藤岡くんの歌について(デビュー前)





ついに藤岡くんもシンガーソングライターとしてめでたくプロデビューを果たしたわけですが、
ここでは彼がアマチュア時代に披露していた曲に対する雑感を書いていってます。
彼の曲から感じ取った「音楽」へのこだわりに対して、私(kimikaさん)なりの思いを簡単にまとめてみました。
あくまで私(kimikaさん)の個人的な見解ですんで、「そんなことないわい!」っていう投書はご遠慮下さいね(^^;



keyword=1 ソウルフル

彼の歌い方を聴いていると、ホンマに「魂の篭った=ソウルフル」という感があります。
ものすごく情感があって、気持ちが伝わってくるような。

「最後の夜」は聴き比べるためにあえて3組とも1枚ずつ買ったんですが、
表現力が明らかに他の3人と全然違うなと思いました(他のファンの方には申し訳ないけど)。
出だしの「~最後の~」の「さ」のすーっとフェードインするような入り方、
切ない曲にあわせた少しレガート(音の区切りを繋げた歌い方)気味の歌い回し、
決して淡々とは歌い上げず、という感じで、どれを取っても私のツボを心得てて(笑)。
スタジオライブではさらに彼の表情も一緒に加わって、もう最高でしたね-。ふふ。



keyword=2 ストレート

何がストレートかって言うと、自作曲の歌詞。
「Can't help falling love」はサビ以外の部分も(いや、サビ以外の部分の方が(笑))
リアルな詞でしたねえ…。「シングルベッドに2人で求めるように見つめあいながら」って
なんだか妙に生々しいなあ~。まったくもう、ねえ(何が)

シャ乱Qの「シングルベッド」のサビにも「シングルベッドでふたり」って
歌詞あるけど、そん時は生々しいって感じしなかったっけなぁ。
やっぱどっかであどけなさを持ってる男のコが書く詞だからかなあ。
同じような歌詞でも、めっちゃ感じるものが違う。不思議。

「ブランコ」は幼い日の初恋を振り返った歌詞で、見ていてすごくせつない気分になりました。
個人的にはブランコの詞の方が好きです。曲ももういっぺん聴きたいなあ。

「my girl」は、んーと、結構長続きしてるカップルが背景なのかな?
いろんな表情がかいま見える内容とか、春夏秋冬が出てくるあたりで
何となくそう思ったんですが。違ったらスミマセヌ。

で、舞台はやっぱ関東、というか四季がきちんとある方面ですね。きっと。
だって大阪では冬に雪降らへんもん(爆)1年で2日あったらいい方(笑)
どうでもいいツッコミっすねえ~(^^;)ごめんねえ、関西人の性なのさ...
そうそう、この曲ってたしかバラードでしたよね。
曲付きで聴いてみたらまた印象変わるかな?早く続き聴きたいっすねえ。ぜひ。



keyword=3 オトナ?

これもやっぱり「Can't help fallin' in love」についてになるんですが、
「晴れた朝には~」に入る前の間奏の終わりの方でですね、
女の人のせくしーな声が入っとるんですよ~、微かに。
ちょっとアノ時の声(爆)にも似た声が連呼されてるんですが。
ビデオに撮られた方は是非、じっくり耳を傾けて聴いてみて下さい。
歌詞と合わせて聴いてみたら、結構オトナな歌だって思うかも。
こんなことばっか考えてるからこの曲が「ソノ時の事を思い出させる曲」って
連想しちゃうんだよなあ。コレでもっと軽い意味の曲だったらどうしよう(笑)



keyword=4 アレンジメントの傾向

ということで、アレンジメントについて感じたことを。
率直な感想。デュオに関しては、とにかく音重ねるのが好きなんかなあ、と思いましたね。
サビの部分は勿論、Bメロの終わりの方とか、音の重厚感を重視している傾向があるかも。
曲の奥行きが出るので、彼のこの傾向はかなり好きですね。ソロの魅力も良いけど。
私がサトフジ好きなのは、やっぱ重厚感があるからですね、ハモリやお2人ともの声に。

