悲しい日々。

不幸は突然やってきました。
私の不注意で・・・待ちに待った第二子を・・・流産してしまったのです。
ずっと待っていたのに・・・ダンナと二人でずっと・・・。
やっと授かって、二人で飛び上がって喜んでいたのに・・・。

追い討ちをかけるように、大好きな父が亡くなりました。
ずっと病気療養してて覚悟はしてたんだけど・・・悲しかった。

何気なく過ぎていく日々の生活。でも心は悲しみに沈んだまま。
悲しくて。辛くて。毎日泣いていました。

そんな時、私のそばにいてくれたのがチャッピーでした。
ダンナには心配かけたくない。
一人で泣いているといつもチャッピーが飛んで来てくれて。
どこにいてても、姿が見えなくても、必ずそばに来てくれて。
神妙な顔つきで泣いている私の横にずっと座ってました。

「チャッピー。悲しいよね。」
そう言って、チャッピーを抱き上げ強く抱きしめると、
チャッピーは私の頬の涙をペロペロと舐めてくれました。

優しいチャッピー。
私がどんなに強く抱いても一つも嫌がらずに。

悲しみに沈んだ心をチャッピーが癒してくれました。
チャッピーが一番私の悲しみを知ってくれてました。


ねこ4


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: