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サッカーうんちく小事典3
サッカーうんちく小辞典3
◆フーリガン
19世紀末、ロンドンに住んでいたアイルランド人一家・フールハンの名前が元になっていると言う説が一般的。「ならず者」とか「ごろつき」という意味のコトバとして使われていた。ここから転じて「破壊行為などに走る、暴力的な若者たち」という意味の一般名詞だったが、最近はサッカーの試合で暴れたりする集団のことを指すようになった。
注意したいのは、フーリガンか熱いサポーターかの見間違い。熱狂的なサポーターが応援するチームが、満足いかない試合をしたとしてそれに対して文句を言ったり、チームの不甲斐なさに怒ったりするという光景はよく見かけます。大声で騒いだりすることもありますがこれだけではフーリガンとは言いません。
これに対して、フーリガンの常習メンバーは、試合の結果に対して怒るというより、ゲームが行われるずっと前から、「いつ・どこで・どう暴れようか」という計画を立て、警備員の配置や、フーリガン対策をかい潜るためのアイデアを練っていることもあり悪質(情報収集と計画性)です。
また、フーリガンには、失業の苛立ちや社会に何らかの不満を持った人達が多いと言われていて、国民的人気のスポーツである「サッカー」に、暴力を持ち込む事で憂さ晴らしをする・・・というのが背景の動機と言われています。「ただ単に自分の不満や差別意識をぶつけたり、騒ぎを起こすために、サッカーを言い訳にしてモノを壊したりするような人たち」これがフーリガンの深層的な正体。
日本ではチンピラ集団がチームを組みスタジアムに来て花火や音楽を大きく鳴らす等が行われればその集団はフーリガンとして絶対排除すべきでしょう。つまり2003シーズンにおいて日本にはフーリガンは居ないと言っていいでしょう。お金を払ってまでスタジアムに入って、試合をぶち壊し暴れたい"族"が日本には居ないのでしょう。そういう人はまず暴走族になってますから。
繰り返しますが「フーリガン」の一般的な特徴として誤解されるのが、お酒をやたらガンガン飲んで、集団行動をする等ですが、お酒を飲んで裸になって集団で騒ぐ程度ではフーリガンではありません。このくらいイギリスや日本などでは街でよくあることでしょう。フーリガンの巣窟のように言われてしまっているイギリスやドイツですが大きな誤解です。
◆オフサイド
サッカールールの中でも特にわかりづらいと言われるのがこれ、「オフサイド」。サッカーは好きだけど、実はイマイチわかってない・・・という人もいるかもしれませんので。
オフサイドは、守備側チームで、後ろから二人目のプレーヤーがいるところからゴールまでを「オフサイドゾーン」とし、このオフサイドゾーンにいる攻撃側のチームの選手はパスを受けてはいけない、というルールです。
ピッチの中で、普通、味方ゴールに一番近いところにいるプレーヤーと言えば、「ゴールキーパー」。これが後ろから1番目。その次がだいたい、守備役の「ディフェンダー」。そのうち、一番ゴールに近い選手が後ろから2番目、ということになります。この2番目にいる選手から、ゴールまでが「オフサイドゾーン」といいます。
ここに攻撃側のプレーヤーが入っていて、パスを受け取ると「オフサイド」になり相手チーム(守備側)に、違反の起きた地点からのフリーキックが与えられてしまいます。
ゴール前で待ち伏せしておいてパスを受け取り、すかさずシュートというプレーができないようにするためのルールです。守備側のプレーヤーより攻撃側が前に陣取っていたらカンタンに得点出来、試合が面白くなくなってしまいます。
ちなみに、このオフサイドゾーンにいること自体では反則になりません。
パスを受け取ったり、プレーの流れに積極的に関与したりするとオフサイドを取られてしまいます。
また「オフサイド」は、パスを蹴る瞬間に、ボールを受ける選手が
