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【喜ぶ心の育て方】 「心を育てることは難しい」と思っている人は多いのではないでしょうか? しかし、ちょっとしたことに気をつけるだけで、心を育てていくことができ ます。 実は、私たちは日ごろから、自分の心を意識しているわけではなく、感情と いうものの動きに大きく影響を受けているのです。 たとえば仕事をしているとき、やるべきことはある程度順序立ててこなして いきます。 個人で行う場合もあれば、複数人のチームで取り組むこともありますが、やは り自分という個の立場でやっているのです。 そのときに、問題が起きそれが相手のミスであれ、自分のミスであれ、感情は 動きます。正確には、「感情は乱れる」というべきでしょう。 ある会社で仕事をするAさんとBさんがいました。 それぞれ与えられた仕事があり、途中で取引先のほうでトラブルが起きてしま いました。 Aさんは「何でこんなミスをするんだ」とイライラし気分になりました。 いっぽう、Bさんは「このミスは、次のステップにつながるものだから、冷静 に対応策を見つけよう」と思います。 この二人の将来は、それぞれどんな方向に向かうのでしょうか。 もちろん、Bさんのほうが安心して仕事を任せられそうです。 では、AさんはBさんのようになれないかというと、そうではありません。 イライラしやすいAさんでも、Bさんのように冷静に前向きになれるのです。 そこに、心を育てるコツがあるのです。 菜根譚に次のような文章があります。 「幸福は自分から求めようとして、得られるものではない。 楽しむ心、喜ぶ心を育てることを、幸福を招く根本にするほかはない。 つまり、幸福を招く原理原則は、楽しむ心、喜ぶ心を育てることである」 人の内面を観察すると、感情が動く前には、思考をしています。 つまり考えているのです。 どんなふうに考えるのか、考える傾向というものが人には必ずあります。 大きい意味では、性格ともいえます。 この考える傾向を、少しずつ時間をかけながら変化させていけばよいのです。 さて、AさんがBさんのようになるためにはどうすればよいでしょうか。 まず、感情は思考(考え・考え方)の影響を受けやすい、ということを理解す るのです。 さらに、イライラすることが起きたときの対処法の一つに、呼吸を深くゆっく りと行うことをおすすめします。 これは、イライラしていないときでも、少し疲れを感じたときに行うと、自然 に身体が覚えていくようになります。 そうすることで、気持ちに余裕を持てるようになります。 物事をどんなふうに受け止めるかはとても大事です。 どんなことにも喜べる心を育てていきましょう。 (by ハートリンクス)
2023年11月30日
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【自己成長は人生の目的の一つ】 人は生きている限り、成長することができます。 もし、「自分はもうこれ以上、成長したいとは思わない」と考えるなら、それ はとてももったいないことです。 人間の本性として、自分は成長したい、と願う気持ちがあります。 ただ、その気持ちは心の深いところにあるため、なかなか気づけないかもしれ ません。 ふだんは気づかないので、気づくために逆境や困難というのが目の前に現れた りするのです。 イチローが、まだ現役の頃の話です。 シーズン安打数262本の記録を出す前の年、アスレチックという球団の投手 にハドソンという人がいました。 彼はこのハドソン投手から、長い間ヒットを打つことができませんでした。 そんな時期に、ある記者がイチローにインタビューをしました。 「あなたにとって、ハドソンは苦手のピッチャーですか?」 イチローは次のように答えました。 「いえ、そうではありません。彼は、私に打者の可能性を引き出してくれる 素晴らしいピッチャーです。 だから、私も、彼の可能性を引き出せる打者になりたい」 イチローは、目の前の困難は、自分が成長するための大事なチャンスととらえ ました。 このように考える背景には、自信によって裏付けられた謙虚さと、チャンスを くれたことへの感謝の思いがあったと思います。 「謙虚であること」も「感謝すること」も、その人のとらえ方しだいです。 心の表面上だけで取り繕った程度で感じる人もいれば、本心から強く感じる人 もいます。 人生の目的の一つは、自分が成長することです。 成長できるように努力しよう、と自分に言い聞かせているうちに、本当の成長 ができると思います。 (by ハートリンクス)
2023年11月29日
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【希望と睡眠と笑いの力】 『純粋理性批判』という著書で西洋哲学にも影響を及ぼし、日本の西田幾太郎 という著名な哲学者にも影響を与えた、イマヌエル・カントが述べています。 人生の苦労を持ちこたえるには三つのものが役に立つ。 希望と睡眠と笑いである。 カントは生まれつきの「くる病」で、背中にこぶがありその上、喘息でいつも 苦しそうでした。 馬の蹄鉄を仕事としていた父親は、カントの苦痛を少しでも治してあげたい、 と願っていました。 ある日、町に巡回医がくることがわかり、父は息子カントを医師に診てもらい ました。カントを診察した医師が言いました。 「気の毒だなあ、カント君。しかし、気の毒だと思うのは君の体のことだよ。 体はなるほど気の毒だ。それは見ればわかるよ。 けどね、君は、心はどうもないだろう? 心まで苦しいなら別だけど、君の心はどうもないだろう? 苦しい、つらいと言っても、この苦しい、つらいが治るものではないんだ。 君が苦しい、つらいと言えばお父さんだって、お母さんだってやっぱり苦し いし、つらくなるよ。 言えば言うほど、みんながよけいに苦しくなるだろう? 苦しい、つらいというその口で、心の丈夫なことを喜び、感謝するようにし たらいい。 体はともかく、丈夫な心のお蔭で、君は死なずに生きてるじゃないか。 今、生きているのはこの丈夫な心のお蔭なんだから、それを喜びと感謝に変 えてみたらどうかね。そうしてごらん! これが、カント君に与える、私の診断の言葉です。 薬はいりません。お帰り」 家に帰ったカントは、医師から言われた言葉を考えました。 「心はどこも悪くない、丈夫だと言われた。 心の丈夫なことを喜びと感謝に変えろ、と医師は言ったけど僕は、今まで 喜んだことも感謝したことは一度もない。 それを、言えと言うんだから言ってみよう。 心と体のどっちが本当の僕なのか考えてみよう」 カントは、このように病気と心の持ち方の関係を、深く考えました。 「希望」と「睡眠」と「笑い」にはそれぞれの意味があります。 希望は心の中で発した言葉で作られ、睡眠は心で発した言葉を潜在意識に浸透 させ、現実化する力があります。 そして、笑いは、表情の力で心の状態を好転させる力があるのです。 目の前に心が暗くなるような現実があったとしても、明るい言葉を使うことで 感情も表情も変わり、生き方までも変えてしまいます。 しかし、不快な言葉は、人を傷つけ、表情は暗くなりこれも生き方に影響を与 えます。 もちろん、いつもよい明るい言葉を使えるとは限りませんが、不快な言葉より 明るい言葉を少しでも多く発するように心がければ、幸福な人生を送ることが できるのです。 (by ハートリンクス)
2023年11月28日
