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『オニババ化する女たち』を書いた人です。(まだ読んでないけど) 図書館で見つけて、表紙がとてもきれいだったので借りてきました。 短編集で、女性の人生がそれぞれ書かれています。 一番印象に残ったのは「月経小屋」。まだ昭和30年代頃、ある地方の村では女性が生理になると穢れているので食事の支度も子供の世話もしなくていいから、村外れの三畳ほどの「月経小屋」へ行って生活しなければならなかったという。(日本の話です) 当時の産婆さんの役目は、子供を取り上げるだけではなくて、年頃の娘に嫁に行くための体をつくる教育をしていたこと。 女ってすごい。現在のダメな男を産んで育てたのも女だし、妊娠して産むか産まないか選択するのも女なんですよね。↓『オニババ化する女たち』
2008.03.20
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みなさんすでに読んでるでしょうが、ブームが去ってから読んだら、泣けました。自分に重なる部分があります。「何のために私たちは歳を重ねるのだろう」 人間って歳をとっても成長しないんだな~愚かだな~ でもそれに気がつくと悲しくなるんですよね。英語版も出版されてました。文庫版もどうぞ。『八日目の蝉』も心にグサッとくる作品でおすすめです。
2008.03.12
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CDも出したことがある元ソロシンガー、今はボイストレーナーをしている“吉本”が主人公。 ヒキタクニオ独特の切り口でそれぞれの生徒の話が進んでいく。 生徒は元アイドル、風俗嬢、社長の愛人、主婦、ヤクザ・・・ 芸能界のウラの話、ヤクザのウラの仕事(オモテがあるのか?)、東京で喘いでる人たちの歌声が聞こえてきそうな作品です。『遠くて浅い海』も沖縄を舞台にウラの世界が描かれていておすすめです。
2008.03.08
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『5年3組リョウタ君』を借りようと思って図書館へ行ったら貸出中だったので替わりに(?)『美丘』を借りてきました。 表紙の写真にドキッとしたものの、内容はだだのラブストーリーではなく深いものを感じました。 「ヤコブ病(狂牛病)」に感染した彼女との13か月間の話。 そういえば数年前に問題になって、アメリカからの牛肉輸入禁止になったな、すかっり忘れてました。牛肉は安全になったのかしら? 今は血液製剤でC型肝炎に感染した人たちが話題になってるけど、これも薬害なんですね。その前は薬害エイズ。 病院で手術とか治療を受けたときは、命が助かってよかったと思っているのに、あとになって、「実はウィルスに汚染されてました、感染の可能性があります」なんて言われたら・・・・・ でも当事者でない人は何年か経てば忘れてしまうのでしょうね。
2008.03.07
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