全2件 (2件中 1-2件目)
1
【あきらめずに努力を続ける】川の渓流にはヤマメという魚がいます。東北地方や九州の一部で生息し、体長は約30センチで塩焼きや酢漬けで食べます。一方で、サクラマスという魚がいます。体長は約60センチです。これらは生まれた時は同じ種類の魚です。卵の時は、どちらがヤマメかサクラマスかの区別はありません。稚魚時代に競争に敗れた魚は川を下り海で成長する特性を持っています。ところが、逃げてきた海にはエサがたくさんあるため稚魚はサクラマスとして大きくなり、再び川に戻り産卵するという生態系を繰り返していきます。もしかすると、サクラマスは生涯を川で生きたかったかもしれませんが、海ではヤマメより大きな魚になりました。このように、負けてもあきらめずに自分を信じれば新しい自分になることができます。つまり、自分に見切りをつけない限りチャンスはめぐってくるのです。ある哲学者が次のように述べています。「偉大なことをやり遂げる人は稀であるが、それは困難であるからだ。 それでも、あきらめず努力を続けることが大事である」この言葉は、挫折を経験したときに再び立ち上がる力を教えてくれます。多くの人は、自分の夢を実現させたいと思っていますが、実はこれも偉大なことです。大きな発明や発見だけが偉大なことではないからです。一例をあげれば、病気で苦しむ人を救いたいという人は医師を目指しますが、そのために難しい国家試験の合格を目指し努力するのです。とはいえ、どのような夢であっても努力の過程では、さまざまな困難に直面し弱気になることがあるかもしれません。それでも自分を信じるのは大事なことです。偉大な人は、特別な才能の持ち主ではなく、あきらめなかった人なのです。自分にもその力があると思えば、前に進む力が生まれてくるものです。 (by ハートリンクス)
2025年03月31日
コメント(0)
【小さな喜びで不安をなくそう】悩みが原因で不安を感じるとき、気分を切り替えることで気持ちを落ち着かせることができます。例えば、自分より厳しい境遇にいる人のことを考える下方比較という考え方を用いると、不安が軽減されることがあります。 ある男性作家が更年期障害に悩んでいました。更年期障害は女性特有のものと思われがちですが、実は男性にも起こり得ます。40代後半から少しずつ症状が現われ、筋肉痛や頭痛といった不調を伴うことがあります。その作家は、日常生活の中で「一日一度」の喜びを見つけ、記録する習慣を始めました。例えば、「新幹線の窓際の席に座り、富士山が真正面に見えて嬉しかった」「空港の売店で鱒寿司を買おうとしたら、最後の一個が残っていてラッキーだった」などを書き留めていったのです。こうした習慣を続けるうちに、更年期障害の症状は次第に改善したといいます。このように、小さなことに喜びを見いだす習慣が身につくと、体内の健康ホルモンが血液中に流れ出し、体調が良くなるという好循環が生まれます。気分や感情を良い状態に保つことは、とても大切なことなのです。また、不快な気分やネガティブな感情は健康を害するという意識を持つことができれば不安は次第に消えていきます。こうした生活習慣は心身の健康に良い影響をもたらします。その結果、さらに向上したいという積極的な姿勢が芽生え、自分よりも恵まれた境遇にある人を目標にして努力するようになるでしょう。不安を抱えた状態が続くと、「自分はダメな人間だ」といった否定的な思考に支配されてしまいがちです。しかし、不安がある現実を受け入れながらも、日々の喜びを見つけて生きていこうとする姿勢を持つことで、不安を恐れることなく、困難を乗り越える力を手にすることができるのです。 (by ハートリンクス)
2025年03月15日
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1