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【成功は困難と集中力から生まれる】 成功哲学を提唱し、『思考は現実化する』の著者ナポレオン・ヒルが、発明家の エジソンに聞いたことがあります。 「耳が不自由だと、仕事が大変ではないですか?」 エジソンは答えました。 「反対に、耳が不自由なことが大いに助けになった。 自分が何を話しているかもわかっていない人々の、くだらないおしゃべりを 聞かなくてすむし、心の耳で聞くことを教えてくれたから」 さらにもう一つ、ナポレオン・ヒルが聞きました。 「白熱電球を完成できなかったら、どうしていましたか?」 「あなたと話す時間のかわりに、今も研究所で実験をしていたでしょう」 この会話を通して、ナポレオン・ヒルはエジソンのことを穏やかで謙虚な性格 だと感じました。 エジソンが若かった頃、鉄道の車内新聞売りとして働いていました。 時間があるときは、化学薬品を持ち歩いて車内でも実験をしていたのです。 ある日彼は爆発事故を起こし、火が荷物車に燃え広がりました。 怒った車掌はエジソンの両耳を殴りつけ、薬品共々列車から放り出しました。 エジソンは、殴りつけられたことが原因で一生耳が不自由になったのです。 ナポレオン・ヒルは『人生指南』という著書で次のように述べています。 「どんな仕事でも、困難の真の報酬は力だということを忘れてはならない。 食事をしなければ空腹になるように、力を手に入れなければ困難を自由に 操ることができない。 困難は、受け入れる気持ち次第で、呪いにもなれば恩恵にもなる。 助けにもなれば障害にもなる。 困難は必要な教訓を教えると同時に、それなしには得られなかった強さを もたらすことを理解し、微笑みながら立ち向かえば、困難は恩恵になる」 誰でも困難や逆境を失敗したときは、言い訳したくなります。 しかし、本当は困難や逆境と思えるものは、じつは恩恵となり助けとなるもの です。 このことをしっかり理解すれば、成功や幸福を手に入れることも難しいもので はないかもしれません。 (by ハートリンクス)
2023年11月27日
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【どんな出来事にも感謝する生き方】 思わぬ災難やトラブルに巻き込まれたとき、ほとんどの人は気が動転します。 そのようなとき、「これには何かの意味がある」と冷静になって考えることは なかなかできません。 江戸時代に生きた、良寛和尚に思わぬことが起きました。 良寛さんは気さくな人で、村人たちからも好かれて人気者でした。 寺の近くの子どもたちと遊んだり、頼まれごとがあってもお金を受け取らず、 米や味噌などをいただいて、のんびりと暮らしていました。 そんな良寛さんにやきもちを抱く、一人の船頭がいました。 船頭は良寛さんを痛い目にあわせてやろう、とたくらみます。 ある日、良寛さんが川を渡るため、その船頭の船に乗りました。 船頭はチャンス到来とばかりに、川の真ん中付近で船をわざと大きく揺らし、 バランスを崩した良寛さんは、たまらず川に落ちてしまうのでした。 泳げない良寛さんは水が口に入り、溺れそうになりますが、沈む寸前に船頭が 良寛さんを船に引き上げました。 やっとの思いで水を吐き、息も絶え絶えになりながら良寛さんは船頭に言いま した。 「助けてくれてありがとう。あなたは命の恩人、この恩は一生忘れません」 怒られると思い込んでいた船頭はびっくり。悪いことをした自分にお礼を言 うなんて・・・。なぜこんないい人を妬んだりしたのか・・・」 と船頭は悔やみました。 その日の夜、船頭は良寛さんの家に酒を持って訪ね、昼の自分の行動を心から 詫びました。 すると、良寛さんは船頭を笑顔で迎え、酒を酌み交わそうと言ったのです。 その日から、船頭は生まれ変わったような気持ちになり、みんなから喜ばれる 存在になりました。 感謝とは、普通の感情(喜怒哀楽)より次元の高い心のことです。 もちろん、嬉しい事や、いい出来事が起きたときは誰もが感謝をします。 ところが、転んで怪我をしたときや、車をぶつけられたときには、感謝などで きるものではありません。 しかし、その出来事には何かの意味があるかもしれない、という考えができる 人もいるのです。 たぶん良寛さんは、日頃からそのような生き方をしていたのでしょう。 その生き方に徹していたから、どんな出来事にも感謝できたのだと思います。 出来事の良し悪しに関係なく、受け止め方一つで生き方まで変わってくるのが 人生だと思います。 (by ハートリンクス)
2023年11月26日
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【自分にしかできない生き方を見つけよう】 人は、自分に足りないものには敏感です。 なぜか自分にあるものには気づかず、一方で自分に足りないものに対しては、 強く欲しがる傾向があります。 反対に、他人にないものが、自分にあると優越感を感じたりします。 自分に対しても、他人に対しても、ないものや不足しているもの、欠点という マイナス面を先に見て、大きくとらえてしまいがちです。 このように人は、他人や周りとの比較をする意識をなくすことはできません。 そして、比較することで劣等感や優越感を感じるのです。 ところが、真剣に自分を磨こう、高めようといったん決心すると、自分と他人 を比較しようとは思わなくなります。 なぜかというと、自分にしかできない生き方ができるからです。 作詞家に阿久悠さんという人がいました。数々のヒット曲があります。 「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)、「北の宿から」(都はるみ)、「勝手にしやが れ」(沢田研二)、「UFO」(ピンク・レディー)、「雨の慕情」(八代亜紀)、「津軽 海峡冬景色」(石川さゆり)・・・。 彼は、昭和26年の春、中学2年の3学期に病気になりました。 肺結核で医者からは、三つのことを守るように言われました。 1、はしゃがない 2、興奮しない 3、怒らない そのとき、中学生の彼は思ったのです。 「結核になったことにより、知性と体力のバランスを取って生きるということ が困難になったということである。とすると、文章を書くか、絵を描くしか なさそうである」 そして、彼はこれから自分の感性と知性で勝負していくことを覚悟しました。 その後、高校生になると映画館に通い続けました。 このことが、のちの創作活動の大きな源になるのです。 人は、この道でしか生きていけない、と心が決まると嫌が上でも、自分と対峙 するようになります。 自分自身と対峙することで、自分の本当の生き方に気づくことができます。 そのような状態になると、自分と他人を比較することに意味を感じなくなり、 自分がやるべきことに集中できます。 自分にしかできないことに向かって進めば、それが自分らしい生き方になるの だと思います。 (by ハートリンクス)
2023年11月25日
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【どんな人にも驚くべき才能がある】 坪田塾の塾長、坪田信貴さんの言葉に次のようなものがあります。 (坪田さんは、「学年のビリギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に 現役合格した話」という本の著者です) 『才能は誰にでもある。 みんな、その才能をどう見つけたらいいのか、どう伸ばせばいいのか、 わからないだけなのです。 自分にも、我が子や、教え子や、部下や、後輩にも才能はあります』 坪田先生の塾に来た当時の、金髪ギャルのさやかちゃんは、聖徳太子のことを 「せいとくたこ」と読んでいました。 そのさやかちゃんが、1年で偏差値が40も上がりました。 坪田先生の教育法は次のようなものでした。 ポイントは本人の動機付けです。 この動機付けには、「認知」「情動」「欲求」の3つがあります。 まず「認知」ですが、高すぎるハードルも本人の「認知」しだいで超えること ができます。 たとえば、目の前に500ページの本がある。これを20日間で読み終えたい。 そのためには、1日25ページずつ読めば20日で終わりです。 25ページなら自分にもできそうではないか、さっそくやってみよう、と思う ものです。 人は「これなら自分にできそう」、しかも「これはきっと人生の役に立つに違 いない」と思えたら行動に移す、これが「認知」です。 次に「情動」です。 情動というのは、パーンと感情が燃え上がってテンションあがるわ~、となる 状態。テンションが上がらないと続かないものです。 最後に「欲求」。 欲求は「本当に自分がそれをやりたいと思うかどうか」です。 一時的な衝動からくるものではなく、計画的に実行できるようなある程度安定 した心理的エネルギーが欲求です。 さやかちゃんは坪田先生にところに来て、出された課題をこなしていきました。 その過程で、自分はどれができて、どれができないかを「認知」しました。 そして、自分ができるようになると勉強がどんどん面白くなり、それに伴って 成績も上がり、「情動」が刺激され、さらにテンションが上がっていきました。 さらに、さやかちゃんには「慶応に合格したい」「お父さんや先生を見返した い」という強烈な「欲求」があり、動機付けのエネルギーを持続させました。 (さやかちゃんは、お父さんから「お前が受かるわけがない、塾にお金を払う のは、ドブにお金を捨てるもの。やめなさい」と言われていました。 友達からも「さやかはもともとバカだったけど、ついに頭がおかしくなった」 と言われました。先生からは「お前が慶応に受かったら、オレは全裸で逆立 ちして、ここを1周してやる」と言われました。) 幕末の志士を教育した吉田松陰も、違法に外国船に乗り込んだ罪で投獄されま すが、同じ牢屋にいた罪人たちに、文字や和歌を教えて学ぶ喜びを伝え、更生 させたといいます。 教える側の教育力はもちろん重要ですが、誰にでも才能があると信じることが 最も大切なことだと思います。 (by ハートリンクス)
