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【自己嫌悪は悪いことではない】何かの目標に向かって努力いている時、理想と現実のギャップに直面することがあります。その時「どうしてこんなことができないのか」と自分を責め、嫌いになることがあります。これを自己嫌悪と言います。それでも、気持ちを切り替え、もう一度がんばろうと思う人と、できない人がいます。もう一度がんばろう、思った人は、一度は自己嫌悪の世界に追い込みましたが、そこで終わらず弱い自分を、認め、受け入れています。例えば、ブッダは、人間の世界は苦に満たされていると考え、悟りを得るために王の跡継ぎである身分を捨て、出家して六年間の苦行をしました。しかし、その苦行をしても悟ことはできず、修行をやめました。ブッダも、理想と現実のギャップに勝てないと感じたのです。その後、川で沐浴し、汚れた体をきれいにして村の娘からミルク粥をふるまわれたあと、菩提樹の下で八日間瞑想を行い、そこで悟りを得ました。このように、ブッダは苦行をあきらめた自分を責めませんでした。ブッダは、ミルク粥をふるまった娘のおかげでやせ細った体が元気になり、感謝の念が湧き自分の肉体を守ることを受け入れ、自分自身を許しました。つまり、自己嫌悪も自分自身を大切にするための必要な感情の一つであり、貴重な経験となり得るのです。自己嫌悪の経験は、物事の考え方を深めることができる貴重なものなのです。 (by ハートリンクス)
2024年05月31日
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【考えすぎはストレスのもと】ストレスをためやすい人は、考えすぎる傾向があります。しかし、考えること自体は悪いことではありません。むしろ、選択肢が多いために、後悔しないような結論を出そうと思い考えすぎるのです。物事を完全主義的にとらえ、考えるほどいい結果が出ると思い込んでいる人は多く存在します。大学の授業で、ある研究が行われました。車を購入する際、決断をするときの過程がどのようなものか10人の学生にアンケートをとりました。Aメーカーの1台について、4つの長所と短所を説明しました。Bメーカーの1台について、12の長所と短所を説明しました。すると、4つの長所と短所を説明したAメーカーの車を選んだ人は7人、12の長所と短所を説明したBメーカーの車を選んだ人は3人でした。また、マンションを購入した人への別の調査では、買った後の満足度を聞いてみると、よく考えて決めた人のほうが不満を感じ、あまり考えずに決めた人は後で満足を感じる傾向がありました。つまり、選択肢が多く考えすぎると決断に迷いやすくなり、不安を感じるのです。このように、物事はよく考えて決めるべきである、という常識にこだわるのは、必ずしも正しい判断であるとは言えないのです。迷いが生じても「どうにかなる」と考えたほうが、ストレスも少なくよい結果が出ることもあります。何事もシンプルにとらえ、考えすぎない生き方をしよう、と心がけることが大切です。 (by ハートリンクス)
2024年05月30日
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【幸せを感じる時間を増やそう】人間の感情は、4つのカテゴリーに分類できます。・「喜怒哀楽」の中で、「喜」と「楽」はプラスエネルギーです。・「怒」はマイナスエネルギーです。ネガティブで嫉妬や妬み、不平不満 などがこれに該当します。・「哀」はマイナスのエネルギーですが、人間特有の浄化力があり根底 には愛が存在します。人々は幸せになりたいという強い願望を抱いています。幸福を手にするためには、ネガティブな感情があっても、心の力を活用して、幸せな生き方に変えることができます。ある心理学者は、幸福を手にするためには、自分が幸せだと感じる「幸せ指数」を高めることが重要だと述べています。例えば、イライラを感じる時間が1分なら、楽しいことを想像して笑顔になる時間を3分つくることを勧めています。この習慣を繰り返すことで、心が幸福を受け入れるようになります。さらに、ネガティブな出来事を「どうにかなること」と「どうにもならないこと」の二つに分類することで、無駄なエネルギーを減らせます。心の中で日常的に考えていることが、心の傾向を形作ります。 テレビは電波の波長を合わせなければ、画面に映像は出ませんが、心の波長を幸せの周波数に合わせることで、幸せの映像が映し出されます。波長は意識的に調整できるものであり、楽しいことや、嬉しいことを考える時間を増やすことで、幸せな人生を実現できるでしょう。 (by ハートリンクス)
2024年05月29日
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【失敗のおかげで好きな仕事が見つかる】失敗は連続しても、そこから学ぶことはできます。また、環境や境遇に障害があっても、得られるものは必ず存在します。ノーベル賞を受賞した山中伸弥さんが、中学生の理科の授業で次のような話をしました。 「父親が病気になり、中学、高校では僕に医者になれ、と言いました。 僕はスポーツ医学への興味が強くて、整形外科医になりましたが、 実際は治らない患者さんが多く、目標は失敗に終わりました。 しかし、そのおかげで、医者から研究者になって今、目指している研究 の目標を持てました。 仕事と自分のやりたいことが一致した時が一番幸せです。 失敗することで見つかることがあります。 理科の実験と同じです。最初に仮説を立て証明するために実験をします が、全然違う結果が出ることもあります。 最初と違うことを見つけ、一生のテーマになることもあります。 それは失敗のおかげです。 ノーベル賞をもらったiPS細胞は、僕たちが人工的に作りました。 例えば、皮膚や血液などの細胞に、ある方法で手を加えるとiPS細胞 になり無限に増殖できる能力と、心臓や神経などいろんな細胞に変化 する能力があります。 最初は研究がうまくいかなくても、失敗から学び新たな技術や発見に 出会うことがあります。 実験は失敗するためにやっていようなものです。 思い通りにいかなくても、面白がることが大切で結果を、なぜかと考 えるのが理科のトレーニングです。 それは人生そのものです。 予想とは違うことがありますが、それを楽しみ、失敗から学び、経験 をいっぱいして目標を探しましょう」。山中さんは、外科医時代は思うような技術を発揮できず、同僚の医師から「じゃまなか」と呼ばれていたそうです。失敗しても、結果を楽しむ姿勢は幸せな生き方の一つであり、失敗から学ぶことで人は成長していきます。 (by ハートリンクス)
2024年05月28日
