気楽にまじめにあるがまま わがままFP上ちゃんの日記

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人生にまつわるリスク



私たちの大半の方が万が一のために生命保険に入っている。
なぜなら、死ぬことのリスクに不安を感じているから。
死ぬと葬式を出さないといけない。
財産整理に時間やお金がかかる。遺産争族であればなおのこと。
遺族年金は現役世代の年収の4割程度だから、年金だけの生活には不安もあろう。

生命保険が必要な方がほとんどだと思うが、多くの方が掛け過ぎだ。
必要保障額は、保険会社が決めるのではなく、あなたが決めるもの。
残された方の自助努力の度合い、資産運用の効率性によって大きく違ってくる。

私たちは死ぬことのリスクを大きく考えているが、
実は生きることの方がよほどリスクが大きいのだ。

私たちが生きることのリスク。いくつかあげてみる。
病気になったり、けがをしたり。
仕事が合わず、うつ病になる人もいるかもしれない。
子どもがうまく育たなかったり、進学できなかったり。
途中でリストラにあうかもしれない。
出向先に転籍されるなどで、定年までの数年間の年収も大きく下がるかも。
今の年金はあてにできない(と思う人が多い)
子どもが独立しても、子どもにお金がかかる。
介護が必要になるかもしれない。

生きていることは、こんなにもリスクが大きいのかとため息をつくかもしれない。
でも、ちょっと待って欲しい。リスクとは自分の期待値からかけ離れることをいう。いい意味でかけ離れることもあるのだ。
自分で生きていることのリスクを受け入れ、自分でコントロールしていけば苦難があっても乗り越えることができ、楽しく生活できる。

生きているリスクを前向きに考えてみませんか。


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