オフサイドゾーンにいる場合に適用されます。ボールを蹴った後にオフサイドゾーンに入ってパスを受けるのはオフサイドになりません。
このルールを利用した戦術に、「オフサイドトラップ」というのがあります。
これは、相手チームの選手をわざとオフサイドポジションにしてしまう守備戦術。
敵がボールを前線に出すちょっと前に、守備側のディフェンダーが前に出て、オフサイドゾーンを広くします。こうすることで、ゴール近くにいた攻撃側の選手を
わざとオフサイドポジションにすることができます。これで、この取り残された選手は攻撃に加われなくなります。「オフサイドトラップ」は立派な戦術ではありますが、しかけるタイミングが重要。ディフェンダーにとっては、成功すればメリットは大きいが、ミスが絶対許されない戦術といえます。
◆フットサル
「ミニサッカー」と呼ばれている「フットサル」。「サッカーやりたい」と思っても、1チーム11人というメンバーを揃えるのは大変、場所も、あの広さを確保できる場所やいつでも使えるフィールドを探すのは難しい。
そこで、普通の人がもっと気軽にサッカーを楽しめるように生み出されたスポーツが 「フットサル」。
「フットサル」とは、サッカーを表す「フットボール」と、室内を表すスペイン語「Sala(サラ)」とポルトガル語「Salao(サラオ)」を組み合わせた言葉です。それまではサロン・フットボール、ミニサッカーなどと呼ばれていたのをFIFAが統一しました。
必要な人数はゴールキーパーを含めて1チーム5人。
交代要員は7人までOKで、しかもチェンジは自由。あまり体力がない女性や子供、お年寄りでも楽しめると言われる理由のひとつです。
そして、「スペース」ですがこれもフットサルなら、グラウンドは、タテが25mから42m、横幅が15mから25mとかなり開きがありますが、その分、プレーする場所を選ばないフレキシブルなスポーツです。
最小で25m×15mの広ささえあればOKなのでフットサル専用のグラウンドじゃなくても、普通の体育館でもできるというわけです。
ゴールも小さめです。高さは2m、幅3mと、ハンドボールのゴールと同じサイズ。サッカーゴールは高さ2.44m、幅7.32m。
そしてボールもサッカーボールより1まわりり小さめです。フットサルのボールは弾みにくい作りになっています。
これは、ロングシュートをするよりもボールをチームで回してゴールに入れるという プレーがメインのため。派手なプレーよりも、確実なドリブルとパスが重要です。
ルールもサッカーとは少し違っています。主な違いだけを紹介すると、まずは反則行為。サッカーで問題なしとされている程度の「チャージ」や「スライディング」も全て反則を取られます。よって怪我の危険も少なくなっています。
試合時間は前半後半20分ずつで、サッカーの半分以下です。
そしてルールもシンプル。オフサイドがない。
◆日本のプロサッカーとJリーグの名称
日本の「Jリーグ」が、なぜ「プロサッカー」との名称でないのか!?
愛称という事も、もちろんあるが、Jリーグでは、選手、監督始めスタッフは全員「プロ契約」してなければならないわけではない。選手の場合、一定人数(J1は15人以上、J2は5人以上)がプロ契約であればいい事になっている。監督、コーチ陣は、S級ライセンス(Jリーグの監督を務めるために必要な日本協会が定める最高位の指導者資格)さえあれば、プロ契約である必要は無いと、Jリーグ規約で定められている事が挙げられる。しかし実際はプロ選手、プロ監督がほとんどなのが現状。J創成期に作られた規約なためとの見方が多い。今のようにプロ全盛となればプロサッカーでも良かった。しかしJリーグの愛称が浸透しているためそのまま使用。
◆ポジション
「ポジション」とはプレイヤーが基本的にプレーをする位置のことです。
サッカーは1チーム11人で行うスポーツですが、この11人のメンバーをフィールドに配置するときに重要になるのがこのポジションです。