そうそう、今更ながら、Can't help~を歌うパートナーに4人の中で佐藤くんを選んだのは、
今思っても大正解やったと思いますよ。めちゃ英断やった。
残り4人の中では圧倒的に声に色気があるし。
(残念ながら堂珍くんではやや色気が足りないんよね。声が爽やか過ぎる)
あのオトナな歌をきっちり「歌詞や曲のイメージよりもオトナな歌」に歌いきってたと思う。
濃密な感じを演じきれていた、そんな気がしましたね。ちょっとエロいんやけど(爆)



keyword=5 「自分の曲」に。【2001.4.6.更新分】

今回はやはりなんといっても「ama-oto」での見事な歌いっぷりについて、でしょう。
いや、もう、掛け値なしに良かったんですよ、これが。
私もひねくれもんで、最近こういう内容書くのを決めるたんびに、
どっからアラつついたろうか探すようになってしまっているんですが(最悪や)、
この「ama-oto」だけは文句のつけようがなかったです。もう。

現CHEMIのお2人のama-otoもかなり良かったんで、あれを上回るのは
かなり難しいやろうと思ってたんですよ。ライブで当日曲が言われててもそれは思ってて。
ところが!なんと!いやー。ごめん!って感じでした(笑)。
声が好みな分もあるんやと思うんですけど、藤岡くんのオリジナル曲のような錯覚を起こしたんですよ。
ホンマのオリジナルなはずの「Can't~」を聴いた時ですら思わなかったのに!(爆爆)

この要素って、もう十分プロのシンガーとしての資質を持ってる証拠やと思うんですよ。
「前から自分の曲」と思わせるようなインパクト.イメージを持たせること。
だって、普通の人はこれがなくって、人の曲歌った時に
「カラオケ丸出し」になっちゃうんですから!



keyword=6 「幅の広さ、奇想天外」【2001.6.4.更新分】

このコーナーでのコメントもアマチュアの藤岡くんについては最後のコメントになると思います。
南越谷ライブの総括として簡単にまとめてみますと、やはりこのタイトルになるのでは、と感じました。

何が奇想天外かって、まずはダンス☆マンでしょう。
こないだまでR&Bを歌ってて、そのイメージが、ってのがどうしても出てくると思うんですよ。
凡人の頭だと(笑)。ところが(笑)。いやー、びっくりしました。
あんなに客を煽りに煽った藤岡くんは初めて見ました。(それがあの「最前へダーッシュ!」になったのかも(^^;
けど、今までのライブの中で、最高に「ライブに来てる!」ていう感覚がありましたよ、やっぱり。

その一方で、「川の流れのように」。あれも度肝抜かされました。しかも素晴らしい出来でしたし。
さらにキーボードの「短期間での完成度の高さ」にも驚かされて。びっくりさせられっぱなしでしたよ。
衣装もISMの時とは全然イメージが違ってめちゃラフでしたよね。かぁいかったですが(笑)。
けど、あれが本来の藤岡くんのやりたい音楽性なのかもしれないですね。
今までのISMライブってのは、ASAYANの藤岡、のイメージにのっとった演出で、
南越谷での「ラフな感じのスタイルにギターサウンド」が本来の藤岡くんの姿なのかも、という。
もちろん、今後の藤岡くんの進路についてはまだ判らないわけで、どっちの方が合ってるかとか、
どういう方向性の方が良いかってのは全然予測はつかないわけですよ。個人的な希望は在っても。

ただ、やっぱりこれだけは言える、ってのは、藤岡くんが本当にコレ!っていう方向性で
デビューして欲しいなというのが今の気持ちです。R&Bにしても、フォーク系にしても。
けど、南越谷のライブでかなり彼の進路というのは完成されてたのかもしれないですね。
危なげなく見られたのは、そういうところにもあったんだと思います。これからが楽しみ…。





© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: