フランスでの暮らし

フランスでの暮らし

この店の一年の流れ。

1月:お正月/成人式
お正月ぐらい和菓子食えよ!と言いたくなるぐらい忙しい。
もちろん一日も仕事だ。12月初めあたりから1月終わりまで休みがなくなる。一日たりとも・・。お正月気分がぬける頃、やっと落ち着いてくる。
と思ってると、もうすぐバレンタイン。チョコレート作りが始まる。

2月:バレンタインデー
チョコレートのにおいをかぐだけで集中力が高まるのだとテレビで見たことがある。でもこれにも限度というものがあるのであろう。
毎日、大量のチョコに触れてると、頭が痛くなる。
家に帰っても手から甘いにおい。鼻血を出すやつもいる。
1月末ぐらいから常に帰宅は11時過ぎ。
これが終わるとひなまつり/ホワイトデーである。

3月:ひな祭り/ホワイトデー
ひな祭りはクリスマスに次ぐ大イベントである。
ムース類のストックはあらかじめしてある。
この日は全員でデコレーションケーキを作る。
一人だけプチガトーを作る。
一番下っ端の仕事はというと、お客様の自転車整備に、交通整備。
やらないとうちの店の周りが大渋滞になるのだ。
ホワイトデーはそんなにたいした動きはないが、焼き物チームは地獄である。後、販売員。ラッピング地獄。
夜中3時までしている。
君たちもたまにはこれくらい働け!
このあたりだけは販売員より早く帰る。

4月:入学シーズン。
たいしたことはないが、やはりケーキが動く。
それになぜか春先はケーキが売れる。

5月:こどもの日/母の日
初めての百貨店でのこどもの日。なめてた。
こどもの日にケーキなんて・・・
祝日なので少し多めにケーキは頼んだが、開店10時。
一人目の客が30個のまとめ買い。二人目20個、15個、30個・・・・
11時半には何にもなくなった。あわてて追加。
本店からもこっちにもケーキないから直ぐにはいけないよ!という。
百貨店からも準備が悪いと怒られる。
母の日/こどもの日と違って朝は暇だったので、特に追加もせずのんびりしてたら夕方から急に込んできた。ショウケースはがらがらになって、また怒られる。

6月:梅雨時期
ようやくこのあたりから暇になってくる。
ここで一つのマジックにかかる。
チーフから一言「たまには早く帰ろうよ」
ラッキーと喜ぶ。「明日は7時には店を出れるようにしようね」
7時に店を出る。こんなに早く終わってうれしいなーとしあわせをかみしめる。が、7時なんて普通のO・Lからすれば残業手当のつく時間じゃないか?
それでもうれしくなれる私たちの労働時間っていったい・・・

7がつ:夏休み
ケーキ屋にも夏休みがある。
お店によっていろいろ3連休だったり一週間だったり。
うちは一週間だった。そのおかげで、暇であるこの時期、人が減る分仕事が増えて、休み以外の人は、また大量の仕事に追われる。


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