アンバー(琥珀)について

アンバー(琥珀)について

アンバー Amber 【琥珀】硬度 2~2.5

アンバー(琥珀)は3,000万~6,000万年前に、
ヨーロッパ大陸の豊かな森林地帯に繁茂した琥珀杉からしみ出した樹脂が、
土中で硬化してできたものです。
厳密には石ではありませんが、鉱物として取り扱われています。
内部にハエや蜂、蝶、蟻、蜘蛛などの昆虫が取り込まれているものがあり、
特に人気があります。
通常宝石は、内包物があると価値が低下するものですが、
アンバーは逆に内包物により価値が高いです。
アンバーには飴色のものや緑色、
そして特に稀少とされているブルーのもの等があります。
しばしば見かける飴色のものは、見事な照りを発し我々を魅了します。
古くからアンバーをもとにビーズやボタン、
ペンダント等が作られてきました。
又薬として使われたりしました。
アンバーは彫刻等の芸術品としてもしばしば見かけます。
アンバーの硬度は低く、非常にデリケートといえます。
又、装身具などは香水やスプレー等がついてしまうと
永久的に美しい光沢を失ってしまうことがあります。
アンバーは数千万年前の世界をのぞくことが出来る
ロマン溢れる宝石ともいえます。



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