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湯島通れば 想い出すお蔦主税の 心意気知るや白梅 玉垣に残る二人の 影法師湯島駅を出て少し歩くと湯島天神に着く。長男の合格祈願に妻とここを訪れたのが13年前である。思い出の境内を暫し散策し、近くにある不忍池へ行ってみることにした。ベンチに座り、穏やかな日差しを浴びて、ゆりかもめが飛び交う光景をぼんやり眺めているとうとうとしてしまった。
2007/01/30
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オホーツク海の沿岸で育ったせいか、時々海を見たくなる。そんな時によく行くのが、東京湾である。京葉線の葛西臨海公園駅で降りて、数分歩くと海へ出る。冷たい潮風が頬を撫でる。ぼんやりと沖に停泊する船を眺めていると、田舎の海を思い出す。オホーツク海の沿岸にそろそろ流氷が接岸するころだ。流氷の上でアザラシを追いかけた遠い昔に戻れるものなら戻ってみたい。
2007/01/23
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調布市にある「神代植物公園」の蝋梅が強い香を漂わせている。暫し梅の香を楽しみながら梅園の片隅に佇み、紺碧の空を眺めていると、こころが穏やかになる。公園の西側にある深大寺門を出ると、右手に蕎麦屋が二軒並んでいる。手前が「玉乃屋」、奥が「松葉茶屋」である。奥の店に入ると、老木が屋根を貫いている。外にも席はあるが寒いので中へ入り十割蕎麦を注文する。蕎麦の香がほのかに漂い食欲をそそる。この店の蕎麦は美味い。蕎麦屋を出て深大寺へ向かう。 武蔵野特有の分厚い草葺の屋根をもつ山門をくぐると、正面に本堂が見える。東京では浅草寺に次ぐ古い歴史を持つ深大寺は、奈良時代(天平5年)満功上人によって創建された。本尊は恵心僧都作の阿弥陀如来像である。境内を散策し、暫しいにしえの風情を楽しむ。 再び深大寺門から公園に入り温室に向かう。室内には、外では見ることの出来ない花が綺麗に咲いている。外に花の少ないこの時期は、温室もまた楽しいものである。正門を出てバスに乗り、吉祥寺駅に向かう。「神代植物公園」は、また来たくなる公園の一つでる。
2007/01/11
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穏やかな元日です。
2007/01/01
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