のエネルギーを生む言葉を、極力選んで使いましょう。 世の中で一流と呼ばれる人は言葉を選びさらに、その言葉には力があります。 それは、人から借りた言葉ではなく、その人ならでは自分の言葉です。 よい言葉を使う習慣を身につけましょう。 (by ハートリンクス)
2023年10月05日
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【運をよくする方法】 人は誰もが生きている以上、運に恵まれたいと思います。 もちろん、そのためにはできる限りの努力はしなければならないと、わかって はいます。ただ、それでも大きな幸運にあやかりたいと思います。 ただ、運をよくする、または幸運に恵まれるにはどうしても忘れてはならない 大切なことがあります。 それは、人間には潜在意識があり、その原則に従うことです。 人には、表層意識(顕在意識)と潜在意識というのがあります。 これは、フロイトという心理学者の、人の意識の研究によってわかったことで す。弟子のユングは、潜在意識にも個人の潜在意識と、人類共通の潜在意識が あることを発見しました。 表層意識とはわかりやすく言うと、自分が今何かを感じたり認知しているのが 表層意識です。潜在意識は、睡眠中にも活動をしています。 ただ、潜在意識は表層意識の習慣に影響されやすいのです。 つまり、幸運に恵まれたいなら潜在意識をできるだけ、幸せの状態にしておく ことが大事なのです。 このことを一言で説明すれば、「よいことを思えばよいことが起きる、」という ことに集約できます。 たとえば、人の悪口や批判ばかりしている人は、自分もそのような運に近づい いていきます。 表層意識では人の悪口を言い、人を騙したり傷つけたりしながら、いくら幸せ になりたいと思ってもそれは無理な話です。 運をよくする、あるいは幸運の流れをつくりたいなら、普段の生活でよい行い を心がけ、よい意識習慣・思考習慣を身につけることから始めるのです。 もちろん、たまには自分の思い通りに物事が進まずに、イライラ、カリカリと する場合もあります。 それでも、よい意識習慣があればすぐにそのモードに切り替えるのです。 それが、しだいに潜在意識に浸透していきます。 潜在意識の力は誰もが持っています。 たとえば、スマホでLINEをします。みんなあっという間に文字を打ちこんで います。 ところが、最初は誰もが文字入力に時間がかかりましたが、慣れてくると早く 文字入力ができます。 思い浮かんだ言葉を、指の動きに伝える能力、これが潜在意識の力なのです。 「私は、運がいい。恵まれている」、この意識を自分に言い聞かせる習慣を身に つけるのです。これが心の力になっていきます。 小さなことから、よい意識の習慣をつけていきましょう。 (by ハートリンクス)
2023年10月04日
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【忍耐力を強くする秘訣】 忍耐力とは、困難や障壁が目の前にあっても、それをはねのけて前進する力の ことです。 この忍耐力も、弱い人と強い人がいます。 精神力と一体のものが忍耐力です。 忍耐力があまりない、または弱いと思える人の特徴は、あきらめが早いという ところがあります。 物事を成すときに、あきらめの早い人は何をやっても成功する確率はきわめて 低いのです。 さらに、自分が決めた目標を実現するための計画が、大ざっぱなためにすぐに あきらめるケースが多いのです。 歴史的に、大きなことを成し遂げた人はほとんど忍耐力のほかに、綿密な計画 を立てる能力があります。 アメリカ大陸を発見した、コロンブスは1492年の夏にスペインを出発したと いわれていますが、彼は一度の航海で新大陸を発見したのではなく、4回挑戦 しています。 500年以上も前の時代ですから、航海も試練の連続でした。 120人の船員は、2か月以上も海だけの景色を見ながらの航海でした。 船員たちのストレスは極限状態になり、「あと三日だけ、進もう」とコロンブス はみんなを説得し励ました。 そしてカリブ海の島にたどり着いて、大陸発見を成功させています。 コロンブスは、航海技術を学び修得し、最も重要な資金の調達など含む計画を を綿密に立てることにも時間をかけました。 時間を長くかければかけるほど、やり遂げたあとの達成感をイメージすると、 それが忍耐力のエネルギーの元になるのです。 達成感は自己実現した喜びの中でも最高のものです。 「私は、忍耐力がない」と自信を持てない人も、夢や目標をかなえるために、 何が、どれだけ、どれくらいの時間が必要であるかなどを可視化してみると、 それだけで意欲が増していきます。 やりたいことの大きい小さいに関係なく、実現のための計画をいかに工夫する かどうかで、忍耐力は身についてきます。 この考え方で取り組めば、生きる自信も湧いてくるに違いありません。 (by ハートリンクス)