2023年11月24日
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【心が疲れると焦りたくなる】 体の疲れを感じるのは、必要な栄養が不足していますよ、という合図です。 心も同じで疲れや焦りを感じるのは、心の栄養がなくなり、バランスがくずれ かけているという合図です。 こんな話があります。 以前、オーストラリアのメルボルンで、世界中からユーチューバーが集まるイ ベントが開かれました。 司会進行役を務めたのは、総再生回数が3億回を超える超人気ユーチューバー です。 そのイベントに日本の若い禅僧の一人が招待され、禅について短い時間ですが 話しました。 そのあと、その人気ユーチューバーが禅僧に言いました。 『われわれユーチューバーは皆、常に新しいアイデアを出さなくてはなりま せん。でも、クリエイティブな考えがなかなか出てきません。 坐禅で何とかなりませんか?』 ユーチューバーは、動画の視聴者の心が離れないようにいつも、斬新で刺激的 なアイデアを考えています。 次に、懇親会の席で当時、韓国でトップと評されていた女性ユーチューバーが 禅僧のところへ来て泣きながら話しました。 「私はクリエイティブなものが出ないと、追い詰められ悩んでしまいます」 禅僧は提案しました。 『そんなふうに無理にクリエイティブなアイデアをひねり出そうとせず、少し 中断してみませんか?まず深呼吸をして、心を落ち着かせてみましょう。 それを繰り返すうちに、すぐに目の前にあるようなことに「これ面白いんじ ゃない?」と気づけるはずですよ』 心が疲れてくると、負のスパイラルに陥りやすくなります。 そんなときほど、心は休息を求めているのです。 ところが、私たちにはその疲れや焦りを我慢するという、意志の力を持って います。 しかし、何とかしなければという気持ちが強くなると、休息をとる時間さえ無 駄に感じます。これが、焦りの正体です。 何かの目的のためには、意志の力で体や心の疲労を乗り超えなければならない、 とつい思ってしまうのです。 ただ、無理に無理を重ねることは生きる力を妨げることにもなります。 休息は、生きるための力を補充するには不可欠で、最優先すべきもの。 この考えを大切にしましょう。 (by ハートリンクス)
2023年11月23日
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【なりたい自分になる秘訣】 夢のある人が、その夢を実現させたときに周囲から、「あの人は自己実現した 人」として評価されます。 もちろん、自己実現をすることは容易ではありません。 自己実現している人にはある特徴があると言われています。 アブラハム・マズローという心理学者によりますと、自己実現をしている人は 自分以外の問題に強い関心をもち、その問題に集中して取り組むと言います。 どういうことかといいますと、何かのトラブルが起きたら、その問題を中心に した考えと行動をするということです。 人によっては、トラブルが起きたら自分に責任があるかないか、などと考えて しまい自分を責めたりすることもあります。 ところが、問題を中心に考える人は、トラブル自体に意識を向け、どうすれば その問題を解決できるかに力を注ぐのです。 そして、問題を乗り越えたときの経験が自信となり、自分のやりたいことも 実現できるようになっていきます。 その例として、セブンイレブンにまつわる話をしたいと思います。 1960年の後半、イトーヨーカ堂がある地区に新しい店を開店する計画があり ました。 ところが、その地域の商店街から、お客がとられるという警戒心が高まり、 説明会を開いても同意を得ることがなかなかできません。 当時、鈴木敏文さんはその問題に直面していました。 ヨーカ堂と商店街の人たちの問題を解決する方法はないかと考えました。 その頃、アメリカでの研修に参加した鈴木さんは、コンビニエンスというもの をはじめて目にしたのです。 それは、スーパーマーケットよりは規模が小さい店舗ですが、食品雑貨などの 商品は揃っています。 この形態なら、地元の商店街の同意を得られるのではないかと考え、検証を 行い計画を何度も練り直しました。 社内では反対意見もありましたが、計画の必要性を強く訴えた結果、日本初 のコンビニエンスが生まれました。 仕事において自己実現できる人は、人生においても自己実現できる人です。 自分の夢があるとしたら、まず実現のためにはどう考え行動するかが必要なの です。 (by ハートリンクス)
2023年11月22日
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【経験を無駄にしない生き方】 「今まで生きてきた経験をもとに、今日一日を生きる」こと。 これができるようになると、無駄に一日を生きることはなくなります。 ある人の言葉に、「生きることと暮らすことは違う」というのがあります。 これはたんに、暮らしているということがよい悪いということではなく、日々 の暮らしの中に生きていることのありがたさを知るための、戒めの言葉です。 できれば、日々の暮らしに流されるような過ごし方ではなく、しっかりと根を 張った生活をしながら、毎日の暮らしの中に生きる喜びを感じることができる 生き方が理想ともいえるでしょう。 つまり、失敗も苦労もその人にとっては、かけがえのない経験であり財産でも あるのです。 そうなると、失敗も苦労も自分が落ち込む原因にはならないのです。 失敗と苦労が、新しい自分になるために必要なものだったと理解できれば、 自分を大事にすることができます。 もう一つは、経験したことをプラス思考でとらえる習慣があれば、どんな経験 も財産にすることができます。 “プラス思考”という言葉ですが、これも人によっては「たんなる気休めにし かすぎないのではないか」と思う方がいるかもしれません。 また、「そうか、プラス思考で考えてみよう」と思う人もいるでしょう。 ただどちらがよいか、よくないかという問題で考えると、少し窮屈になってし しまいます。 もし、プラス思考に多少なりとも抵抗感を感じるようなら、「心地よくなるよ うに、自分の経験を振り返ってみよう」と思えばいいのです。 自分の生き方を肯定できれば、成功の経験も失敗の経験も尊いものとして大切 にできるようになります。 (by ハートリンクス)
2023年11月21日
