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2023年01月30日
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カテゴリ: 生き方
【いくつになっても、学ぶことを忘れない】


 を与えたといわれるのが、佐藤一斎という思想家です。

 とくに、『言志四録』という書物は、当時、多くの若者に読まれました。
 西郷隆盛の政治信念もこの書物によるものが大きいといわれています。

 薩摩藩主の命令に背いて島流しの刑に処せられたとき、この書物を何度も読ん
 でいます。
 吉田松陰は、密航の罪で牢屋に入れられてもこの書物を読み続け、他の囚人た
 ちに文字を教えたりしています。

 佐藤一斎は「知行合一」を重んじています。
 これは、学問で得た知識を行動に移さなければ、人格者とはいえない、という
 ものです。

 つまり、人から信頼されるには、学問で人間性を磨き、行動するべきである、
 ということです。

 西郷隆盛が、明治政府で大臣になり何年かぶりに、鹿児島に帰郷したときの話
 です。
 途中、大きな荷車が山道に差しかかり、立ち往生していました。
 それを見た西郷は、上着を脱いで「私も手伝いましょう」と声をかけ、荷車を
 押しました。

 荷車は無事、峠を越すことができました。荷主はその人が西郷さんだとわかり
 とても恐縮したそうです。
 「敬天愛人」という言葉を、座右の銘としていた西郷さんらしい行動力です。

 佐藤一斎は、「学問をしているなら、人格者でないはずはない」という考えを
 持っていました。

 ここが西洋の学問と、日本の学問の違いです。
 西洋では、自分と外の世界を別々にとらえることを学問としていますが、日本
 では、自分と学問、つまり人格と学問を表裏一体のものと考えています。

 近代は、日本も西洋学問の影響を受けていますが、それでも老荘思想や仏教の
 教えがいまだに、日本人の心の拠りどころになっています。

 日本を代表する企業、京セラの創業者、稲盛和夫さんは60歳のときに、得度
 をして僧侶になりました。
 そのために、街を托鉢する行をすすんでおこないました。
 冬の寒空での托鉢は厳しく、足裏はひび割れながらの行だったそうです。

 このように、利他の心という仏教の教えを、行動に移しています。

 年齢に関係なく何かを学び続ければ、現実と遊離した物事のとらえ方、考え方
 はしなくなります。

 電子技術中心の時代でも、学ぶことを忘れなければ、自分の人格形成もできる
 に違いありません。

                      (by ハートリンクス)   







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最終更新日  2023年01月30日 07時00分07秒
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