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【人間関係は自分から作っていこう】現代社会では、多くの人が人間関係に悩んでいます。 職場や学校など、さまざまな性格や考え方を持つ人々が集まる場所では、相性の合わない人との接触は避けられません。 このような状況では、仕事の効率が低下し、パフォーマンスが損なわれることもあります。人の心は多様で、すべての人間関係がうまくいくわけではありません。しかし、多くの人々は、相性が合わないことに気づいた後、受け身になって悩んでしまいます。こうした状態から抜け出すためには、人間関係を自分から築いていく意識を持つことが重要です。デール・カーネギーが次のように述べています。 「人は誰でも、自分は他人よりも何かの点で 優れていると信じています。 相手の心を確実につかむには、 相手が重要な存在であることを 認めてあげることが鍵です」。人間関係は、心と心の化学反応のようなものです。たとえ「あの人とは性格的に合わないかもしれない」と、感じていても「どのように接すれば、うまくいくだろうか」と考えてみるのです。能動的に人間関係を築く人は、組織内でリーダーとなり、成功を収めています。最初は、気が合わなくてもチームで協力する機会があれば、共感を得る可能性もあります。人との縁から始まる人間関係を大切にし、自分から積極的に関係を築いていくことが充実した人間関係への道です。 (by ハートリンクス)
2024年05月27日
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【自分を嫌うと幸せは逃げていく】自己否定に至らない程度であっても、自分を嫌う心の傾向が強い人は意外と多く、これは欧米や日本を含む多くの地域で近年見られる現象です。自己肯定法というのがあります。 弱い自分を否定し、自己嫌悪の感情に支配されるような状態を軽減する対症療法の一つです。弱い自分がいることも認めると、心が軽くなりホッとできます。ある心理学者に、自分自身を見つめることの意味がわからないという相談が寄せられました。心理学者は次のように助言しました。 「自分のいいところを探してみてはどうですか? 自分を理解できなくなるのは、欠点ばかりに目が行くからです。 それよりも、自分のいい点を見つければ、自分を好きになれます」。脳科学によると、人は長所よりも他人や自分の欠点をより強く感じる傾向があるとされていますが、これは自己成長への本能的な願望の表れでもあります。 幸せを感じている人たちに共通するのは、自分の存在を認め、で自分の長所と短所を理解していることです。つまり、自己肯定は、自分の欠点と長所を受け入れ、それらを好きになることから始まります。そのためにも、他人と自分を比較せず自分の強みや、価値観を理解すれば自己認識はさらに高まるでしょう。そうすると、他人の評価を気にすることなく、自信を持ち心の安定を得ることができます。 (by ハートリンクス)
2024年05月26日
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【運のいい人は孤立しない】「自分は運がいい」と感じる人は、周囲の意見を素直に受け入れやすい傾向があります。一方で、「自分は運がない」と考える人は、他人の意見に耳を傾えようとはしません。経営コンサルタントの船井幸雄さんが、次のように述べています。 「周りの人達からよく思われなかったら、運も上がりません。 おもしろいことに、相手が話を聞いてくれると、その人を好きに なり、いろいろ助けたいと思うようになります。 運のいい人の特徴は、他人から直接的な意見を受けても、それを 喜んで聞ける人です」。人は孤立しては生きていけません。お金さえあれば生きていけると考える人は多いようですが、実際は誰もが他人とつながりを通じて助け合っています。他人とのつながりを大切にすると、周囲の人々も支援してくれます。しかし、自分の利益のことばかり考える利己主義な人は、徐々に孤立してしまいます。老子も次のように言っています。 「この世には、自分と他人しか存在しません。 自分は一人で、その他すべてが他人です。 利己主義で生きていると、孤立することになります。 他者のために、最善を尽くして生きることが重要です」。自分を優先することを、利己主義といいますが、他者を優先する行動は利他主義となります。他者を優先することは、自分が損をすることではなく、自分より先に他者を幸せにすることです。結果として、自分も幸せになります。 そうすると、人々が集まり運もさらに向上するでしょう。 (by ハートリンクス)
2024年05月25日
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【自分に自信が持てない時の脱出法】 人の考え方は、その人の性格に大きく影響されますが、性格を変えること は容易ではありません。 しかし、考え方は失敗や成功の経験を通して学び、徐々に変化させること ができます。 例えば、自分の生き方に自信を失った時、それは考え方が硬直しているこ とが一因かもしれません。 この状態では、自分にないものばかりを数え上げ、時間や、お金、好きな 仕事がないという不安が拡大してしまいます。 渡辺和子さんが次のように述べています。 「心に欲求不満があると、 すべてのものが、その影響を受けてしまい、 物事が歪んで見えることがあります。 私たちは時として、色眼鏡をかけて見ているのでは ないでしょか。 人が悪いのではなく、自分が悪いのではないか、と 自問することも大切です」。 自信がない時ほど、心に不満を抱えがちです。 そのため、考え方が硬直してしまいます。 硬直した心を解きほぐし、柔軟性を取り戻すには、一度自分を客観視する ことが重要です。 そして、不満ではなく、感謝の視点から物事を見直すことで、自信のない 自分を変えることができます。 不満より、感謝を選ぶことで、心は軽くなり、新しい力が湧いてきます。 (by ハートリンクス)
2024年05月24日
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【若さの秘訣は感動すること】 気持ちの若さを保つには、感動することが重要です。 これは同時にストレスに負けないコツであり、長生きの秘訣でもあります。 感動とは、単に驚くことではなく心が動かされる経験を指します。 ある精神科医が次のように述べています。 「若い人には、若い人なりの輝きがあります。 30代にも30代なりの輝きがあり、 40代、50代、60代、70代、80代にもあります。 それぞれの年代に、その年代しか放つことのできない 輝きがあるのです」。 感動するには、心を明るく保ち、柔軟な思考を持つことが大切です。 時には不満や愚痴を言いたくなることもあるでしょう。 多くの人は自分の考えが正しいと思いがちですが、それは不満や愚痴を 通じて自分の正しさを保とうとしているからです。 自分の考えを押しつけると、他人との信頼関係を築けません。 人間関係の基本は、他人を信頼することですが、自分との関係も同様に 重要です。 自分を信じることができなければ、輝くこともできません。 自分を信じ、輝くためには不満や愚痴を言う前に、目の前にある恵みに感謝 することが必要です。 幸せになるためには、今自分にあるものに気づくことが大切です。 小さなものにも幸せを見いだし、数えていくことで安心感を得られます。 しかし、自分にないものばかりを見ていくと、自分は不幸な人間だと感じる ようになります。 それよりも、家族がいて幸せである、友人がいて幸せである、手があって幸 せであるなど、小さな幸せに気づくことが輝く生き方につながります。 (by ハートリンクス)