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【幸せを感じやすい体質になろう】 ある有名な心理学者の講演会が行われました。 講演会が終わると、参加者の一人がその心理学者のところに来て言いました。 「先生の話を何回も聞くようになってから、いいことばかりが起きるようにな りました。ありがとうございます」 言われた先生は、「どうもありがとう」と返答しましたが、次のようにつけ加 えました。 『私の考え方は、そうではりません。 世の中には「プラス」も「マイナス」もありません。 「ピンチ」や「悲劇」「つらい」出来事が起こらない一方で、「嬉しい」 「楽しい」出来事も起こらないのです。 良いことばかり起きるようになったわけではありません。 どんなことが起きても、楽しく感じるようになった。怒鳴るようなことが なくなり、どんなことが起きても動じなくなった。 ととらえるのが大事なのです。 そのためには何でも、どんなことでもいいから、毎日一つ以上、嬉しかった こと、楽しかったこと、幸せに感じたことを書き出して下さい。 無理やりでもいいから、お弁当の唐揚げがおいしかった、赤信号にひっかか らずに会社に着いた、など何でもいいのですよ これを毎日続けることで、喜びを感じやすい体質に変わっていくのですよ』。 人は、小さなことにも幸せだなあ、と感じることもあれば反対に小さなことに も不幸だなあ、と感じることができます。 つまり、人間の感じ方というのは、人によってまったく変わるものなのです。 どんな感じ方をするのか、それは本人の自由意思であるところに生きることの 面白さがります。 感情のおもむくままに受け止めることもできれば、よくない感情には冷静に受 け止めて抑制することもできるのが人です。 ささいなことにも、喜びを感じる体質、心の持ち主になりましょう。 (by ハートリンクス)
2023年11月20日
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【生きづらいときは深刻に考えない】 仕事が好きな人は、つらさをあまり感じないと思います。 もちろん、仕事にトラブルが起きればそれなりに大変ですが、問題を克服する ことにやりがいを感じることもあります。 つまり、仕事はイヤイヤするより、目的意識を決めて取り組めば、つらさや義 務感も生まれにくいのです。 それでも、好きな仕事なのに人間関係が悪いために仕事がつらいと思うことが あるかもしれません。 このように仕事と人生は密接につながっているものです。 仕事が好きだから、つい無理をしてしまう。 仕事が好きだから、人間関係に問題があっても我慢して仕事を続けてしまう。 しかし、これでは心も体も傷ついて、生きづらさだけが残るという最悪の状態 になってしまいます。 人生も仕事も、つらさを感じたとき、まず力を抜くことが大事です。 力を抜くとは、深刻に考えないことです。 かといって、いい加減にどうでもいいと考えることではありません。 生きづらさを感じているときは、そこから離れることが大事です。 つまり、離れることが深刻に考えないでおく、ことになります。 ただし、これはあくまでも応急処置であって、根本的な問題が解決するわけで はありません。 たとえば、何かの事故や病気により救急車で運ばれたとします。 その際、救急車の中では救急隊員の方が応急処置で命の危険を最小限にしてく れます。病院に着けば救急外来でさらに処置をします。 それから、しっかりとした治療を行います。 深刻に考えないというのは、救急外来で処置を受けるのと同じ状態にすること です。 そして、落ち着いたらしっかりと休養し、元気を取り戻せばよいのです。 休養し元気を取り戻すために必要な考え方があります。 それは、日々の生活を60点主義で考えることです。 精神科医の斎藤茂太さんは、80点主義で人生は快調・快適になるという考え でした。 しかし、生きづらさを感じたときはまず、60点主義でよいのです。 つまり、60点というのは、不合格ではないが合格点の最低ラインです。 つらいときは、とりあえずこれで自分に合格点をつけてしまうのです。 そして、徐々に点数を上げていけばいいのです。 生きづらさを感じたら、まず今いる場所から離れてみましょう。 誰かに迷惑をかけたくない、とかは考える必要はありません。 迷惑をかけても、あとでお返しすればいいのです。 大切なのは、自分の命です。 誰かに相談するのも大事です。話せば心がラクになります。 これも応急処置ですが、そこからまた元気になればいい、と考えましょう。 疲れたら休む、これが自分を大事にすることになり、自分らしい生き方をする ことにもなるのです。 (by ハートリンクス)
2023年11月19日
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【心の整理整頓の秘訣】 部屋の片づけをするときは、どこから手をつけようかと、大体の手順を考える ものです。 心の片づけも同じように、心の中のどの部分から整理していくか、その順序や 方法がわかっていると、片づけること自体が大変意味のあるものになります。 それが、心の健康を維持するのに役立つのです。 メンタルオーガナイザーの渡辺奈都子によると、心を片づけて整えるためには 自分の心の中を、しっかりと見つめることが不可欠だそうです。 また、自分の心の中を見つめて現状を把握するには「内省力」が必要で、それ は具体的には、自分のよいところを理解し、自分の弱いところを理解しておく のが大切だと言います。 心を整理し整頓するときには、自分を否定する気持ちはかえって逆効果となり ます。 「自己受容」し自分を肯定する気持ちが必要です。 とくに、弱いところに目を向けるのは、あまり楽しくないと感じるかもしれま せん。 しかし、弱いと思っているところも、強さになる可能性は大いにあるのです。 たとえば、自分の意見を主張できない、相手の言うままになりがちだという人 は、相手の気持ちに敏感である人ともいえます。 これは、相手の意見を尊重できる人でもあるのです。 相手を尊重するが、では自分の意見はどうなのか、と考えればいいのです。 そこから、自分の良いところにつながっていきます。 自分の心を整理し、片づけることが上手い人は、自己受容も高い人です。 さらに自己受容をしっかりできることが、人を理解する心の柔らかさや寛容さ を身につけることになると思います。 (by ハートリンクス)
2023年11月18日
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【スランプになるのは、集中力が足りないとき】 スランプとは、とくにスポーツの分野ではプロ・アマチュアに関係なく使われ ている言葉で、その他の分野でもよく耳にします。 一時的に不調である状態にあること、それがスランプです。 つまり、リズムが崩れている状態です。 人には、身体と感情と知性の、三つの面でのバイオリズムがあり、それぞれの 波の周期は異なっています。 ですから、どんな人でもいつもベストコンデションな状態だ、というのはまず ありません。 しかし、いつかは、スランプから抜け出す時期がやってきます。 スランプの時期には、視野が狭くなっているのが特徴です。 そのため、自分に対する自信が持てないのです。 その状態から抜け出す方法はまず、自分にとってどんなことに心が動くのか、 を見つけることです。 心が動くのは、自分が求めているもの、自分に不足しているものが見え始めた からです。 それが分かると、そのスランプから抜け出すことができます。 さらに、自分が一つ成長しているのです。 野球の選手だったら、一個のボールだけに集中できていれば、スランプにはな ならないと言われています。 ところが、別に気になることがあって、一個のボールに集中できなくなったと きに、その人はスランプに陥るのです。 もちろん、体のどこかを痛めたり筋力が落ちたりすることも原因ですが、根本 的にボールに集中できない、何かの理由があるのです。 人生全般において、誰もがスランプに陥ることがあります。 そんなときは、「スランプというのは、自分の成長に必要なものなんだ」と考え えましょう。それだけで気持ちがラクになり、心が落ち着きます。 (by ハートリンクス)
2023年11月17日