現代のサッカーでは、「全員攻撃・全員守備」が当たり前になってはいるんですが、チームとしてはやっぱり個人個人の主な役割を決めておいたほうが戦略も立てやすいということで、各ポジションが割り振られています。
まず、「ゴールキーパー」
味方ゴールを守るポジションで、ゴール前のエリア(ペナルティエリア)でただ一人「手」を使っていい。頭文字をとって「GK」と表されます。ユニフォームも他のメンバーとは違ってます。ゴールキーパー以外の10人は、「どこのポジションに何人」と決まっているわけではないので、チーム側が自由に配置できます。
その10人は、大きく「フォワード」「ミッドフィルダー」「ディフェンダー」の3つに分けられます。
「フォワード(FW)」は、攻撃の最前線。ゴールを決めるのが第一の仕事。「トップ」ともいい、よく言う「ツートップ」はフォワードが2人いる体制のことを指します。
「ミッドフィルダー(MF)」は、フィールドの真ん中あたりでプレーする選手のこと。ボールをつないだり、攻撃・守備の両方を兼ねるポジションです。
「ディフェンダー(DF)」は、守備をメインに行うポジション。
「ウイング」は、サイドにいるフォワードのこと。
最近は2トップが多くなって、あまり2人のプレイヤーを両サイドに置くことは少なくなりました。
「センターフォワード」は中央にいるフォワード。もともとはフォワードが5人いた頃についた名前ですが、シュート力を生かしたプレイヤーとして、今でもこう呼ばれることが多いポジションです。
ミッドフィルダーは、両サイドにいるミッドフィルダーのうち、前のほうを「オフェンシブハーフ(トップ下)」と「ウィングバック」後ろの方を「サイドハーフ」といいます。
「ボランチ」はポルトガル語で「ハンドル」を意味します。もともとはセンターハーフの選手のことを指していましたが、ミッドフィルダーの中でも後ろの方でプレーするようになってからは、こう呼ばれることが多くなりました。「守備的ミッドフィルダー」というよりも、「ボランチ」のほうがより攻撃の起点や攻守の要の指令塔の「ハンドル」意があるでしょう。この用語を使っているのは発祥の地とされているブラジルと日本。世界共通語ではありません。
ディフェンダーのポジション分け。
「センターバック」は真ん中にいるディフェンダーのこと。センターバックで、相手のフォワードをマークする選手を「ストッパー」とも呼びます。
このセンターバックの両脇にいるのが、「サイドバック」です。守備だけでなく、後方やサイドから攻撃参加するので、守備力もありスピードがあり、スタミナも攻撃力も備えていることが、いいサイドバックの条件。
「スイーパー」はGKの前、フィールドプレーヤーの中では一番後ろにいます。
SWEEP、掃除をする人の意味です。ディフェンダーの中でもゴール近くにいて、こぼれたボールの処理や、マークを外れてしまったプレイヤーのフォローをする役目をすることから、この名前がつきました。今ではバックのうちの一人がこの役割を果たすことが多くなっています。
「リベロ」はスイーパーの役割もして、時には攻撃にも加わるプレイヤー。
イタリア語で「自由」を意味する言葉のとおり
。リベロが前線に攻撃参加することによって、攻める選手が増える。総合力のある選手にしか務まらないポジションです。
◆JリーグJリーグ1部のチームマスコットキャラクター
Jリーグ発足当時は、各クラブチームの名前を広める目的もあってネーミングの由来やマスコットキャラクターを紹介する報道も多かったですが、最近はJリーグ自体が定着したせいか、あまり取り上げられなくなってしまいました。だから分からない人は分からないままだったりする。そこでココに取り上げました。
【動物シンボルのマスコット】
名古屋グランパスエイト
GRAMPUSは英語で「鯱」。(クジラは名古屋のシンボル)
EIGHTは名古屋市のマークで、末広がりを表す。
愛称は「グランパスくん」。他に「グランパコちゃん」「グランパスジュニア」もいます。
サンフレッチェ広島
SANFRECCEは日本語の「三」とイタリア語の「フレッチェ=矢」を合わせたもので、戦国武将・の毛利元就の「三本の矢」の故事にちなむ。