2024年05月23日
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【マイナスをプラスにするコツ】 人生では、不条理なことに直面することがあります。 試験に落ちたり、事業に失敗したり、思いがけない病気をしたり、失恋した り、予想外の事故に遭うこともあります。 しかし、これらの経験は教訓となり、挫折や後悔、屈辱を乗り越えることで 成長できるチャンスとなります。 見た目が「マイナス」に見えても、結果的には「プラス」になる要素が必ず 存在します。 ある作家が次のように述べています。 「表があれば裏があり、 光が当たれば影ができます。 大切なのは、よい面を見ることです。 悪い面を見て、なぜできないのか、 できない理由ばかりを考えている人より、 よい面を見て、できることをもう一歩進めようと 考える人が成功する確率は高いのです。 自分のよい面を見ている人は、 自分を活かせる場所、役割を知っています。 自分のよい面を見ていると、 ほかの人のよい面も見えてくるのです」。 物事の表面だけでなく、奥や裏にあるものを見ることで、人としての深みが 増します。 もし、自分に不幸な出来事が起きたら、 「ああそうか、この出来事は自分にとっては、よいことだな」 と考えてみましょう。 これが、マイナスをプラスにするコツです。 歴史上、成功者と呼ばれる人々の多くは、この生き方を実践してきました。 (by ハートリンクス)
2024年05月22日
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【他人と比較しないのが幸せな生き方】 現代社会では、子どもの頃から試験の点数で評価されています。 自分の能力がどれくらいなのか、周囲と比較されて初めてわかるものです。 しかし、能力の高さが幸せのバロメーターではありません。 能力の高さも幸せの一部ではありますが、能力優先で人間を評価するのは 問題です。 精神科医の斎藤茂太さんが、次のように述べています。 「他人と自分を比べてしまうのは、しょうがありません。 ただ、あの人のほうが、私より上だとか下だとか考えて、 幸せを、他人との比較で決めるのは、もうやめましょう。 あなたが幸せかどうかは、あなたの気持ち次第です。 自分は幸せだと思える人だけが、幸せに人生を送れるのです」。 他人との比較で、自分の価値を知ることがありますが、これに固執すると 自分らしさを発揮することは難しくなります。 人との比較から解放されるためには、自分のペースで進むことが大切です。 自分のペースとは楽をするということではなく、ストレスがない状態で日常 を送ることです。 例えば、「私は学歴もないし、能力もありませんが、体を動かすことは 大好きです」という人なら、得意分野を活かした仕事を見つけることができ るでしょう。 SNSなどでは他人と比較することも多く、そのために他人の成功や幸せを見 ることもあります。 そのような時は、情報の取捨選択を行いながら適度な距離を置くことが必要 です。 人と比較をするよりも、今どんなことに恵まれているか、何をしている時が 一番幸せを感じるかを大切にしましょう。 (by ハートリンクス)
2024年05月21日
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【人間関係には思いやりが必要】 人が支えあって生きるには、「思いやり」が必要です。 支えあうことで、人間関係は自然に良好になり、自分には自分の生き方が あるように、相手にも相手の生き方があると認めるようになります。 仕事で人間関係がうまくいってない時、プライベートで誰かに思いやりの心 を示して優しく接すると、心が和らぎます。 例えば、家族の肩を揉んであげたり、子供の勉強をみてあげたりすることで、 心の充足感をもたらしてくれます。 心に疲労を感じた時、家族への愛情表現で自分が癒されます。 渡辺和子さんの言葉には次のようなものがあります。 「思いやりは、強いものが弱いものに、上から下に施すものでは ありません。 それは人という字がいみじくも表しているように 不完全なもの同士が、支えあう人間本来の姿なのです。 人間関係は連帯感を必要とする一方、個の確立を必須のものとします。 それは、自分にしか送れない生活に、責任と誇りをもった人の生き方 であり、他人もそれと同じ権利があることを認める生き方です」。 支えあって生きるのが人間であると思うと、心が弱った時も自暴自棄にならず に済むことがあります。 もちろん強い心を持っているのも人間ですが、時と場合によって弱気になる時 があるものです。 この経験は、後々「あのつらい出来事が自分を育ててくれた」という謙虚さに つながります。 このような考えができる人の類似点は、自分の人生を肯定し人への思いやりの 心を持っています。 苦しい過去を不満の種にするより、苦しんだ自分の姿を他人に中に見つけて 思いやりの心を育てることで、前を向く生き方に変わっていきます。 (by ハートリンクス)
2024年05月20日
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【半歩先の成功体験に挑む】 何かの目標を持っている人は、行動的で周囲を元気にしてくれます。 目標は、人を前進させる力になり、成功のためには欠かせない条件です。 画家のピカソは、目標について次のように述べています。 「目標は、計画という乗り物を通してのみ達成できる。 その道程では、信じて疑わず精力的に行動することです。 それ以外に成功への道はありません」。 目標は計画に基づいて行動することが、最も大切な条件になります。 しかし、あまりに高い目標を設定したために、自分の非力を責めるケース もあります。 まず、少し頑張れば手の届くレベルに目標を設定し、成功体験を重ねていく ことが賢明な取り組み方です。 時間はかかりますが、この方法が気持ちの余裕をもたらしてくれます。 また、ある大学のスポーツ部の監督も次のように述べています。 「若者は、失敗体験より半歩先の成功体験を指摘してやったほうが、 本人の成長につながります。 失敗体験から学ぶより、少し手を伸ばせば届く、半歩先の成功体験 から学ばせたほうが成長できます」。 半歩先の成功体験から学ぶことは、失敗体験よりも確実に成果をもたらし ます。 もちろん失敗という経験も価値があります。 思いがけない病気やけがに遭うことも失敗経験ですが、それを乗り越えれ ば「私もやればできる」という成功体験につながっていくのです。 (by ハートリンクス)
