はじめまして。
ネットサーフをしていてたどり着きました。
すごく勉強になります。

ご出身は仙台なんですね。
私も7年ほど仙台にいたことがあります。 (May 10, 2006 04:01:40 AM)

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tajim

tajim

May 9, 2006
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いきなり汚い言葉でごめんなさい~。
ちょっと不思議に思ったもので。
両方とも英語でよく使われるswear words(汚いスラングのような言葉)ですが、微妙に意味が違うんですねぇ。

Shit!

というのは何か失敗したり、痛い思いをしたり、間違ったときなんかによく言いますよね。
「しまった!」というのをもうちょっと汚くしたかんじでしょうか。
北の人はシャイッと言ったりもしますね。ほとんどいつも名詞として使われますが、イギリス人はShittyという形容詞にして使ったりもします。Shitty jobなんていうとどうしようもなく酷い仕事な感じがします。 

I don't give a shit.

というフレーズになると、「そんなことどうでもいい」といった感じの投げやりな意味になります。普段は「shit!」とは言わない私もなぜかこのフレーズになると使ってしまいます。


意味を考えてしまうと牛のshitということで、なんだかグレードアップ(?)しただけのような感じですが、実は違うんです。

こちらも名詞として感嘆詞のように使ったりもしますが、まずほとんど「しまった!」と言う意味にはなりません。どっちかというと、他人の言ったことに対して「そんなばかな!」とか「ありえない」いう疑いの気持ちを表す気がします。そして大抵は不快な感情がこもってます。

「今日は地下鉄がストで動いてないらしいよ」
「Bullshit!」

という状況は想像できます。That's bullshit.と言うこともあります。

それよりも面白いのが、動詞として使う場合。
たぶん疑いの気持ちを表す意味合いが強まって、「信用の置けない(適当な)ことを言う」と言うような不思議な意味になります。

He's just bullshitting.

なんていうと、「あいつは口からでまかせを言ってるだけだ」なんていう意味になります。
それがさらに名詞化して、bullshitterなんていう派生をしたりもします。でまかせばかり言う人なんでしょう。ぺらぺらと口先で調子のいいことばっかり言う人(イギリス人には多い)のことも言います。He's just shitting.ではそんな意味にはなりません。言葉どおりの意味になってしまうでしょう。

なんだか汚い話ばかりのようで恐縮ですが、英語には色々swear wordsがあって面白いです。

あ、でもBBCの「家族向け」番組では絶対に汚い言葉を避けるものがあって、逆に面白い。イーストエンダーズというドラマでは(ロンドンの下町と言うラフな設定なのに)誰もののしりません。でも、I don't give a shitと言う代わりにI don't give a monkeyと言ったりして、なんとなくののしってるような印象を与えたりもします。一般的なものを避けて、代わりに勝手に新しいののしり言葉を作ってはやらせた番組もありました。

英語ではswear wordsも言葉の一部、言葉遊びの一種のようなものじゃないかと思うこともあります。なんとなく後ろめたい気持ちがありながらも、いらいらしたり怒ったりしたら使うことでなんとなく気持ちがすっきりするような。
余談ですが、言語学でシラブルと言う単位を探すときはネイティブに「この単語にfXXkingを入れれるとしたらどこに入れるか」と聞くことで単語の音の切れ目を探すのが常套手段です。
absolutely が abso-fXXking_lutely になるので、シラブルの切れ目が分かる。
真面目な言語学の授業中にこの方法を持ち出すときは、先生も生徒も笑わずにはいられません。





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Last updated  May 10, 2006 12:50:57 AM
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たくさんありますね。  
そういう言葉、たくさんありますね。
bloodyとかblummingはよく聞いたなーと思います。ハイストリートで店から出てきたおばちゃんが、買ったばっかりの食器を落として「ガチャーン!!」といったときに、「bloody hell!!」と言っていたのを覚えています。家族向けの番組ではswearingってないんですね。でもshitの代わりにmonkeyって言われても、私はきっとイミがわかりません・・・・(^_^メ) (May 10, 2006 02:08:00 AM)

Re:Shit と Bullshit(05/09)  
Apple♪  さん

Re:Shit と Bullshit(05/09)  
yukari@london  さん
Bullshitとの出会いは私はシドニーでした。
思い出したのでついつい書き込みしています。
コロンビア人のお友達(語学学校仲間)と
ケンタッキーにいった時の事、
コーラがこぼれてBullshitてつかった時が初めてでした。
思わずそれ何?
ときいて辞書を開いた物です。
懐かしい~ (May 10, 2006 04:10:42 PM)

はじめまして★(^ - ^) \(^ 0 ^)/★  
シゲ8457  さん
良い感じのブログですね(^^)(^^ )(^ )( )( )( ^)( ^^)(^^)
内容が充実してます勉強になりました。
また、遊びにきますね。
暇なときでイイので遊びに来てください。o(^^o)(o^^)o
(May 10, 2006 11:03:24 PM)

Re:むぐむぐもぐらさん  
tajim  さん
こんにちは。

>bloodyとかblummingはよく聞いたなーと思います。

そうですね。イギリス人は特にbloodyが多いですよね。swear wordとしてのbloodyを聞きなれているので、ニュースで原義の「血だらけの」と言う意味でbloodyが使われているのを聞いても、一瞬ぎょっとしてしまいます。

>でもshitの代わりにmonkeyって言われても、私はきっとイミがわかりません・・・・(^_^メ)

他にもfXXkingやbloodyの代わりにflamingを使ったりすることもあるようです。
番組の方針なのか、避け方の徹底振りが妙におかしかったりします。 (May 12, 2006 10:28:45 PM)

Re[1]:Apple♪さん  
tajim  さん
はじめまして!

>ご出身は仙台なんですね。
>私も7年ほど仙台にいたことがあります。

そうですか。仙台はいい街です。
日本に帰るたびに、仙台に着くと帰郷した実感があってうれしいですね。

また遊びに来て下さいね。 (May 12, 2006 10:30:06 PM)

Re[1]:yukari@londonさん  
tajim  さん
こんにちは。

>ケンタッキーにいった時の事、
>コーラがこぼれてBullshitてつかった時が初めてでした。
>思わずそれ何?
>ときいて辞書を開いた物です。

確かに、辞書にもちゃんと載ってるんですね!今思わずひいてしまいました。
「だます、ほらを吹く」と言うのは、合っているようで微妙にずれている気もしますが… (May 12, 2006 10:31:42 PM)

Re:シゲ8457さん  
tajim  さん
初めまして!

>良い感じのブログですね(^^)(^^ )(^ )( )( )( ^)( ^^)(^^)
>内容が充実してます勉強になりました。

ありがとうございます♪
そのときに思いつくことを書いているのでムラがありますが、また遊びに来てみてください。

>暇なときでイイので遊びに来てください。o(^^o)(o^^)o

今度うかがわせていただきますね。
(May 12, 2006 10:33:40 PM)

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