FUNKTOWN  J.T.

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ニューオーリンズ

■ ニューオーリンズ ■

西海岸と東海岸の黒人地区の情報を書いた後は、再びアメリカ南部の情報を書きます。
おまちかね「ルイジアナ州ニューオーリンズ」
メンフィスからミシシッピ川を下りきった所にある、超有名な観光地です。
南部は南部ですがちっとも土着しておらず、おそらく初心者でも一番寄り付きやすい場所だと思います。
そういう意味で「ソウルフルトリップ」を期待する方には物足りないかもな。

まず、一番ミーハーな観光地 「バーボンストリート」
ここは夕方から活気に満ちてくる、世界中でも有名なストリートです。
この通りの中心が「フレンチクォーター」と呼ばれている繁華街です。
歩行者天国になった片側1車線の道の両脇には、クラブ・ディスコ・ライブハウスにヌード劇場・ギフトショップなどが立ち並び、歩道にはストリートパフォーマーが至るところにおり、まさになんでも有り状態。
統一感まるでなしで、最初はこのごった煮状態に戸惑います。
しかし、1時間もすれば慣れてきます。

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で、細かい店に入ると、けっこう一軒一軒面白いことになってたりする。
例えば、アイスクリーム屋の店内が騒がしいので入ってみると、いきなりリンボーダンスで盛り上がってたり、コインランドリーが騒がしいと思って覗いてみると、いきなりサルサを踊っていて、強引に誘われたり。
かなりめちゃくちゃな町です。
50mおきぐらいにあるヌード劇場も眉唾モノで、「見てるだけはタダ」なので、品定めし放題。
気に入ったダンサーがいたら、その股間やストッキングに1ドル札をはさむ。
さらに気に入ったら、そのダンサーに20ドル出すと「プライベートダンス」を踊れる。

ディスコも多いです。
ライブバンド付きで、曲は70年代後半から80年代初頭のファンクが多かった。
バンドは黒人。歌も演奏もめちゃくちゃ上手い。このへんは流石です。
あとはジャズ系。
一番有名なのは 「プリザベーションホール」
外からも見れるが、中であぐらをかいて見るのが本流。
メシも上手い。
名物ざりがに料理は、みかけはえぐいけど食べて見ると非常においしい。
ケージャン料理にクレオール料理に、あとはフレンチな店も多く、グルメ派も大満足。

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ただねぇ、店や町自体は面白いんだけど、圧倒的に白人が多いんですよ、この町は。
しかも酔っ払いの下品な連中が、ギャーギャー騒いでる。
なんで白人ってこんなに品がないんでしょうね。
日本人も多いです。
だから今までご紹介してきたソウルフルなスポットとはちょっと様相が違います。
まぁその分とっつきやすいと言えますが。

そんな雑踏を逃れるには、むしろ昼間、 ストリートカー(路面電車) に乗ってアップタウンがお薦め。
この路面電車(深緑色)自体もレトロで趣があるし、沿線も非常に洗練された町並みでGOOD。
もともとフランスの領地だったので、紫とか緑とか黄色とかピンクとか、そういう原色の可愛い家が多いです。
カフェも、アップタウンの方が断然落ち着いていておしゃれ。
だいたい店員は黒人です。
朝っぱらからガンガンにファンクを流して、店内を見たら踊ってる店もありましたが・・・

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ストリートカーの終点にはドミニカンのコミュニティーがあり、ここらの99.9セントの店は楽しい。
やっとソウルフルって感じで、楽しい町です。
私はここらの店で、そのものズバリの「ソウルフルドレッシング」とネーミングされたドレッシングを2種類ほど買いましたが、非常においしかったです。
服とかも無名ブランドオンパレードが1ドル以下で山積み状態。
ただし、このあたり英語は通じません。
店の看板もスペイン語があふれています。

あとはまぁソウルフルではないですが、ミシシッピ川沿いに 「リバーモール」 というショッピングモールがあり、バカでかい「アバクロ」のショップとか、日本人が喜びそうなアメリカンブランドの店がたくさん入っています。
川沿いにもピンクとイエローのど派手なストリートカーが走っていて、これも気持ちいいです。
ちなみにトロリーの運転手や車掌も黒人オンリーです。
あまりにも白人観光客が多くて、ここは白人の町か?と錯覚してしまいますが、やはりここは南部。
地元の人は、ほとんど黒人です。
後は白人がデキシーランドジャズを演奏する、料理のめちゃまずい汽船とか(普通の人なら喜ぶと思う)、 「フレンチマーケット」 と呼ばれる市場とか、まぁ観光地としては一流です。
これだけ世界中の観光客が集まるのもうなづけます。

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そんな観光客だらけのニューオーリンズでも、唯一黒人のジモティーが集うソウルフードの店もあります。
説明するのは難しいですが、バーボンストリートの3kmぐらい北西のハイウエイ沿いにあります。
ファーストフード風のBBQチキン屋と、その斜め向かいにソウルフード屋。
しかしここはタクシーも通らない、かなりマイナーな場所。
街頭も人通りもほとんど無く、けっこうドキドキする町です。
私は店の人と意気投合したおかげで、帰りは店の人に知り合いの黒人が運転している白タクを呼んでもらいましたが、普通の人はやめといた方が良いかも。
(この周辺はカタリーナの被害を多大に受け、今は廃墟となった地区も多いようです。)

そんな感じで、今回はニューオーリンズでした。
次回はマイアミです。

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