2024年05月19日
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【幸せを呼び込む方法】人が幸せを感じるとき、その人の考え方が大きく左右します。例えば、物事をプラス思考で考えるか、マイナス思考で考えるかの違いで変わってきます。プラス思考の特徴は、今の自分にあるものを数えて感謝する傾向があります。感謝をすると、安心感が生まれます。一方、マイナス思考の特徴は、今の自分にないものを数えて不安になることです。しかし、普段はプラス思考で考える人でも、マイナス思考に陥ることはありますが、ずっとそのままの状態ではなく、気持ちを切り替えることができるのです。幸福を引き寄せるためのヒントとして、古典『菜根譚』の前集70項には次のような一節があります。 「幸福は求めて得られるものではありません。 幸福を招く原理原則は、楽しみ、喜ぶ心を養うことです。 災難は、避けようとして避けられるものではありません。 これを避ける原理原則は、殺気だった心をなくすことです。 つまり、幸福になり不幸な出来事を避けるには、心が豊かであるか どうかの結果です。 人生の目的は、心の豊かな人間になることだと言えるでしょう」ここでの「災難」とは、自然災害のことではなく不幸な出来事を指します。また、「殺気だった心」とは、不満や怒りなどの悪感情を意味します。幸せになりたい気持ちは誰もが抱きます。幸せを引き寄せるためには、幸せになることを目的とせず、小さなことに楽しみや喜ぶ心を見いだす心を持つことが大切です。このような姿勢があれば、自然にプラス思考で考えるようになります。もちろん、マイナス思考になるのは悪いことではありません。 むしろ、気づきや反省のきっかけとして生かされます。豊かな人生は、小さなことにも喜びや感謝を見いだしていく生き方によって築かれていきます。 (by ハートリンクス)
2024年05月18日
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【本当の人間らしい生活とは】世界の四大聖人と呼ばれるのは、ブッダ、キリスト、ソクラテス、孔子です。 この中の一人、孔子は「論語」という著作で広く知られており、日本人もこの論語に親しんできました。その孔子は、多くの弟子を持っていました。 その中で高弟の一人と呼ばれる「子貢(しこう)」を伴って旅に出た時の話があります。 孔子と子貢の二人が、ある村を通りかかった時でした。村の老人が、大きなかめに水を汲み、畑に水をまいていました。 子貢が言いました。「おじいさん、今は“はねつるべ”という便利な機械がある。それを使えば体 もきつくないし、手間もかからないから」と。 老人は笑顔で答えました。「それは私も知っています。しかし機械を持つと、便利さのあまり必ず機械 を用いる仕事が出てくる。 そうなると、いつとはなしにこの仕組みに振り回されて、投機心がおこり、 人の心は純粋さを失ってしまいます。 私は“はねつるべ”の使い方は知っていますが、あえて使おうとはしないの です」 老人の言葉に子貢は感動し、自らを省みたそうです。 この話はただの「むかし話」にすぎませんが、老人の指摘にはなるほど、と思えるところがあります。便利さに依存することで人間の純粋性が失われることを、老人は知恵として現代の私たちに教えてくれています。便利なモノや仕組みに囲まれていると、便利さに振り回されることがあります。便利さの罠として問題提起する人もいます。 シンプルな生活とは、昔の時代に戻ることではなく、自然の変化、雨風や季節の循環に適応しながら、心を養っていくことです。 (by ハートリンクス)
2024年05月17日
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【割り切る生き方の利点】 いろんなことで壁に直面した時、「割り切る」ことは心の整理をする上で 大いに役立ちます。 ある歴史家の人が、豊臣秀吉のことを例に述べていました。 「秀吉という男は、何かにつけて割り切り方がうまかった。 彼は、全力を尽くしてやった以上、悩むのはおかしいではないか。 全力を尽くしたのに、もっとやれ、というのは無慈悲な上役が 言うことだ。 そんな人のために、無理をすることはない、と割り切っていた」 無理をせずに、やっかいな仕事に対しても気を楽にして取り組むことで、 自分の身を守ることができます。 その時々により、自分の力量の限界は変化します。 何かに挑戦することは大事ですが、無理をして限界を超えようとすると 苦しくなります。 楽しむことで限界は変化し伸びていきます。 無理をせず、どこかで割り切る考え方は必要です。 そのための心構えとして次のようなものがあります。 1、断る力:自分にとって過度な負担となることは遠慮なく断ることが 大切です。 2、自己認識:自分の体力や能力、感情の限界を知りそれを超えないように 心がけましょう。 3、時間管理:余裕をもったスケジュールを組み、焦りやストレスを減らし ましょう。 松下幸之助さんは、その都度小さな目標を立てることを繰り返していきました が、その時に気をつけたのは、少し頑張ればできることを、楽しみながらが取 り組んだそうです。 このような姿勢が、長続きするコツであり疲れない生き方だといえるでしょう。 (by ハートリンクス)
2024年05月16日
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【どんな人にも役割がある】 イソップ物語の中に、『犬と羊』という話があります。 ある日、羊が飼い主の主人に不満を言いました。 「私はあなたに羊毛や、子羊やチーズをあげています。 でも私には地面に生える草しかくれません。 それらをあなたにあげていない犬には、自分の食べているものを わけてあげる。これは不公平ではありませんか?」と。 すると、それを聞いていた犬が次のように言いました。 「いや、不公平ではないよ。 私がいるから、あなたたちは他の人から盗まれたり、 オオカミにさらわれたりしないように守っているのです。 私が番犬でなければ、あなたたちは殺されないかと、 びくびくして草も食べられないでしょう」 羊は自分が、飼い主のもとにいるから生きていけると思っている一方で、 犬は自分より恵まれていると勘違いしています。 羊は当たり前のことに満足できず、犬と比較をして「不公平ではないか」 と感じていました。 不満を抱える大きな理由は、現実を受け入れていないことです。 現実を受け入れず、相手を責めることで自分は正しい、と考えている人ほど 不満をたくさん抱えています。 自分の仕事にも不満を感じ、結果として自己否定の悪循環に陥ることがあり ます。 人生を楽しむためには、自分の役割を見つめることが大切です。 どんな仕事にも役割があるように、それを受け入れることで自己肯定感を持 ち、仕事に愛情を感じることができるでしょう。 (by ハートリンクス)