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【明るい性格になる方法】 「自分はどちらかというと、消極的なところがあるから、もっと明るい性格 になりたい」と思っている人がいるかもしれません。 ならば、何事も積極的にポジティブに考えるようにすればいい、と思いがち です。 精神科医の和田秀樹さんが次のように言いました。 『人生がうまくいく明るい人というのは、決してポジティブ思考とかプラス 思考ということではありません。 「今よりよくなりたい」と思っているということです。』 つまり、積極的にポジティブに考えさえれば、性格が明るくなるものでもない、 ということです。 今よりよくなりたい、という思い「向上心」が一番大事なのです。 ただ、向上心を持つことは大事ですが、中にはただ漠然と向上心を持て、と言 われても、自分にはできないと考えてしまう人もいます。 そんな人のために、是非考えてもらいたいことがあります。 それは、自分が前からやりたいと思っていたこと、あるいは何かの資格を取得 したい、または、仕事のスキルを磨きたい、などを見つけて目標化して行動を スタートさせることです。 そこには、必ずちょっとした失敗や障壁が現れるかもしれません。 しかし、失敗したり困難なことを経験してはじめて、向上心を深めることがで きるのです。 失敗すると、心に痛手を負います。 痛みを感じたとき、次の行動を起こそうとする際に、同じ痛みを味わいたくな いと思い行動するのが恐くなることもあります。 しかし、モノは考えようで恐さを予想するより、失敗を通して明るい自分にな れることを予想することもできます。 これを何度か繰り返すうちに、「私は成長しているな」と実感できるようになり ます。そして、そのときすでに自然に明るくなっているのです。 なぜなら、自己成長するのはとても楽しいことだからです。 楽しいことをやっていれば、自然に明るい性格になっていきます。 人生を楽しむとは、楽しいことをするということです。 生きることが楽しければ、放っておいても明るい人になれるのです。 (by ハートリンクス)
2023年11月16日
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【執着心を手放すと望みが叶う】 自分の夢を持ち、そのために目標を立てて努力していくのは、素晴らしいこと です。 しかし、「夢を実現しなければならない」ということにこだわり過ぎて、本来の 実力が出せないことがあります。 こだわり過ぎるとは、心が硬くなっている状態です。 肩の力を抜くなどリラックスする心が必要です。 こんな話があります。 Aさんが仕事を終えると、取引先から食事に招待されました。 すると、近くにおしゃれなバーがあるのでどうですか? と誘われました。 そのバーには、女性のバーテンダーがいて、全国レベルの大会でも金賞をとる ような技術を持っているという評判です。 実際カウンターで眺めていると、さすがに所作や会話は一流で、Aさんはその バーテンダーと少し話しました。 すると、彼女はこう嘆いたそうです。 「金賞はいただけるのですが、グランプリがなかなかとれません。 じつは、二日後に大会があり心が落ち着きません」と語りました。 すると、Aさんはコースターに、ある和歌を書いて贈呈しました。 書いたのは次のようなものです。 「手をうてば鯉(こい)は餌(え)と聞き、鳥は逃げ、女中は茶と聞く、 猿沢池(さるさわのいけ)」 これはAさんが、あるお寺の古歌の一つとして教わったものでした。 Aさんは、彼女に次のような話をしました。 『猿沢の池の畔(ほとり)でポンポンと手をうつ、これを聞いて、いつも餌 の事ばかり考えている鯉は慌てて池畔(ちはん)に集まり、鳥は鉄砲と聞き 間違えて逃げて行く。 旅籠(はたご)の女中さんは、お客が呼べばすぐ茶を持って行かねばならな いから、ポンポンと耳にすると茶を持って走る。 しかし真実はただ畔(ほとり)で手をうっただけなのだ。 つまり賞をとれなかったらどうしよう、もしも落ちたら恥をかくし、帰って きたときに、どんな言い訳をしようなどと考えるから、萎縮して実力を出せ ないだけなのです。 だから、この歌をしっかりと胸に刻んで臨んでください。 これとこれを調合したら、このカクテルが出来るという事にとどまらず、お 客さんが寂しそうなら楽しくなるように、悲しそうなら嬉しくなるようなバ ーテンダーになって下さい』 二日後に、彼女からAさんに連絡がありました。 見事グランプリ賞を授かったということでした。 評価は、「シェーカーを振っている姿が素晴らしい」との内容だったそうです。 彼女は、グランプリをとらなければならない、という自分の夢に固執し本来の バーテンダーとしての心を失っていたのです。 執着の心を手放したとき、欲しいものを得ることができます。 どんなことにも、こだわり過ぎないのが大事です。 (by ハートリンクス)
2023年11月15日
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【相手に伝える言葉を大切にしよう】 目の前にいる人と会話するとき、相手に失礼にならないような言い方をするの は大切なマナーの一つです。 最近は、スマホで会話することが当たり前になり、家族や友人や仕事仲間とも フランクな言葉使いで人間関係を築いています。 反面、顔が見えないからなのか一方的に中傷したり、批判したり強迫するよう な事例をたくさん目にします。 人は、昔も今も言葉を通してお互いを理解しあいます。 「言葉は諸刃の剣」という格言がありますが、言葉一つで相手を傷つけること もあれば、逆に自分が傷つくこともあります。 そのことがわかっている人は、人とのコミュニケーションをとるときにも言葉 を選び大切にできるようです。 100歳を超えて精神科医として活躍した高橋幸枝さんは左利きでした。 3~4歳で、お箸を持ち始めるころになると、家族以外の人が集まるところでは 「左利きなのね」と声をかけられたそうです。 そのことが、幼少の子どもながらよけいな気づかいをする性格になりました。 誰かが気づくと周りの人も、 「さちえちゃんって左利きなんだ、ワァー!」と言います。 それから、悔しく恥ずかしい思いをしたくないと、箸とペンは訓練して右手で 持てるようになりました。 30代になると、社交辞令を言われるようになり、「左利きなのですね」と言わ れ「左利きの方は器用でいらっしゃるそうですね」などの、お世辞をつけられ るようになりました。 すると、相手の言葉に「空疎」な一面に敏感に気づけるようになり、そのよう な声をかけてくれる人に「他意はない」と気づきました。 それから、左利きの劣等感はなくなり、それまでの社交辞令も笑顔で流せるよ うになったそうです。 一般的に、相手の言葉の受け止め方が敏感な人ほど、心がきれいで優しい傾向 があります。 しかし、そんなときにうまく聞き流すことができれば、心が乱れることもない のです。 言葉を大切にするとは、相手の何気ない言葉に敏感に反応するのではなく、さ らりと受け流す余裕を持つことでもあると言えます。 その上で、相手を傷つけるような言葉は選ばないし、使わないのです。 良識と道徳、知性のある人は自分がされてイヤだと思うことは、絶対に他人に はしません。 また、自分が言われて傷つくような言葉も、絶対に他人に言わないものです。 言葉を大切にして、自分や他人を大切にできる人になりましょう。 (by ハートリンクス)
2023年11月14日
