用語 | 説明 |
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インクルージョン | ジュエリーストーンの表面から内部へと入り込んだ、 あるいは内部に完全に内包されるクラリティ特徴をインクルージョンと呼びます。 ジュエリーストーンの表面から内部にむかう割れや、 内部に存在する他の鉱物の結晶などです。 ほとんどのジュエリーストーンは、 天然であるがゆえにインクルージョンを含んでいます。 石の価値を下げてしまうものもありますが、 多くはジュエリーストーンの個性として、あるいは天然の証として、 愛されるべきものでもあると思いますね。 |
エンハンスメント | 宝石を磨く(カットする)だけでは現れない 「色」「輝き」「質感」を、 「加熱する」「オイルに浸す」「ワックスをかける」などの 処理によって引き出すことです。 ※詳しくは宝石の用語4(エンハンスメント編)で。 |
カン | ジュエリーストーンの形成過程でできる、 微量のひびを指します。天然の産物である証です。 |
鑑別書と鑑定書 | 鑑別書とは、 ジュエリーストーンのサイズや形状、天然or合成or模造(人工)、 エンハンストメントやトリートメントの有無などが書かれているものです。 鑑定書とは、ダイヤモンドの重さ、カラー、 インクルージョンなどが書かれていいるものです。 鑑定書も鑑別書もその石が何で、どのような状態かを証明するものですが、 財産的価値がある高価な宝石以外は、あまり必要がないものです。 日本では数万円のダイヤモンド商品にも 鑑定書がつけられていたりしますが、海外ではあまりないことのようです。 |
スクラッチ | ジュエリーストーンの表面にできる、 引っかきキズです。硬度が低いほどできやすいです。 |
トリートメント | 宝石が持つ色や外観を、 人工的な処理により変える処理です。 ※詳しくは宝石の用語5(トリートメント編)で |
クラック | ジュエリーストーンの内部に生じる割れのことです。 衝撃や温度変化によりできることが多いです。 |
バチカン | ペンダントトップとチェーンをつなげるための、 金属部をバチカンと呼びます。 |
ルース | 日本では、カット済みで枠入れされていない (裸の)宝石を指します。ここではジュエリーストーンと表記しています。 |