2024年05月15日
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【怒りっぽくなるのは、不満が多いからです】 ちょっとしたことに、イライラして怒る人がいます。 心に抱えきれない不満があると、人は怒りっぽくなります。 怒りは、周囲を受け入れる余裕がないために生じることがあります。 怒る人の立場から言えば、心の中では苦しみにあえいでいる状態だと いえるでしょう。 しかし、周囲に不快な思いをさせていることに違いはなく、結局は自分の 立場を悪くして損をしていることになるのです。 怒りたくなった時、感情を抑えるにはどうすればよいのでしょうか? 人は感情の影響を受けやすい面がありますが、感情を制御できる能力も 持っています。 怒りの感情を制御するコツがあります。 怒りは、いくつかの不満が積み重なることが原因で生じますが、その不満 を一つ一つ分散すると怒りは弱くなります。 不満がたくさんある人は、たった一つの不満の材料をきっかけにして連鎖 し、場合によっては怒りを爆発させてしまいます。 このメカニズムを逆に応用すればよいのです。 例えば、一つの不満があればそれを解消するための方法を考え、いったん 解決できたものとして、棚上げ状態にします。 さらに、別の不満も解消方法を考えて棚上げ状態にするのです。 この作業を3回やれば、3個の不満からくるストレスは軽減されることに なります。 つまり、不満の引き算によって、怒りから遠ざかることが可能になります。 感情は目に見えないものですが、マイナス感情は心を傷つけます。 棚上げ状態にすれば、マイナス状態はそこで止まりあとは、時間をかけて プラスの状態にすればよいのです。 そのための方法とは、小さな感謝をすることです。 不満の感情を中和させるには、小さな感謝をすることが最も効果的です。 不満なことばかりでも、視点を変えればありがたいと思える材料は意外と 見つかります。 大事なのは、いかに不満の原因を減らそうと考えることです。 重い荷物をいくつも抱えているなら、一つずつ降ろしていけばよいと考え てみましょう。 (by ハートリンクス)
2024年05月14日
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【小山内美江子さんを偲んで】 脚本家の小山内美江子(おさないみえこ)さんは、「3年B組金八先生」 や「マー姉ちゃん」、などのテレビドラマ作品を手がけました。 小山内さんの功績を讃え、昨年の7月に配信した記事を再度投稿したいと 思います。 *子どもは学びたくてたまらない* 小山内さんは社会活動家でもあり、カンボジアでは子どもたちのために300 以上の校舎を作るなどの功績があります。 1980年当時、カンボジアは内戦で混乱していました。 60歳の時、ヨルダンの難民キャンプで食料配給などボランティア活動を体験 したことがきっかけになり、学校を整備するためのNPO法人をつくり、会員 を集めてきました。 カンボジアでは、カバンを背負って登校する子供の姿がないことに心を痛めて 「こどもに学校をつくる会」を設立しました。 小山内さんは、ドラマの中ですが子どもたちに、金八先生を通して次のような セリフを入れました。 「君たちは受験戦争と言うけれど、どこから弾丸が飛んでくる? 今、この瞬間、命を落としている少年がいるということを知ってほしい」。 「生きるというのは人に何かをもらうこと。 生きていくというのはそれを返していくこと」。 「立派な人にならなくてもいい、どうか、感じの良い人になってください」。 「相手の身になって考えられる人間になってください。決して損得だけで物事 を考える人間になるな!それらのことが君たちの人生を築いていく、ひとつ ひとつの礎になっていくんです」。 子どももいつかは大人になりますが、学校で教わった大切なことは一生忘れ ることはありません。 よい言葉を伝えることは、子どもたちの長い人生に大きな影響を与えること になります。 胸を張って子どもに語れる言葉を、一つでも多く持てるような人でありたい と思います。 (by ハートリンクス)
2024年05月13日
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【植物が出す音から学ぶこと】 私たちは、緊張すると胸からドキドキする音を感じることがありますが、 普段は心臓の音を気にすることはありません。 しかし、植物も生きていますから何らかの音を出しているのです。 医療分野に詳しいある作家が次のようなことを述べています。 「聴診器は人の心臓の音を聞く時に使うものですが、朝の早い時間に 公園に行って樹木に聴診器を当ててみると、ゴーッという音が聞こ えます」。 つまり、樹木が土から水を吸い上げる音を聞けば、生きていることの素晴 らしさに気づくと言います。 また、観葉植物も何日かに一度水をあげますが、その時に聴診器を当てる と「ゴーッ」という音が聞こえるそうです。 さらに植物はストレスを感じると、人間には聞こえない微弱な超音波を出 すことが研究によってわかっています。 人は命の鼓動に触れると安心できます。 赤ちゃんも、母親の胸に顔をうずめるのは母親の心臓の音を聞くことで、 安心しているのです。 アメリカでは大リーグの試合前、国歌が流れている時に選手たちが右手を 胸に当てている光景を目にします。 これは、心臓に手を持っていき本能的に命の根源に触れることによって、 真摯な気持ちでゲームに臨もうとする心の表れです。 自分が生きていることに喜びが感じられ、感謝できると人は謙虚な気分に なれます。 それは自分の力だけで生きているのではなく、大きな力で生かされている ことを心の奥底では知っているからです。 植物は自らの力で、命の音を聞くことはできませんが、人間にはその能力 があり困難や苦労があっても、乗り越えていく力を持っています。 落ち込んだり、悩んだりして元気をなくした時は、自分の胸に手を当てて みましょう。 胸の音で気持ちが癒されるかもしれません。 (by ハートリンクス)
2024年05月12日