広島の県民・行政・財界の三位一体の力によってチームが支えられていること、「技術、戦術、体力」の三要素、そして選手個々に必要とされる「心、技、体」 の三原則を表現。
マスコットは中国地方のクマをイメージした「サンチェ」。2000年には「フレッチェ」という彼女が。ファンに優しく、敵チームに強い。
鹿島アントラーズ
ジーコが住友金属時代から育てたJ開幕からの強豪クラブ。英語で「鹿の枝角」を指すANTLERから命名。鹿島神宮の鹿、枝のように生えている角は茨城県の「茨」をイメージ。勇敢に戦って勝利を目指すチームを意味しています。
そんなアントラーズのマスコットは、「しかお」。こちらも1997年に「しかこ」と結婚。そして1999年には長男の「アントン」君が誕生。
ジェフユナイテッド千葉
JR EAST FURUKAWA の頭文字をとってJEF。UNITED は古河電工とJR東日本が提携してできたチームであることやホームタウンの市原・千葉との結びつき、チームの協調・連帯感を表わしたもの。マスコットは「ジェフィ」と「ユニティ」で、二人(二匹?)は秋田犬の兄弟。ちなみにお兄さんのジェフィの背番号は2番で、弟のユニティは9番です。
【鳥のマスコット】
東京ヴェルディ1969
「ヴェルディ」はポルトガル語で「緑」を意味する「VERDE」から生まれた造語で「1969」は、母体の「読売サッカークラブ」が創立した年。
マスコットは、チームマークにもある「コンドル」を擬人化したもの。緑色のユニフォームを着て、右手の親指をたてているブラジル人ぽいポーズが特徴。
コンサドーレ札幌
「どさんこ」の逆さ読みに、ラテン語の響きをもつ「オーレ」を付けたもの。つまり翻訳すると「頑張れ北海道民」。
マスコットは北海道に生息する日本最大のフクロウ『シマフクロウ』がモチーフ。名前は「ドーレくん」。大きくて鋭い瞳は<知性と想像力>、雪のように白い体は<フェアプレー精神>を表す。
ベガルタ仙台
東北三大祭の一つ「仙台七夕まつり」(今年は6日~8日)にちなんで、七夕の織り姫 <べガ>と彦星の<アルタイル>とを合体させた名前。
クラブマスコットは「ベガッ太」。アルタイルは<わし座>の星のひとつ。さらに、ギリシャ神話で「勝利をもたらす」と言われているイヌワシをキャラクター化。
京都パープルサンガ
「パープル」は、クラブの前身である「京都紫光クラブ」のチームカラー。
「SANGA(サンガ)」は仏教用語。サンスクリット語で「仲間・群れ」を意味する。
京都の<山河>の言葉の響きを掛け合わせている。
マスコットの愛称は「パーサくん」。京都らしく「鳳凰」と「不死鳥」がモチーフ。
ジュビロ磐田
JUBILO はポルトガル・スペイン語で「歓喜」の意味。静岡県の県の鳥<サンコウチョウ>をモチーフにした「ジュビロくん」がクラブのマスコット。性格はチーム名のジュビロ(歓喜)に表されるように、底抜けに明るく情熱的。スピーディでトリッキーなジュビロの攻撃イメージを象徴している。恋人は「ジュビィちゃん」こちらの方が可愛くて人気が高い。
【動物+港町のマスコット】
横浜F・マリノス
マリノス(MARINOS)はスペイン語で「船乗り」。七つの海をまたにかける船乗りのように世界を目指す姿、そしてホームタウンの港町・横浜のイメージ。
キャラクターは、大きいカモメが「マリノス君」で小さいほうが「マリノスケ」。名前の由来と同様、世界にはばたくクラブの姿勢を表しています。
ヴィッセル神戸
港町・神戸をホームタウンとするヴィッセル神戸のVISSELは英語のVICTORY(勝利)とVESSEL(船)から生まれた造語。
「勝利の船」「勝利の船出」を意味しています。
マスコットは神戸・兵庫になじみの深い「牛(神戸牛)」の「モーヴィ」。古代から神聖な動物として神話にも登場する牛は粘り強さや突進力、生命力のシンボル。バイキング族の帽子で力強さも表現。
【ヒト編】
柏レイソル