2023年10月03日
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【やる気を起こすコツは自己暗示】 夢や目標がある人ほど、やる気があります。 それも、普通のやる気ではなく、何があってもやり遂げる、という熱い気持ち がともなう、やる気です。 このやる気も、何かの障壁やトラブルが起きたとき、人によっては弱くなって しまうことがあります。 つまり、やる気のほかに必要な何かがあるのです。 それが、自己暗示というものです。 「やる気はあったけど、その努力は報われなかった」という場合、欠けていた のは、自己暗示だといえるでしょう。 自己暗示には計り知れないエネルギーがあります。 アメリカのかつての大統領、リンカーンが自分の夢を実現できた最大の武器は 自己暗示です。 彼は、ケンタッキーの開拓地で大工の子どもとして生まれました。 貧しく、粗末な小屋での生活し、幼い頃から肉体労働をさせられています。 9歳のとき母親を亡くしました。 その当時、彼はいつもこう考えていたそうです。 「働いても働いても、病人を医者にもみせられない開拓者のままではダメだ。 必ず、偉い人間になるんだ!」 21歳のとき、ある雑貨店で働くようになると、奴隷市場での光景をはじめて 見るのですが、それが彼の夢をさらに強くしました。 「お金で買われていく黒人奴隷を解放したい!」 それから、法律を勉強し郵便局長になり25歳で州議会の議員になり、その後 弁護士の資格を取得します。 さらに、国会議員となり51歳で、ついに大統領になり奴隷解放宣言を出し、 自分の夢をかなえています。 人の生きる道はそれぞれですが、どんな生き方を選ぶにしても、何かの問題や 障壁に突き当たります。 そんなときに、「自分には、できる力がある。やればできる」という自己暗示 ができるかできないかで、結果は大きく変わります。 自己暗示とは、意識の習慣であり、脳の習慣です。 これらは、自分の夢や目標を実現するために最も必要なものです。 自己暗示の力を軽く思わず、自分の人生にいかに効果的に活用していけばよい か、工夫し考えましょう。 (by ハートリンクス)
2023年10月02日
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【人に喜んでもらうと幸せになれる】 目的地に行くとき、知らない人に道を尋ねたりすると、親切に教えてもらうこ とがあり、とても嬉しくなります。 思わず、「ありがとうございます!」と言いたくなるものです。 このように人は、小さなことでも誰かが自分のために何かをしてくれると、次 は自分が他者に喜んでもらおう、と考えます。 心理学では、これを「返報性の法則」と呼んでいます。 どんな人も、誰かから恩恵を受けたら、それをまた他の人にお返しをしたいと 思う心を持っています。 ただ、これは相手がしてくれたから、こちらもしてあげようという条件つきの 心です。 これをもっと深めていくと、仏教やキリスト教などでいう「愛他的精神」につ ながっていきます。 ただ、この精神ももっと身近に日常生活の中で実践できれば、みんなが幸せな 気分になれるのです。 たとえば、いちばん簡単でお金のかからないのが、人をほめることです。 それも、ほめたい人がいない場所でほめることです。 「陰褒め」(かげぼめ)とも言います。 戦国時代に次のような話があります。 豊臣秀吉がまだ、織田信長の家来だったときです。 木下藤吉郎と呼ばれていた当時、仲間たちと談笑しているとき彼は信長のこと について言いました。 「信長様は、他の大名に比べると先のことを見ておられる。 先見の目をお持ちで、十年二十年も先のことを考えておられる人だ。 能ある鷹は爪を隠す、というがまさに信長様のことだ。 みんな、これはここだけの話だぞ」 と言って、信長のことをこれ以上にないほどほめたのです。 この話が、しだいに周囲に伝わり信長本人の耳にも入りました。 信長は、このことを聞いて以来、藤吉郎に目をかけるようになったと言われて います。 秀吉には、人の心の機微をつかむ能力があったのかもしれません。 人をほめるということは、それだけの価値があります。 人をほめることは、批判や陰口を言うことより何倍も気恥ずかしいことです。 直接本人をほめるより、間接的にほめるほうが言われた人も嬉しくなります。 人に喜んでもらいたい、という願いがあれば、自然に言動もそのようになり、 それが幸せな生き方になっていくと思います。 (by ハートリンクス)
2023年10月01日
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