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【相手を変えたい時は、自分を変えてみよう】 職場で最も多い悩みは、人間関係だと言われています。 性格や考え方の違いから、相性が合う人もいれば合わない人もいます。 とくに、自分の言うことを聞いてもらえないことが、ストレスの原因とな ります。 人間関係がうまくいかない場合、よく言われるアドバイスがあります。 「相手を変えようと思うなら、まず自分を変えよう」という言葉です。 ただし、これを表面的に解釈すると、窮屈な気持ちに感じることがあるか もしれません。 なぜなら、相手はそのままなのに、なぜ自分を変える必要があるのか? という不条理な気持ちが生じるからです。 また、不条理な気持ちを我慢することがストレスになり、心はさらに窮屈 になってしまいます。 しかし、恋愛や感情の世界では、別の意味に変わります。 例えば、好きな人のためなら自分が嫌われていても、自分を変えることに 何の不条理も感じないでしょう。 好きな相手のためなら、我慢できるのが人間の心理です。 つまり、自分を変える理由が納得できるものであれば、ストレスにはなり ません。 自分を変える理由を見つけるためのヒントがあります。 松下幸之助さんは、次のような話をしています。 『豊臣秀吉は、主人である織田信長の長所を見ることに心がけて成功し、 明智光秀はその短所が目について失敗しました』 この話から学ぶことは、 「相手を見る自分の視点によって相手の評価が変わり、それが人生に大き く影響する」ということです。 つまり、相手に対する視点を変えれば、自分を変えることは難しいこと ではないのです。 見る対象がどうであれ、見る側の心が変われば景色は違うものになり、 ストレスも軽減されるでしょう。 (by ハートリンクス)
2024年05月11日
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【心の疲れは放置しない】 現代の多くの人々は、仕事に追われながら日々過ごしています。 情報のデジタル化と仕事のスピード化と効率化が重要視されていることが 大きな要因です。 そのため、「生きることは大変だ、人生は疲れる」というCMがテレビで 流れていることもあります。 ある機関が、社会現象を研究する一環として、都会の道行く人たち200人 の表情を調査し分析しました。 その結果、笑顔を浮かべ幸せそうな表情で歩いていた人は、10人もいない ことがわかりました。 感情疲労が多い時代であることは明らかです。 その理由は、50年前に比べてSNSやネットの普及により、他人と関わりが 格段に増え、感情交流が増加したことがあげられます。 ある精神科医は次の言葉を残しています。 『人は感情を引きずりやすい。いい感情を引きずって生きよう』 感情の疲労は、よくない感情を引きずることから生じます。 いい感情を引きずるためには、小さなことにも感動することが大切です。 これからはストレスとうまくつき合うことで、人生の幸福度が決まる時代 になるかもしれません。 そのためには、感情や心を休ませる生活習慣を持つことが大切です。 一つの方法は、休養休息の計画を確実にスケジュール化することです。 心の休息日を決めることでストレス発散に、より効果をもたらします。 ストレスを心の中で我慢し、周囲にはにこやかに振る舞うだけでは、心も 消耗しますが、休息日を設けることで気持ちが軽くなります。 また、疲れを感じた時は、一生懸命努力して頑張ってきたという証です。 オーバーワークをしなければならない時もありますが、どこかで区切りを つけるべきでしょう。 それが自分をいたわることになり、自己管理能力も高まっていきます。 (by ハートリンクス)
2024年05月10日
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【人の価値観は知らないうちに身につく】 ある調査が行われました。 比較的裕福な10人の小学3年生のグループと、それ以外の3年生10人 に集まってもらいました。 そこで、百円玉の大きさがどれくらいか、紙に描いてもらいました。 その結果、裕福な子どもが描いた百円玉の大きさは実物より小さく、別の グループの子どもが描いた百円玉の大きさは、実物より大きく描かれてい ました。 この結果を分析したところ、裕福な子どもたちには、お金に対する欲望が 少なく、他の子どもたちはその欲望の強さがわかりました。 この調査から子どもたちには100円の価値観の違いが身についていること が明らかになります。 つまり、人間の価値観というのは自分で自覚しなくても、育つ環境の影響 を受けやすいものなのです。 また別の例ですが、私たちは食事の時には箸やフォークやスプーンを使い ます。 世界の人々の食事法は、手食(手づかみで食べる)、箸食(はしを使う)、 フォーク・ナイフ・スプーン食の3つだそうです。 割合はそれぞれ約4割、3割、3割です。 (日本人は、主に箸食ですが、お寿司は手食です。) 手でつかんで食べてこそおいしい、箸やフォークを使わないと不衛生だと 考えますが、実際はどちらも正しいのです。 環境や、生活様式から生まれる価値観が異なるように、人の考え方にも違 があってもおかしくはないのです。 「価値観は人それぞれ違うものだ」という考え方は、お互いの相違を認め る寛容さを育てます。 批判より認め合う人々が多くなれば、争い事は少なくなります。 さらに、正しい価値観を見つける環境を築いていくことが、子どもの教育 にとって大切なことだと言えるでしょう。 (by ハートリンクス)
2024年05月09日
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【強がる人ほど傷つきやすい】 幼い子どもが走り回っていると、転んでしまうことがあります。 そのような時に泣く子もいれば、我慢して泣かない子もいます。 子どもが強がる時の様子を見ていると、可愛げがありほほ笑ましく映りま すが、親は成長するためのステップであると知ることになります。 大人でも、できそうにないことを「それぐらい、大丈夫です!」と言った 後、あんなことを言わなければよかった、と思うこともあるでしょう。 ところが、子ども時代に強がりを言っていたその性格が、大人になっても 変わらない人もいます。 心理学にアダルトチルドレンというのがあります。 幼児期に育った過程で、何かのトラウマやストレスが原因となり、依存症 や適応障害などの疾患になりやすいことを示す言葉です。 もちろん、強がりを言ったことで心が強くなり、社会的に成功したケース は数多くあります。 このような人々は、自己肯定感が強く感情のコントロールをうまく行える タイプによく見られます。 しかし、人の心は強さと弱さで成り立っています。 どんな時も強い心を持ち続けることが可能であるとは限りません。 自分の弱さを認めることも大切なことです。 なぜなら、弱さを認めることで自分を知ることになるからです。 精神分析学者のフロイトが次のように述べています。 『あなたの強さは、あなたの弱さを認めることから育ちます』 自分の弱さを認めることは、弱い自分に妥協することではありません。 弱い自分を認めることから、自己肯定感が強くなっていくのです。 (by ハートリンクス)
2024年05月08日