スペイン語の「REY」(「王様」)と「SOL」(「太陽」)を合体させた
「太陽王」の意味を持つ造語。王の偉大さと厳しさを備えつつ、同時に優しさや親しみやすさを持ったチームに・・・という願いが込められています。
マスコットは太陽王の少年時代をイメージした「レイくん」。「攻めと守り」両方に秀でたオールラウンドプレーヤーという設定。
ガンバ大阪
イタリア語で「脚」を意味するGAMBAと日本語の「頑張る」とをオーバーラップさせたネーミング。キャラクターの愛称は「GAMBA BOY(ガンバボーイ)」<ガンバって勝利を勝ち取る元気なサッカーボーイ>らしいです。
【空想の怪獣編】
浦和レッズ
日本最大のサポーター組織をほこりJ2降格とJ1優勝を経験したつわものクラブ浦和レッズ。チーム名の「レッドダイヤモンズ」は最高の輝きと固い結束力をイメージしたもの。マスコットは「レディア」と「フレンディア」。レディアは1992年に当時のチーム名「三菱浦和フットボールクラブ」の頭文字「MUFC」を縦に並べてデザインされた「知的で勇敢、エネルギッシュな」動物。1997年にフレンディアと結婚。結婚といえば女子プロサッカーチーム埼玉レイナスを吸収し浦和レッズレディースとしている。
清水エスパルス
S-PULSEのSは「サッカー、清水、静岡」の頭文字、
PULSEは英語で「心臓の鼓動」の意味。
サッカーを愛する県民・市民の胸の高鳴りを表わす。
マスコットの名前は「パル(「友達」の意味)」。エスパルスとサポーターを結ぶ「友達」で耳の羽は羽衣を表現しているらしい。
【マスコットキャラの無いクラブ】
FC東京
都民から幅広くサポートされる「都民のためのJクラブ」を目指し、ホームタウンの「東京」を入れたシンプルで誰にでもわかりやすい名前に。シンプルイズベスト?
◆【J1、J2おさらい】
・呼称 鹿島アントラーズ
・名前の由来 ANTLERは英語で「鹿の角」の意味。古来からの鹿島神宮の鹿にちなみ、枝角は茨城県の「茨」をイメージしたもの。鹿は親しみのある動物として愛されており、また、武器である枝角は鋭く強いもので、勇猛果敢に戦い勝利を目指すチームを意味する。
・呼称 アビスパ福岡
・名前の由来 アビスパはスペイン語でハチを意味する「AVISPA=アビスパ」。「ハチ」の持つ特性「集団行動性」「俊敏性」が、クラブが目指すサッカースタイルである「軽快で統制のとれた多様なグループ攻撃」を象徴する。
・呼称 ベルマーレ平塚
・名前の由来 ラテン語のBellum(べラム/美しい)と(マーレ/海)から、平塚の「美しい海」をイメージしている。
・呼称 セレッソ大阪
・名前の由来 CEREZOは、スペイン語で大阪市の花である「桜」の意味。大阪市をそして日本を代表するチームに育つよう願いが込められている。
・呼称 ガンバ大阪
・名前の由来 GAMBAはイタリア語で「脚」の意味。サッカーの原点である「脚」によってシンプルで強いチーム目指す。また、「ガンバ」という響きは日本語の「頑張る」にも通じ、ファンに対するチームの姿勢を表す。
・呼称 名古屋グランパスエイト
・名前の由来 GRAMPUSは英語で名古屋のシンボル「鯱」の意味。 EIGHTは名古屋市の記章であり、末広がりを表す。
・呼称 ジェフユナイテッド市原
・名前の由来 JEFはJR EAST FURUKAWAの頭文字。UNITEDは古河電工とJR東日本が提携して誕生したチームであること、ホームタウンとの結びつき、チームの強調・連帯感を表現している。
・呼称 ジュビロ磐田
・名前の由来 JUBILOはポルトガル語・スペイン語で「歓喜」の意味。サポーターをはじめすべての人々に感動と喜びを与える。
・呼称 横浜 F・マリノス
・名前の由来 マリノス(MARINOS)とは、スペイン語で「船乗り」のこと。七つの海を渡り、世界を目指す姿と、ホームタウンである国際的港町、横浜のイメージをオーバーラップさせている。
・呼称 浦和レッドダイヤモンズ