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【不満やイライラを捨てる方法】 不満やイライラを感じるとき、その原因にはいろいろなものがあります。 まず、自分は悪くないのに相手、もしくは人以外の物理的なことが原因です。 たとえば、職場の上司が自分がミスをしたのに、こちらに八つ当たりしてきた ときがそうです。 また、通勤で電車に乗っていたら、電車が故障して動かなくなったときなども そうです。 もう一つは、自分自身の考えや行動が原因になって、不満やイライラを感じる ことがあります。 たとえば、次の日に大事な商談があるのに、同僚から誘われてお酒を飲みに行 き、翌朝寝坊してしまい約束の時間に遅刻して、商談がダメになったとき。 これは明らかに自分のミスで、イライラの原因になります。 これらをストレスのまま放置しておくと、ますます心身の健康を害します。 古いことわざに、 「コップの中の古い水を捨てなければ、新しいきれいな水を注ぐことはできな い」というのがあります。 古い水とは、不満やイライラのことです。 つまり、古い水である不満やイライラを捨てない限りは、新たな意欲や考えは 生まれない、ということです。 では、不満やイライラを捨てるにはどんな方法があるのでしょうか? ここに気づくのが、人生の面白いところです。 片づけコンサルタント近藤麻理恵さんによると、モノの片づけでは「ときめ く」ものだけを残して、一気に、短期に、片づけると気持ちがスッキリするそ うです。 心理学にカタルシス効果というのがあります。 これは、人間には傷ついた心を浄化する機能をもっていることを活用して負の 感情を発散させ、心の苦しみを軽くする効果をもたらす、というものです。 この、カタルシスが生まれる行動を、「代償行為」とよびます。 数年前に、ドラマ「半沢直樹」が高い人気を得ました。 これは、一般庶民が言うに言えない心の中のストレスを、半沢直樹がみんなの 代わりに晴らしてくれ、視聴者の多くがカタルシスを感じて勇気づけられたの でした。 このようなドラマを見るだけではなく、自分でできる片づけを行うことが、今 ある「古い水」を捨てながら、「新しい水」を注いでいくことになります。 人の心には、このように自分で自分を癒す力があるのです。 (by ハートリンクス)
2023年11月13日
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【気分転換の秘訣】 とくにこれといった理由がないのに、憂うつな気分になるときがあります。 集中しなければならない仕事があるのに、なぜか気が散ってしまったり、ある いは、気楽にやればいいときにかぎって、なぜか緊張するのです。 そのようなときは、理由がないのにと思っても、その原因に自分が気づいてい ないだけかもしれません。 菜根譚という書物に次のような言葉があります。 『気分が散漫になるときは、しっかりと目を覚ますこと。 緊張し過ぎているときは、何とかなる、と思うこと。』 <しっかりと目を覚ます>とは、そのときの感情に流されるのではなく冷静な 気持ちになる、ということです。 つまり、これが気分転換にとって大切なことです。 この気分転換も違う言い方では、「不快な感情から離れてみる」というように とらえることもできます。 不快な気持ちから離れるには、楽しいことをイメージしたり、心地よいことを 考えるのがよい方法です。 たとえば、その日のお昼や夜には、好きなものを食べよう!とあえて、前向き になれることを考えるだけでも効果はあります。 少なくとも、それまでの気分から離れることはできるでしょう。 かりに根本的な問題解決にはならなくとも、何度か繰り返していけば、不快な 気分を感じる時間を減らすことはできます。 この習慣が身に着くと、感情を手放すことも難しく感じなくなり、自分の気持 ちに冷静になれるのです。 自分に冷静になれば、心に余裕が生まれて楽観的に考えるようになれます。 不思議ですが、冷静になると心に余裕も生まれるようになります。 (by ハートリンクス)
2023年11月12日
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【悩みがあっても、大きな問題とは思わないでおこう】 人の生き方はそれぞれで、「悩みはいくつあかるけど、それなりに幸せだ」と 思っている人は結構いるようです。 人の幸せに基準がないように、幸せな暮らしにも基準はありません。 なぜなら、幸せは感じるものでもあるからです。 また、人によって幸せの条件がそれぞれ違うからです。 たとえば、お金はないよりあったほうがいいに決まっています。 しかし、あり余るぐらいのお金があっても、健康でなければ幸せとは思えず、 健康であっても、貧しければ幸せとは思えない人もいます。 それでも、健康ではないにしても、そこそこ人生は楽しいと感じ、貧しくても それなりに幸せを感じている人もたくさんいます。 それなりにとは、身の丈に合っているということです。 大切にしたいのは、今の暮らしに70パーセントの満足しかなくても、目の前 の悩みを大きな問題と考えないことです。 さらに、それなりにとは、現実を受け止めるということ。 今の私には、こんな悩みがあるから不幸なのだ、と悩みを問題視するとよけい にその悩みから離れづらくなります。 「悩み」の世界に生きていても「幸せ」を見つける心があれば、幸せを感じる ことはできます。 また、身の丈に合った自分の暮らしでも、不足を思わないように過ごしていく と、思わぬ小さな恵みにもありがたさを感じることはできます。 ありがたいな、と思うと満足感を覚えることができるのです。 もう一つ、自分の力では解決できない悩みがあったとしましょう。 そんなときは、「それなりに、つき合って生きて行こう」という気持ちで日々 過ごしていくと、そのような生活でも愛おしく感じられるようになります。 幸せは感じるものであるように、悩み自体も感じ方一つで大きく変わってくる もののようです。 (by ハートリンクス)
2023年11月11日
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【あきらめの早い人は、できない理由をすぐに見つける】 何かをやろうとしたとき、問題や障壁に直面すると「やっぱり無理か」とあき らめたくなります。 発明家や、冒険家にはこのようなタイプの人は向かないでしょう。 一般的に、自分ができない理由は見つけやすいと言われています。 なぜかというと、できないことを前提に考えるために、いくつでも原因が見つ かるのです。 反対に、できる方法を見つけるのは難しいと言われています。 なぜかといいますと、できるという裏付けなり根拠を探さなければならないか らです。 最近よく耳にする言葉に、「エビデンス」というのがあります。 裏付けや根拠となるものが、このエビデンスです。 見つけたり、探したりするには時間がかかり、それなりに考えることも必要な 条件となります。 見つけて、探すのが考えることなら、当然そのためには心にエネルギーがなけ ればなりません。 ただし、「どうすればできるのか」と考えるためには莫大なエネルギーが必要 ですが、できる方法を探し出し発明したときには、とても大きな幸せを感じる ことができるのです。 電話機やレントゲン写真などをはじめ、蒸気機関車や、自動車飛行機パソコン も、すべてできない理由の中から、答えを出そうとした人たちのあきらめない 心の力で、この世に生み出されました。 長い人生では、いろんなことに挑戦するチャンスが訪れます。 そのようなときは、できない理由をすぐに見つけても、「どうすればできるか」 を考えてみましょう。 たしかに、できない理由が簡単に見つかっても、できる方法を探し出すことは 難しいかもしれません。 しかし、その生き方が断然、人生を楽しいものにするのです。 (by ハートリンクス)
2023年11月10日
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【楽しく生きる秘訣】 今の時代は、「価値観が多様化している」とよくいわれます。 多様化しているから、個性的な考えを持った人も多くなりました。 そして、多様化の波に乗り、自分のやりたいことを見つけようとする人も増え ていると思います。 老子の言葉に、次のようなものがあります。 世の中の価値観にとらわれないで、 俗にいう成功することに固執せず、 あなたの好きなことを追求しよう。 そのほうが、楽しく生きていけますよ。 今の社会は、「仕事に就けば生きていける」という仕組みがすでにあります。 ただ、仕事に就いても複雑な人間関係のせいで、ストレスを抱える人も多いの ではないでしょうか。 多様な価値観というと、ワクワクしそうな気もします。 ただ、それだけ選択肢が多いということでもあるのです。 つまり、たくさんある価値観の中から、自分が納得できるものを選ばなければ ならないということです。 たんに、表層の感覚的な基準や見た目のよさで選ぶのは考えものです。 そんな人たちに向って老子は言うのです。 「俗にいう、『成功』や見かけだけのカッコよさを求めず、 あなたの好きなことを仕事として求めていくほうが、 ゼッタイ楽しい人生を送れるのですよ」と。 好きなこととは、ぶさいくでもカッコ悪くても関係ないということです。 見た目よりも、好きであることに真の自分の価値があるのです。 多様化社会ですから、自分の好きな仕事は必ずあるはずです。 その中から、「自分だけの価値観」を追求していけば、必ず見つかるでしょう。 (by ハートリンクス)