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【悩みとは、実は大きな問題ではない】 人はしばしば、深く悩む必要のないことに心を痛めるものです。 悩みが生じるのは、完璧を求める潜在意識が影響しているからでしょう。 悩みには個人差があり、数値化することはできません。 また成功者には、悩むことに意味を見いだす能力のある人が多いようです。 例えば、クライスラー社を創業したウォルター・クライスラーは、経営上 の悩みを紙に書き出し、箱に入れて一週間後に見直すという方法を取りま した。 この方法を聞いた人たちが、とても良いアイデアだと試したところ、悩み のほとんどが些細なものであることに気づきました。 実際、私たちが悩むべきことは、思いのほか少ないものです。 悩みの多くは将来への不安から生じます。 哲学者ニーチェに、次のような言葉があります。 『過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える』 つまり、現在は過去だけでなく、将来からも影響を受けているのです。 不安を感じるのは、現在の自分に自信が持てないからです。 大切なのは、手の届く範囲で精一杯努力することです。 悩む時間があれば、その時間を今やるべきことに集中することで、悩みは 自然と解消されていきます。 悩みがある時は、一週間、やるべきことに集中してみてください。 すると、悩んでいたことが気にならなくなる自分に気づくはずです。 (by ハートリンクス)
2024年05月07日
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【脳の機能を高めよう】 人間の脳は、大体1000億のニューローンという神経細胞で成り立って います。 この神経細胞には、人の体にある電気的な情報を処理できる力を持って います。 例えば、新聞を読む時ページをめくろうとすると、前頭葉から「ページ をめくれという」命令がでて、指が動くわけです。 では、その脳は何でできているかというと、脂質です。 特に、オメガ3脂肪酸のEPAやDHAさらに、ビタミンE、ビタミンD はサバ、サケ、マグロ、果物、大豆、ゴマ、ほうれん草などに多く含まれ ており、脳の栄養源としても最適です。 しかし、食べるだけでは脳の機能を高めることは困難であり、必要なの は感情や心の作用です。 一つの例ですが、テレビばかり見る人は、本を読んで考える人よりも、 認知症になる確率が高いともいわれています。 ただ、脳を鍛えるのはむずかしいことではありません。 運動をする、好奇心をもつ、人との会話を行う、睡眠と食事をしっかりと とるなどがあります。 特に心がけたいことが次の三つです。 1、心地よく笑う。 2、リラックスする時間を適度にもつ。 3、読書などを通じて、物事を深く考える時間をもつ。 これらは、感情や心の安定した状態に導き、日常生活に充実感を与えてく れます。 ただ、人間の脳は複雑であり合理的ではない働きをします。 それは、感情や心の仕組みが複雑であることと同じです。 脳の機能を高める一つの要素に、意志の力があります。 目的を達成するには、つらいことにも耐えて努力を続けるという意志の力 が必要です。 一方では、愛情という栄養素も欠かせないものです。 子どもには親の愛情が必要であるように、人間としての情緒を身につける ためには、非物質的な栄養も大切です。 このように、脳の機能を高めるには食の面と行動面、考え方のバランスが 大事だといえるでしょう。 (by ハートリンクス)
2024年05月06日
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【悲しみの感情には、癒しの力がある】 人間の感情には、「喜怒哀楽」という特徴があります。 喜びや楽しさは気持ちを明るくし、前向きな気分にさせますが、怒りや 悲しみはネガティブな感情とされ、暗い気持ちになります。 しかし、これらの感情は人間にとって必要不可欠であり、それぞれの役割 があります。 例えば、悲しみは何かを失ったり失敗したりした時に生じる感情ですが、 同時に自分を見つめる時間をもたらしてくれます。 不安を感じることで、予測されるマイナス状況に対する準備ができ、もし 不安な出来事が起きても、事態が悪化しないように対応できます。 恐怖は、命の危険を察知することによって、傷つくことを遠ざける行動が できます。 怒りは、自分に害を及ぼすことと闘うためのエネルギーを高める役割があり ます。 作家のナポレオン・ヒルは悲しみについて、次のように語りました。 『悲しみは、自分自身の心の内側を見つめさせる。 そして、病気や失望のすべてを癒す、素晴らしい力であることに 気づかせてくれる』 このように、悲しみの感情には癒す力を秘められています。 また、悲しみを体験することで、感謝することも学びます。 例えば、何かで悲しんでいる人がいる時、励ましたくなるのが人間の素朴 な心理です。 これは、人が本来「思いやり」の心を持っているために生じる心です。 思いやりの心を受け取った人は、相手に感謝したいという気持ちが湧いて きます。 悲しみの体験によって、自分を深く見つめる内省的な力が育てられ、思いや りを通して愛他的な心になり、人格の向上にもつながっていくのです。 (by ハートリンクス)
2024年05月05日
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【心が折れないための仕事のやり方】 仕事が忙しい時、「充実している」と勘違いすることがあります。 本当の充実感は、忙しくても心に少しのゆとりを持って初めて感じるもの です。 次のようなケースがありました。 ケースワーカーになって10年になるY子さんは、問題を抱えている家庭 を訪問して相談にのるという、やりがいのある仕事で忙しい日々を過ごし ていました。 しかし、職場の同僚との人間関係がうまくいかなくなり、ある日体調が 悪くなったため早退しました。 ところが、次の日も体の具合がよくならならず、結局仕事を休みました。 Y子さんは受け持ちの家庭が多く、心の中では自分が休むと職場に負担 がかかってしまうと思うと「私ってダメな人間だなぁ」と悲しくなり、 涙が止まりませんでした。 次の日も、起きることができず、ついに1週間が過ぎた時、同僚のAさん が心配して家に来てくれました。 Aさんとの会話で気持ちが落ち着き、とりあえず心療内科で診察を受ける ことにしました。 診察の結果、「燃え尽き症候群」といわれ、薬とカウンセリング療法を受 けることにしました。 その後、1ヶ月間の休養を経て無事に職場復帰できました。 燃え尽き症候群とは、気づかないうちに自分を酷使して心が折れ、体が 動かなくなる病気です。 体が動かないのは、自己防衛本能が働いているためです。 仕事が忙しい時は、以下のポイントを定期的に自己評価してみることが 大切です。 1、自分に圧力をかけていないか:自分に無理な要求をしていないか確認 しましょう。 2、人間関係に気をつけているか:職場の同僚との関係を良好に保つこと が重要です。 3、リラックスできる時間を確保しているか:仕事と休養のバランスをと るために必要です。 4、柔軟性を持っているか:一度決めたことにこだわり続けていないか考 えてみましょう。 5、自分を過度に真剣に考えていないか:自分に対して適度な軽さを持つ ことも大切です。 仕事と休養のバランスをとるのは非常に大切なことです。 バランスとは、リズムです。 仕事をすることと休養のリズム、メリハリをつけることで、心の疲労は和 らぎます。 忙しい時ほど、気持ちの余裕をもつことが燃え尽き症候群の予防策となり ます。 (by ハートリンクス)
