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これは大人のためのアンガーコントロールの絵本かもしれない。怒りが爆発しそうになったら、ゆっくり10まで数える、10回深呼吸する、など。特に「怒りに話しかけて何に怒っているか答えを探る」ことなんて大人でもなかなか出来ない。これが子供にできたら、大人になってカスハラやパワハラする人なんていないはず。かいじゅうポポリは こうやって いかりをのりきった かいじゅうとドクターと取り組む2 怒り・かんしゃく [ 新井洋行 ]
2025.04.24
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専門家の監修のもと作られた絵本。大人が読んでも自分事として理解できる。不安やこわい気持ちは大人でもあるから。ゾワゾワちゃんと仲良くしよう。かいじゅうたちはこうやってピンチをのりきった かいじゅうとドクターと取り組む1 不安・こわい気持ち [ 新井洋行 ]
2025.04.24
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この物語の語り手は誰と思いながら読んでいくと、尚成というヒトのオス個体の生殖器だった。『正欲』と同じようなマイノリティが主題だが、切り口が違うので明るく読める。法律は弱者を守る為のものだと思っていたが、マジョリティの上から目線のお情けでしかないのか。性別も性的指向も自分で選んだ訳じゃないのに差別されるのも不条理だ。考えさせる読書でした。生殖記 [ 朝井 リョウ ]
2025.04.22
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『古本食堂』の続編。急逝した兄の跡を継いで、神保町で小さな古書店を営んでいる珊瑚(70代)を大学院を修了したばかりの親戚の美希喜が手伝う。亡き兄滋郎の回想パートもあり、過去が少しずつ明らかになる。珊瑚と美希喜の経営に関する認識のズレや、珊瑚の北海道にいる恋人のことも気になる。お客さんに合う本を紹介してくれる古書店が近くにあったらいいな。特別付録があって、神保町の地図と作品に登場した食堂の場所も印されている。古書店と美味しいもの巡りをしたくなった。古本食堂 新装開店 [ 原田 ひ香 ]
2025.04.16
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凄腕の農業コンサルタント森田繁子の話。真っ赤なBMWに乗り、派手なスーツを着て農家や牧場を訪問する。「ともぐい」を書いた作家さんとは思えない新境地。でも、命への尊厳は変わらない。この本をきっかけに新規就農者が増えればいいけど。ところで、繁子の豊富な知識と技術、話術はどこでどうやって身につけたのか続編で明らかになるかもしれない。森田繁子と腹八分 [ 河崎秋子 ]
2025.04.16
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もの凄いものを見せてもらった感じ。作家にとって編集担当者との相性は重要だが、近づきすぎても危ない。でも、作家に思い入れがあるほど、その距離感が難しいのかもしれない。やっぱり芥川賞、直木賞、本屋大賞は読者にとっても特別だ。最近は「該当作品なし」が無くなった理由も何となく分かったような気がする。読了後、文藝春秋からの出版だと知りビックリ。PRIZE-プライズー [ 村山 由佳 ]
2025.04.07
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「終活」とは後に残された者のためなのか、自分のやり残したことをするためのものなのか最近終活とか、エンディングノートとかよく聞くけど、いっときの流行りみたいなものじゃないかと思う。自分のために残された人生を楽しく生きること、人生にケリをつけることが終活だと思う。いつ死ぬか分からないから、今を楽しく生きよう。迷惑な終活 [ 内館 牧子 ]
2025.04.02
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