2023年11月09日
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【欲とうまくつき合う生き方】 人が生きていくとき、私欲にとらわれると結果的に、欲に振り回されるように なります。 しかし、人間は「欲」をなくすことはできない生きものです。 仏教の教えに、「少欲知足」という言葉があります。 欲を少なくして、足るを知りなさいという意味ですが、理屈では理解できても いざとなると言葉通りに実行するのは難しいものです。 また、日頃から欲を溜め過ぎると、欲にこだわるようになるのは確かです。 つまり、欲から離れていると、欲へのこだわりも少なくできます。 「少欲」という言葉の意味を考えると、たくさんある欲の数を少なくする、と とらえることもできます。 たとえば、生物学的な欲は別として、名誉欲、金銭欲、など人として表面的な 欲を強く持たないことです。 もう一つは、生物学的な欲を含め、一つの欲を満足させようとせず、ほどほど のところ(食欲で言えば、『腹八分』)で抑えればよい、というとらえ方です。 すべての欲も、ほどほどでよいと思えば、悩みも少なくなる、ということにな ります。 このほどほどに、というのが足るを知る、という「知足」に当たります。 誰の言葉か思い出せませんが、次のような一文があります。 『欲』をなくすことはできない。 しかし、『欲』から離れることで、 『欲』を少なくすることはできる。 『欲』にとらわれるから、まわりが見えなくなる。 『欲』にとらわれないためには、「欲」をためすぎてはいけない。 欲深く生きるより、ほどほどの欲で満足することが、欲とうまくつきあう秘訣 ではないかと思います。 (by ハートリンクス)
2023年11月08日
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【心配性は悪くない】 ある精神科医が心配性になる理由がいくつかある、と述べています。 1、「やるべきこと」を怠ったとき。 外出したあとふと「鍵をかけたかな?」「ガスの元栓しめたかな?」など。 2、「悪い結果」ばかり想像してしまうとき。 仕事で出張するとき、「電車に乗り遅れたら大変だ」などと、「悪いことが起 きたらどうしよう」と考えてしまう。 3、「新しいこと」に直面するとき。 初対面の人に会うとき、「どんな人だろうか」と心配になる。 根拠のない恐怖感を持ってしまう。 4、「目的」を見失ってしまったとき。 仕事でミスをしたときなど、予測できる悪いことしか頭に浮かばなくなる。 ミスをして何のために仕事をしているか、という行動の目的を見失う。 5、「過去」の失敗が頭から離れないとき。 失敗の経験が、脳へのインパクトが強烈であるため、忘れられない。 そのため同じような場面に遭遇すると、よりいっそう心配になる。 心配性がよくない、と言われるのは、「心配するだけでは問題は解決しない」 というのが理由の一つです。 ただ、心配するにも適度さがあれば話は違ってきます。 自分を見失うような心配の仕方では前に進めるはずがありません。 では、適度に心配するとはどんなことでしょうか? それは「心配することで、最悪の事態を防ぐことができる」と考え、心配の メリットを見つければよいのです。 たとえば、外出のあと鍵を閉めたかどうか気になるなら、次からは鍵を閉めて すぐに、ドアを指さして「鍵の施錠完了!」と声を出すのです。 この工夫があれば、心配することが無駄にはなりません。 悪い結果ばかり想像するなら、よい結果をたくさん想像すればよいのです。 新しいことに直面するとき、失敗しても次に活かせばいい、と思うのです。 目的を失ったら、新しい目的を見つけることは楽しい、と考えるのです。 過去の失敗が気になるなら、その失敗から何を学べばよいか、と思うのです。 つまり、心配することから生まれるマイナスエネルギーを、プラスエネルギー に変えていけばいいのではないか、と考えればよいのです。 人の考えや思考には、エネルギーがあります。 やる気がある、意欲があるなどはプラスエネルギーです。 マイナスエネルギーも、プラスエネルギーで吸収していけば、バランスがとれ ます。 適度な心配の仕方を、自分の性格に応じて見つけてみましょう。 生きることに興味が湧いてきます。 (by ハートリンクス)
2023年11月07日
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【人と人との関係は化学反応に似ている】 あの人とは「そり」が合わない。よく聞く言葉です。 「そり」という言葉は、日本刀が反っている、この「そり」のことです。 ゆるやかにカーブしています。 この反った日本刀を、鞘(さや)におさめるときに、日本刀本体と鞘のカーブ が合わなければ、刀はおさまりません。 無理やり入れると、今度は抜けなくなってしまいます。 また、あの人とは「ウマ」が合わない。これも、よく聞く言葉です。 「ウマ」とは馬。 馬はとても繊細な神経をもっていて、背中に乗る人の性格を本能的に感じ取り ます。 相性が合わないと、背中を振ってその人を乗せようとしません。 反対に相性が合う人なら、素直に従います。 それどころか、乗っている人のために力いっぱい走ろうと頑張るのです。 あの人とは「そり」が合う。あの人とは「ウマ」が合う。 このようによい関係をつくるには、鞘のカーブを調整する、または馬の目を見 て優しく首筋をなでてやる、といった何らかの工夫が必要です。 しかし、相性が合わない人に自分を無理に合わせる必要はありません。 人と人との相性を英語では「ケミストリー」と言います。 日本語に訳すると、「化学反応」。 つまり、人間関係は、化学反応だとも言えるのです。 水のように、水素と酸素とのよい化学反応もあれば、別の物質同士では毒を生 むこともあります。 相性が合わない人でも、いつか何かのきっかけで、ソリが合うようになるかも しれません。 それはそれで、「相性が合う時期になったのだ」と考えればよいのです。 コミュニケーションをとらなければ、と意気込むより自然の流れに任せていく ほうがかえって、よい結果になることもあります。 (by ハートリンクス)
2023年11月06日
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【「ありがとう」と言い合える関係を作ろう】 海外や日本国内でも最近、大手企業が倒産したり統合されることが多くなって きました。 日本を代表する航空会社、日本航空は一度倒産しましたがその後、経営が再建 されました。 そもそも経営不振になった最大の原因は、社内の各部署間における協力関係の 不足によるものでした。 つまり、協調の精神と信頼関係が不足していたからです。 そこで、社員同士の意志の疎通をよくするために、ディスカッションの形式で 研修会を行いました。 その研修会では、ディスカッションを行いながら、「サンクスカード」という ものを使いました。 この業界では「定時到着率」の高さが重要なことですが、その目標を達成する ために、社員は自分の業務以外の仕事でも協力しなければなりません。 手伝うべき仕事が終わって、自分の業務に戻りますがこのときに使ったのが 「サンクスカード」でした。 これは、「手伝ってもらって、ありがとうございました」といった内容の言葉 を名刺と同じくらいのカードに書いて、社員同士で交換するというものです。 この方法でスタートした当初は、いろんな意見があったそうですが、やり続け ていくうちに、感謝し合い褒めあっていくことで、社内の雰囲気が一変したそ うです。 その結果、経営は持ち直しこれまでとは違う、活気ある企業に変わることがで きました。 大企業であっても、各部署は一人一人の集まりです。 それが組織としてまとまるには、潤滑油のような役割をする何かが必要です。 当然のことですが、人間関係ではコミュニケーションが潤滑油になります。 そのためにも、小さなことから「ありがとう」という気持ちを込めて相手に 接していくのが大事なことだと思います。 (by ハートリンクス)
