☆しるび~の部屋☆

ΨGT-Rとは?Ψ

bnr34

☆2段表示式タコメーター☆R34GT-RVスペックのみ採用されている。
3000rpm以下の回転域の目盛り間隔を15度と狭くし、3000rpm以上の
目盛り間隔は逆に30度と広くしてある。
目盛りのピッチが広くなった分、高回転域での瞬読性はいっそう
向上している。
また、RB26DETTエンジンの高レスポンス化に合わせてメーターの
レスポンスも向上させている。
☆ATTESA E-TS☆R32~R34まで受け継がれてきている四輪駆動方式。
GT-Rは、4つの車輪の能力を最大限に生かし切ることを目的に、
R32 GT-R以来、電子制御トルクスプリット
4WD=ATTESA E-TSを採用し、走りのポテンシャルを高めてきた。
そのメカニズムは、FRのナチュラルなハンドリングをベースとしながら、
路面状況や走行状況の変化に即応して前輪にもトルクを配分するものである。
駆動力配分は、0:100(FR=後2輪駆動)から50:50(リジッド4WD)
まで無段階に連続制御を行う。
☆RB26DETTエンジン☆R32~R34まで共通して採用されているエンジン。
R32 GT-Rに搭載されてデビューを果たした時点で、このエンジンは
飛び抜けたハイパフォーマンスで他を圧倒した。

それも当然の事で、そのスペックのすべてが当時のグループAレースで
常勝する事を目標に設計された、生まれながらのサラブレッドだったからだ。

こうしたバックボーンを持つエンジンは、我が国ではかつてのS20
(もちろん、あの初代GT-Rのエンジン)を除いては皆無である。
改造範囲の狭いN1レース仕様でさえ500PS以上を発揮できる高度な
ポテンシャルを備え、加えて無数の勝利においてその絶対的な信頼性を
実証してきたエンジンで、R32、R33、R34と更なる熟成に熟成を重ねる
事で、このエンジンが持つ真のポテンシャルは極められてきた。
☆アクティブLSD☆R34Vスペックに標準装備されている。

R34Vスペックに搭載されたアクティブLSDは、さまざまな路面状況や
走行状況、ドライバーの操作を各種センサーで読み取り、
左右駆動力の強さや応答性までもコントロールする究極のLSDである。
これにより、旋回内輪の空転限界を上げる事が出来、
トラクション性能をいちだんと向上させる事が可能となる。
さらに、ATTESA E-TSとの統合制御により前後左右の駆動力
コントロールを行い、車両の安定と高いトラクション性能を
高次元で両立している。
☆角度調整機構付リアスポイラー☆R33は1枚翼、R34は2枚翼の角度調整機構付

リアスポイラーを装備している。(R32は角度固定)
リヤスポイラーの役目は、高速走行時におけるボディのリフトを抑える事だが、
翼面積を大きくすれば、ダウンフォースは増加するものの、
それに伴って空気抵抗も増大してしまう。
その解決策として考案されたのが、固定翼+可変翼を持つ国産量産車では
初の角度調整機構付2段式リヤスポイラーである。

R33GT-Rでは1枚翼の角度調整機構付リアスポイラーが装備されている。
☆ゲトラグ☆ R34GT-Rに標準装備されている。
RB26DETTエンジンのポテンシャルを有効に引き出し、加速性能をさらに
高める為に、ドイツGETRAG社とともに共同開発を行った
6速マニュアルトランスミッションで、
ギヤは5速で1.000の直結となるクロスレシオである。
トルクの最も“おいしい”部分を最大限に使い切れるシフトアップ時の繋がりの良さは、
それだけでGT-Rを操る歓びをいっそう増幅させてくれるはず。
オーバードライブレシオの6速は高速クルージング用と割り切り、
R33 GT-Rに対し10%ハイギヤに設定。静粛性と低燃費に貢献している。
☆ディフューザー☆R34GT-RVスペックのフロントリアに標準装備されている。

通常、高速走行時において床下を流れる空気はエンジンや足回りなどの
突起が障害物となって渦を巻いてしまい、これがボディを浮き上がらせる
力(揚力)を発生させる。

そこで床下の最も凹凸が大きいエンジンルーム部分と
リヤデフ周辺をカバーして、床面をフラットな形状にすることで、
空気の流れを圧縮・整流し、カバー後端の跳ね上がった形状によって
拡散(ディフューズ)させ、それによってダウンフォースを生み出す。

この本格的なディフューザー効果によって得られたダウンフォースは
フロント、リヤともに発生する為、前後の空力バランスに優れ、
80km/h程度のコーナリングやブレーキング時でも明確に安定感が増す。

☆ニュル ニュルブルクリンク☆(ドイツ)のこと

1周20km以上、コーナー180箇所以上、高低差300m、無数のブラインド
コーナーがある、いわば「公開試験場」日産は1988年からこの
ニュルへ通いつめ、R32、R33、R34とGT-Rを進化させていった。

ブレンボ R32VスペックII、R33、R34で標準装備。イタリアの名門。
GT-Rでは同社製のベンチレーテッドディスクブレーキを4輪に装着している。
☆マルチファンクションディスプレイ☆ R34GT-Rに装備されている。
ダッシュボードの中央部にある5.8インチの液晶画面に7項目
(GT-R V・specは9項目
もの情報を切替え表示する事が出来る物で、
通常のアナログメーターではスペース的に難しい多数の情報を、
シンプル&省スペースで伝達できる。こうした切替え式のメーターは、
F1に代表されるレーシングマシンの多くが採用している。

☆モノフォルムバケットシート☆ R32、R33は共通のデザイン。
R34ではショルダーサポートとサイドサポート部のみ改良している。
R32 GT-RからR33 GT-Rへとモデルチェンジを行った時、
「これだけは変えてくれるな」という意見が圧倒的に多く、
シートについてはほとんど手を加えていない。
R34 GT-Rに進化したことによって、旋回性能が大幅に高まった分、
ショルダーサポートとサイドサポートが
多少不足気味になった、
ということだけだったのである。


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