FUNKTOWN  J.T.

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アラバマ

■ アラバマ ■

さて、アトランタまで来たついでに、あのエディーケンドリックスの故郷でもあるアラバマの「バーミングハム」に行ってみた。
アトランタから車で3時間。
延々と南部の湿地帯を走っていく。
景色に変化がない上真っ直ぐで単調な道なので、すぐに眠くなる。
バーミングハムに行った目的はふたつ。
一つ目は公民権博物館の見学。
二つ目は「これぞ南部」という雰囲気を味わうため。

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ほどなく一つ目の目的は達成された。
「BIRMINGHAM CIVIL RIGHTS INSTITUTE」
これはド迫力。
あの「モンゴメリーのバスボイコット事件」の実物大のバスが展示してあり、前の座席に座ると、しつこく「立て立て 後ろの座席に移動しろ」と言われる。
アトランタのバックヘッド以来の屈辱感というか、なんとも言えない気分になる。
他にもKKKによって爆破されたバスとか、ランチカウンター事件に出てきたCOLOREDお断りのレストランとか、人種隔離政策のありのままの姿を、リアルに展示してあった。
他にもKKKの白い白衣の展示もあり、アメリカの歪んだ歴史を垣間見ることができる。
あまりにも強烈だったので、2時間ほど見学した。
一歩外に出ればスパイクリーの映画「4 LITTLE GIRLS」の舞台になった、やはりKKKに爆破されて4人の黒人の子供が死んだ教会 「16th STREET BAPTIST CHURCH」 もあり、痛々しい展示が教会内に多々あった。

本当にこの町は時代が止まっている。
70年代のどんよりした感じが今も残っている。
ビルも廃墟が多く、活気がない。
60年代から変わってないような町並みもすごい。
で、町を行く人々は高齢化した黒人オンリー。
本当の南部の黒人街の生の姿が、ここにはあった。

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さてもう少し南部の雰囲気を味わうために、BBQレストランをハシゴした。
一件目は 「RIB IT UP」
もう最高!
一瞬寂れた町の場末なレストランという感じの外観で、ちょっと入りにくい雰囲気だったが、勇気を持って入ってみると「おーー!!!」。
外観からは想像もできないほど、木目調のキレイな内装に、これでもか?と思うほど黒人ファミリーで活気にあふれていた。
で、そこのポークチョップが激ウマ。木の味がする・・・ヒッコリーってやつです。

2件目は 「GOLDEN B-B-Q」
ここも美味しかったなぁ。
目の前で肉の塊をカマドに放り込んで焼く。
店中ヒッコリーの香りが充満していて、食べる前から満足感いっぱい。
今度はポークリブを食べた。大満足!
店員のブラザーも日本人が珍しいのか、すごく愛想が良かった。

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この2件の味は一生忘れられないだろう。
もうひとつ特記事項。
このBBQレストランの近くに 「JAMBO SPORTS」
というアウトドアのスポーツ用品店があったので覗いてみたら、これまたびっくり。
ライフルとか拳銃とか、バーっとショーケースに並べて売っている。
すごい!
ここは南部だ。
全然他の州とは違う。
こんなに平然とガンを売っているなんて・・・

そして夜は 「CLUB FRENCH QUARTER」 へ。
平日だったのであまり人はいなかったが、カウンターに70年代のソウルミュージシャン風のブラザーが3人いて、やはり日本人が珍しいのか、いろいろ質問された。
店内はちゃんとダンスフロアもミラーボールもあった。
かかっている曲はトランプスとかオージェイズとか、そんなのばっかり。
週末は楽しいんだろうなぁ・・・
で、アトランタまで遠いのでボチボチ帰ろうと思い、一歩外に出ると真っ暗。
外灯もあってないようなもの。
クラブの目の前のビルは廃墟だし、車は全く通ってないし、人の気配もなし。
夜9時過ぎだというのに、すごいドープな感じ。
まぁいろいろな意味で、刺激的なアラバマの旅でした。

AL

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