2023年11月05日
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【幸運を引き寄せる秘訣】 私たちは「幸福」という言葉より、「幸運」という言葉のほうをどういうわけか 身近に感じます。 それは、なぜでしょうか? 一般的に「幸福」になるためには、一生懸命頑張り、困難を乗りこえていく、 などの努力によって、勝ち取らなければならないと思っています。 しかし、「幸運」というと、「運」という文字から受けるイメージが湧いてきて 向こうから運ばれてくるものだと思いがちです。 ですから、人は、占いや手相や、姓名判断、星占いなどのように、自分の努力 を必要としないものについ、興味を持ってしまうのです。 しかし、一流の人はそのようには考えません。 いかなる境遇であろうとも、どんな環境にあっても、「私は幸運な人間だ」と 最初から信じているのです。 代表的なのは、松下幸之助さん。 病弱、貧乏、学歴なし、という不幸・三大条件を持っていながら、 幸福人として生き、さらに世の中に貢献しました。 病弱だったから健康に留意するようになった。 貧乏だったから、お金のありがたさを知ることができた。 学歴がなかったから、自分より才能がある人の力を借りることができた。 有名な話ですが、松下さんが社員採用時に、「自分はツイている」「自分は幸運 な人間だと」思わない人は、社員として採用しませんでした。 まず、「私は、幸運な人間だ」と思ってみましょう。 人生は心の持ち方しだいです。 そして、人生は自分のものです。 どんなときも、「私は、幸運な人間だ」「私はツイている」と自分に言い聞かせ ていけば、現実にそのようになっていくものです。 (by ハートリンクス)
2023年11月04日
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【介護でも相手を肯定してみよう】 認知症の母親を介護する娘さんに、次のようなエピソードがあります。 母親が、「今、何時?」と聞くと、娘さんは「午前11時」と答えました。 ところが、お母さんは、10分前に聞いたことはすでに忘れています。 すると、「今、何時?」の質問が10分おきに繰り返されるそうです。 何回かは娘さんも我慢して答えていましたが、これが何十回も続くとさすがに 疲れてしまいました。 娘さんのストレスは高まるばかりです。 こんなとき、どうすればいいのだろうと悩んでいたある日、介護の専門家の方 からアドバイスがありました。 それは次のようなものでした。 何度も「今、何時?」と聞かれたら、 「さっき、11時って言ったよ。何度も同じこと聞かないで」 という言い方をしないでください。 そんなときは、 「お母さん、時間聞いてくれてありがとう。 私も今、何時かなって思っていたところよ。今、11時だね」 と言ってください、というアドバイスでした。 人は誰でも自分の思いや考えを否定されたら、よけいに素直にはなれないもの です。 特に、認知症では否定され、命令されることが、逆に心を閉ざしてしまうこと になるというのが、専門家の考え方です。 その後、この接し方に変えたところ、お母さんの症状は改善されたそうです。 健常者であっても、自分の思いや考えを否定されると、気分を害します。 どんな人も、自分が認められることを欲しているからです。 人との関係で忘れてはならないのは、相手を否定する言葉より、肯定しながら こちらの言い分を伝えるように心がけることだと思います。 (by ハートリンクス)
2023年11月03日
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【幸せになるための感受習性とは】 人の心には、エネルギーがあります。 そのエネルギーにも、プラスのもの、マイナスのものがあります。 プラスは、伸びて柔らかく広がります。 マイナスは、萎縮して固くなり停滞したままです。 その中間にあるのが、エネルギーゼロのときです。 こんなときは、やる気がなく何もしたくありません。 それでも、人の心には不思議な力があり、マイナスのときならプラスにしよう と思って、自ら体を動かそうとすることがあります。 それは、プラスのエネルギーを少しでも増やして早く元気になりたい、という 本能的な仕組みを持っているからです。 この心の仕組みを、うまく活用することでマイナス思考のクセを改善すること ができます。 人には、性格があるように考え方にも習性、思考習慣があります。 この自分特有の考え方や、思考習慣のもとになるのが「感受習性」です。 たとえば、生活習慣病と呼ばれるものがあります。 これは、その人の生活習慣から生じる病気、症状のことです。 人の体の健康が、生活習慣によって影響を受けるように、人の心の健康も思考 習慣によって影響を受けます。 その手前にあるのが、「感受習性」です。 わかりやすい言葉でいいますと、「感じ方のクセ」とも言えそうです。 例をあげれば、「私は弱い人間だ」「失敗ばかりする」「どうしてダメなんだ」、 とこのような言葉が出てくるのは、そのように感じてしまう心のクセがあるか らです。 そのクセが、意識の中でグルグル循環しているため、心にマイナスエネルギー が無意識に繰り返され、性格として表れてきます。 マイナスの感受習性が、プラスの感受習性よりも強い人ほど、自己肯定感が低 くなります。 プラスの感受習性が強すぎるのも問題ですが、両方のバランスをうまくとる 能力がある人ほど、人間的にバランスのとれた人でもあるのです。 プラスのエネルギーを増やすには、このマイナスの感受習性を少なくすれば、 自然にバランスも整ってくるでしょう。 そのためには、趣味や、スポーツ、音楽など、自分が解放されるような時間を 持ち、自身の心の状態をプラスの方に向けるように意識することが大事です。 (by ハートリンクス)
2023年11月02日
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【心の状態が体に及ぼす影響】 人の心が乱れているとき、体の中でも異変がおきます。 たとえば、零下212度の冷却装置の中に、私たちの吐く息を吹き込むと、息 は液化されて、カスができます。 このカスも、その人の精神状態が正常なら色は無色です。 ところが、感情によってそのカスには色がつきます。 かりに、怒りと憎しみなどの興奮した人の息を冷却装置の中に入れると、栗色 になり、それをモルモットに注射すると、モルモットは興奮してしまいす。 場合によっては死んでしまうこともあります。 悲しんでいるときの色は、灰白色。 恐怖心があるときは、青。 恥ずかしいという羞恥心のときは、ピンクになります。 さらに、血液も感情によって色と味が変わってくるとも言われています。 怒り・憎しみのとき、血液の色は黒褐色になり、渋い味。 悲しむと、茶褐色になり、苦い味。 恐怖を感じると、淡紫色に似た色になって、酸っぱい味になります。 このように、これらの原因は、感情によって刺激を受けた脳から出るホルモン (脳内ホルモン)です。 ところが、明るい気持ちやプラス思考のときは、β-エンドルフィンというホル モンが分泌するのです。 この脳内ホルモンは、老化防止と自然治癒力を高めてくれます。 つまり、心を明るくして笑っていれば、体にとっては健康的であり、できれば 笑顔でいたほうがよいのです。 たしかに、いつも明るい気持ちで過ごすことはできないかもしれません。 それでも、健康のためには、自分の脳からどんなホルモンが出るようにすれば いいのかを知っておけば、心を乱すなど悪感情のまま生きるのは避けたようが よいことがわかります。 明るい気持ちで過ごす一日を大切にして、継続していきましょう。 (by ハートリンクス)
2023年11月01日
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