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▼ 気ンなる一冊、その一言 ▼
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さてさて、今週の号から上記タイトルでコーナーを設けました。
一週間のうちにぼくが読んだ本や、誰かに紹介してもらった本、
そして、本を通じてぼくの心に残った一言を、あなたにご紹介して
いきたいと思います。
あなたからの、自分が大切にしている本や、一言も受け付けます。
ぜひ紹介してください。
▼最近わたしは、日本語関係の本を良く読みます。
「なに?日本人なんだから日本語なのはあたりまえだろ?」
と言われてしまいそうなのですが、そうではなくて、語学としての
「日本語をテーマにした本」という意味です。
あなたもそうだと思いますが、ぼくらは基本的に、日本語は
知らないうちに覚えた言語ですよね。
英語や外国語に比べれば、不自由なくつかっている言葉では
あります。
しかし、「とてもたけている」と言いきれない部分もまた、
しかりです。
結局、漢字の書き取りや文章解釈は勉強したとしても、
「表現方法」としての日本語を考えたり、勉強したり、自分で話したり
することってあまりないかもしれないです。
かねてよりそう思っていたぼくは、「今一度日本語を勉強してみたい」
とそう思うようになりました。
特にメルマガを発行するにあたって、一通り「文章読本」関連の本は、
すでに持っていたものも含めて10冊以上読みました。
別に小説家になろうなどとは思っていませんでしたが、本の虫である
ぼくは、その読書の中でその手の本を数冊、タイトルや著者によって
選んで読んでいました。(あんまり参考にはなりませんけど)
そんな中で、この本はちと興味を惹かれましたので、迷わず買った
一冊です。ぱらぱらとめくった時に、要約する事を進めている個所が
あったからです。
今回の一冊はこちら
▼ 日本語練習帳 ( 著者: 大野晋 | 出版社: 岩波書店 )
<どうすればよりよく読めて書けるようになるか。何に気をつけ、
どんな姿勢で文章に向かえばよいのか。練習問題に答えなが
ら、単語に敏感になる練習から始めて、文の組み立て、文章の
展開、敬語の基本など、日本語の骨格を理解し技能を磨く。
学生・社会人のために筆者が60年の研究を傾けて語る日本語
トレーニングの手順>・・・表紙うらの惹句より
【目次】
・単語に敏感になろう
・文法なんか嫌い―役に立つか
・二つの心得
・文章の骨格
・敬語の基本
▼もともと、大学生のための練習帳なのだと思います。
でも、全体を読みとおした感想としては、「確かに練習帳」だと
言うこと。(書評になっていない)そして、日本語がうまくなりたい
のなら、やっぱり練習をしなくてはならないことを、改めて
気づかせてくれました。
とくに、設問の1400文字の文章を400文字に圧縮する課題は、
圧巻で、例題で筆者が実際にまとめた文章を読むと、確かに
意味が通じている・・・、どころか最初からこの方が良いのでは?
と、思うほど明快に、そして洗練された内容へと生まれ変わって
います。
いかに自分の文章に無駄が多いのかを思い知らされました。
この著者の教え子の中には、新聞記者や編集者が数多くいるよう
ですし、エッセイストや文筆関連の職業を選択している人もまた
多くいるようです。
無駄のないわかりやすくてきれいな文章を書けるようになりたい
方にお読みいただきたいですね。
ちなみにこの本、160万部も売れているそうです。
よろしかったら一読をおすすめします。