・名前の由来 サッカーの町・浦和と三菱サッカー、双方の名門復活の願いが込められている。レッドダイヤモンズは最高の輝きと固い結束力をイメージしてつけられた。
・呼称 柏レイソル
・名前の由来 スペイン語の「REY」(王)と「SOL」(太陽)を合体させた造語で太陽王の意味を持つ。王の偉大さと厳しさを備えながらも優しさや親しみやすさをも兼ね備える。
・呼称 サンフレッチェ広島
・名前の由来 SANFRECCEは日本語の「三」とイタリア語の「フレッチェ=矢」を合わせたもの。毛利元就の故事から、広島の「財界、行政、県民」、チームスポーツの「技術、戦術、体力」、選手の「心、技、体」とそれぞれの三要素を表している。
・呼称 京都パープルサンガ
・名前の由来 PURPLEは前身の京都紫光クラブのチームカラーを引き継いだもので、 SANGAは、古都京都とつながりの深い仏教用語。サンスクリット語で「仲間・群れ」を意味し、その二つを合わせたもの。
・呼称 清水エスパルス
・名前の由来 S-PULSEのSは「サッカー、清水、静岡」の頭文字を取ったもの。 PULSEは英語で「心臓の鼓動」の意味。サッカーを愛する県民、市民の胸の高鳴りとチームのスピリットを表現。
・呼称 ヴェルディ川崎
・名前の由来 ポルトガル語で「緑」を意味する「VERDE」から生まれた造語。
・呼称 ヴィッセル神戸
・名前の由来 VISSELは英語のVICTORY(勝利)とVESSEL(船)から生まれた造語。「勝利の船」を意味し、国際港神戸をイメージするとともに、市民の夢を乗せた「大きな船」であること、勝利に挑戦し続けるチームであることへの願いを込めている。
・呼称 アルビレックス新潟
・名前の由来 アルビレックスには「アルビレ(オ)」(白鳥座の中の二重星を表す)と「レックス(ラテン語で王の意)」を合わせて、サッカー界の王者に向けてはばたくという意味が込められている。
・呼称 大宮アルディージャ
・名前の由来 アルディージャとは、「リス」を意味するスペイン語(スペイン語読みではアルディーリャ)。リスは大宮市のマスコット的存在であり、地域に密着した愛される存在になることを願ってつけられた。また、「リスのようにスピーディーにフィールド駆け回る」という意図がある。
・呼称 コンサドーレ札幌
・名前の由来 「どさんこ」の逆さ読みに、ラテン語の響きをもつ「オーレ」を付けたもの。
・呼称 川崎フロンターレ
・名前の由来 フロンターレはイタリア語で「正面の」の意。常に最前線で挑戦しつづけるフロンティアスピリッツ、正面から正々堂々と戦う姿勢を表現したものです。
・呼称 モンテディオ山形
・名前の由来 イタリア語の「MONTE(山)」と「DIO(神)」を組み合わせた造語で、山形らしさをコンセプトに考えられたチーム名。
・呼称 サガン鳥栖
・名前の由来 長い年月をかけて砂粒が固まって砂岩「サガン」となるがごとく、一人ひとり、小さな力を結集し立ち向かうことを意味する。「佐賀の」という意味にも通じる。
・呼称 FC東京
・名前の由来 都民各層から幅広くサポートされる「都民のためのJクラブ」を目指す観点から、ホームタウン名「東京」を入れた、シンプルでだれにもわかりやすく、馴染めるものとした。
・呼称 大分トリニータ
・名前の由来 クラブ運営の三本柱である県民、企業、行政を表す三位一体(英語でトリニティ /Trinity)に、ホームタウンの大分を加えた造語。
・呼称 ヴェガルタ仙台
・名前の由来 七夕の星“べガ”と“アルタイル”の合体名。「県民市民と融合し、ともに夢を実現する」ことを意味する。地域のシンボルとなり、多くのスポーツを通じて広く地域への貢献を希望する。
・呼称 ヴァンフォーレ甲府
・名前の由来 「VENT(風)」「FORET(林)」というフランス語を組み合わせたもの。武田信玄の旗印である「風林火山」に基づいている。
参考にした文献『現代用語の基礎知識 サッカー』
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