2024年05月04日
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【過去を手放す方法】 自分にとっていい思い出があれば、思い出したくない過去もあります。 いろんな経験を重ねて、人は成長していきます。 中には、思い出したくない過去へのこだわりを持ち続ける人もいますが、 そのままでは堂々巡りになり人生は楽しいものだと思えなくなります。 こだわりをなくすには、少しだけ視点を変えてみるのもよいでしょう。 例えば、過去を捨てられないのは、現在に不満があるのが原因かもしれ ません。 このような時、不満を捨てるためには感謝すればいいのではないか、と 考えてみるのです。 また、感謝するためには、現在に多くを望まないようにしよう、と考える のがよいかもしれません。 これは、心の持ち方を変えることにもつながりますが、自分を変えること を大げさに考える必要はありません。 できることから、自分の心に刺激を与えればよいのです。 また、過去を手放すためのことわざや格言を参考にするのもよいでしょう。 例えば、夏目漱石は次のように述べています。 「前後を切断せよ、みだりに過去に執着するなかれ、いたずらに 将来に未来を属するなかれ、満身の力を込めて現在に働け」 このような言葉に接するだけで気分がよくなります。 禅語に『放下著』(ほうげじゃく)というのがあります。 「放下」とは放り出す、捨てるという言う意味で、「著」とは放下の意味を 強めることを表しています。 煩悩や、過去は放り出しましょう、投げ捨てましょうということです。 現代心理学でも、過去へのこだわりをなくす手法があります。 例えば、自己肯定感が高い人ほど、過去にこだわらない傾向があると言わ れています。 つまり、自己肯定感が低い人ほど、過去を手放せず悶々としているケース が多いのです。 自己肯定感を高めるには、自己評価を見直し自分の長所を見つめる時間を つくることが大切です。 (by ハートリンクス)
2024年05月03日
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【運がいい人は素直な人】 何か物事を判断する時に、迷うことがあります。 たとえば、欲しい服を買いに店に行くと、似たデザインのものが二つ ある場合、どちらを選ぶか迷ってしまいます。 この時の選び方には性格が影響します。 また高額なものを買う時は、時間をかけることもあります。 ある女性作家によれば、どうしたらいいか判断に迷う時、運のいい人は、 簡単に決着をつける方法を知っていると言います。 具体的には、ホッとする、または、安堵感のある選択をすることです。 それでは、ホッとする『安心』はどこからくるのでしょう? それは、日常的に物事を素直に考える習慣が鍵となります。 具体的な考え方の一つとして、「私はツイている」と思うことです。 このように思うことで、自分にとって不都合な出来事でもプラスの感情 を残せるのです。 そもそも、迷う原因は自分の価値観に不安があるからです。 素直さというのは、人と自分の考え方が違っていても、相手に対して 「そういう考え方もあるんだ」と受け入れる感覚です。 不安な心は、意見や考えの違いを好き嫌いの感覚で判断し、自分と同じ 考え方の人は好きだけど、そうでない人は嫌いだと考える習慣から生まれ ることもあります。 まず、「私はツイてる!」思考を心がけることで、いつのまにかその視点で 人生を考えるようになります。 ある人は車の運転をする時間が多いのですが、ただ漫然と運転するのでは なく、その時間をプラス思考で過ごします。 すれ違う車や前を走る車のナンバーに、自分の好きな数字が含まれている と「私はツイてる!ラッキー!」と思うのです。 すると、小さなことにも感謝できる自分に変わっていったそうです。 ある日、複数車線の道を走っているとき、前を走る車とその横を走る車の ナンバーがすべて同じだったことがありました。 それから何日か後、思いがけない人から連絡があり仕事の業績が上がった そうです。 わずかな時間でも、「私はツイてる!」と思うことが素直な自分を育てて いくことにつながります。 (by ハートリンクス)
2024年05月02日
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【不安になったら流れに乗る】 不安や心配事がある時、「解決しなくては」と焦りが生まれ、かえって 状況を悪化させることがあります。 ある俳優さんは40代の頃、自分の将来がとても心配になりました。 「これから先、何をして生きていけばいいのか」と悩み、本を読んだり 講演を聞きに行きました。 それでも不安な心は消えませんでした。 しかし、ある時、彼は「流れに身を任せよう」という考えに目覚めました。 これは消極的な「流される」のではなく、「やってくる流れを受け入れ、 そこに身を置こう」という前向きな姿勢です。 そう心に決めたら、将来への不安は和らぎ、風景や自然の花や星、虫、魚 に興味がわき感動するようになったのです。 そしてこの感動を表現したくなり、墨絵を描き始めました。 その後、知人の紹介で墨絵の画家と知り合ったことが縁になり、個展を 開くまでになりました。 このように不安をどうにかしようと思うことが、逆に自分の心を追い詰め てしまうことがあります。 しかし、多くの人はそこに気づかないものです。 不安を感じた時、受け入れることによって動揺する心が落ち着きます。 なぜかというと、受け入れたことで不安は敵ではなくなるからです。 不安をどうにかしよう!、と思う時すでにストレスが生じていることに なります。 不安を受け入れてしまえば、動揺ではなく落ち着きと余裕の心が生まれ ます。 受け入れるとは包み込むことであり、包容力を身につけることです。 さらに、自己成長したことの証となります。 不安は恐れから生まれる感情ですが、視点を変えれば自分を成長させてく れるものです。 (by ハートリンクス)
2024年05月01日
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