ガーネットについて

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ガーネット Garnet 【柘榴石】 硬度 7~7.5

日本名の”柘榴石”という名前は、
赤い結晶が岩の割れ目にびっしりとついて、
ざくろの果肉のような姿であったことから名付けられたと云われています。
赤を連想しがちなガーネットですが、実は色は40種類以上あるんです。
ガーネットには、ブルーを除外したほとんどの色合いのものが存在します。
その中でもグロッシュラー・ガーネットと呼ばれる種類は色が豊富で、
無色透明からオレンジ、ピンク、黒色までのものが存在します。
ガーネットは、単一の宝石ではありません。
実際には、ガーネットグループには、多数の異なった宝石種が含まれています。
代表的なものに以下が挙げられます。

・パイロープ・・・血のような赤色
・スペサルティン・・・明橙色
・アルマンディン・・・パイロープよりも赤みが濃く、黒っぽい
・ウバロバイト・・・明緑色
・ヘソナイト(グロッシュラー・ガーネットGrossular Garnet)
               ・・・ピンク・グリーン・褐色等
・アンドラダイト・ガーネット・・・チタンやマンガン含有

又、ガーネットは以下の2つのグループに、分類されます。
1:パイロープ・・・・・・
    アルマンダイト・・・・・・スペサタイト系
2:グロッシュラライト・・・・・・
     アンドラダイト・・・・・・ウバロバイト系

”ガーネット”の名称由来は、
ある科学者が、初めてガーネットの結晶を見つけたときに、
ざくろの実を連想したところからきています。
ガーネット歴史が深く、紀元前に既に知られていました。


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