松阪市の学習塾・双葉

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2016.01.26
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カテゴリ: れいめい塾
三重中央看護の合格発表。
上野さんから合格したとの連絡を受けた。

彼女との初遭遇は詳細な記憶としては無い。

今年の夏休み、自塾の夏期講習もなく、体重が14キロ落ちるほど暇だったことから手持ち無沙汰で声を掛けたはずである。上野さんは社会人受験生だった。ならば年下の講師には質問しにくいだろうし、講師側も教えにくいかもなという思いもあって声をかけたはずだ。

ちょくちょく質問を受けるようになってわかったこと。
英単語と英文法が忘却の彼方に行っていて、数学は基礎概念がなく基礎計算レベルからつまづきがあった。これは講師によっては、指導しづらいだろうなと思われた。
そんなことを中山塾頭に報告した記憶がある。

それでも、数学については担当講師もいることだし、中山塾頭から正式な授業のオファーも受けていない。そもそも、れいめい塾の指導方針、指導方法と、自塾のそれは違っている部分も多く、自分の詐欺師的指導も十分承知している。また、れいめい塾の英語、国語は私にとって聖域でもあったりするので、この状態では、いつものように、遠慮気味にれいめい式(なるべく自己流ではないという意味)に教えていたつもりだった。たまに声をかけてはアドバイスしたり、質問を受けたり、自作のプリントを渡している程度だった。

正直、私としてはいつものようにれいめいの生徒と接しているつもりだった。


ところが深みにハマる。

今まで、れいめいで接してきた担当外の生徒と彼女との違いは、積極性と素直さだと思う。
彼女は渡したプリントにきちんと向き合ってしまった。
おかしなことを言っているようだが、たいていの生徒は他の塾からやってきた胡散臭い講師が渡した自作プリントなど、積みゲーならぬ積みプリントにする方が普通だ。

ここに至って、事態が想定外の方へ進む。渡したプリントに対する質問を受ければ受けるほど、深みにはまっていく。それは私にとっては嬉しいことだが、れいめい塾としてはどうなんだと…。

数学の基礎概念を私が教えてしまうと、それは担当講師の教え方とは違ってしまう。英文法の自作問題集に至っては、自塾用なので大げさに言えば私にしか解説ができない。
しかも、困ったことに私が教えたことを素直に覚えていく。私の指導にしっかりとついてくる。嬉しいことだが困ってしまった。

それならと開き直った。授業してしまえと。

これが ココ で謝辞を述べた経緯だ。

授業をするようになって、概念理解は遅いが一度理解してしまえば吸収は速いことにも気づいた。


とにかくよくついてきてくれたと思う。
信頼してもらったとまではいかないだろうが、私の言うことを信用してくれた。

彼女への授業を隣で聞いていたさやさんが「福島さんって、本当に英単語覚えてないんですね。」と笑った。そんな授業だ。

私は英単語の辞書訳を覚えていない。なんとなくイメージ、ニュアンスを覚えているだけだ。文脈なしに英単語だけを取り上げて質問されても、まず訳は出てこない。それは知らない単語が出てきても、文脈、文構造、文法的に意味を推測し、辞書を引かないという読み方をずっと続けてきたせいだが、上野さんは、英語長文の解説をしていく中で、そういう読み方、方法論すら素直に取り入れてくれた。ただし、まじめな彼女のこと、面倒くさがりの私と違い、後できちんと辞書で調べ、単語帳で暗記していたが。

半年ほど、自分の生徒のように関わった。

それでも、やはり自分の生徒ではない。

そのことは、うちのOBなら、上野さんから、あれはお歳暮だったのだろうか、ビールをいただいたという事実からもわかるだろう。
きっと「え、福島先生が、授業から脱線していない??」と言うはずだ。

そう、私にしては珍しく授業にまったく関係のない話はほとんどしなかった。
授業に関係のないように思える雑談も意味がある。
ひょっとすると上野さんは「えーっ?!」と言うかもしれないが、私は人見知りで、コミュニケーションが苦手なので、よほど親しくならないとフリートークができない。しかも友人になれば、言わなくてもわかってくれるだろうと、またしゃべらなくなるというおまけつきだ。
最初の頃に、話のとっかかりを得るために、趣味、嗜好を探るという意味合いで雑談はしたが、本当のところでは、私たちはお互いを知らない。

関わって知らないというのも名残惜しい気がするが、なにせ彼女は今日 れいめい塾を卒業 した。

縁があれば、またどこかで会うだろう。
その時には、きっと彼女は良い看護学生、看護師になっていると思うのだ。


合格、本当におめでとうございます。

私はあなたをたんぽぽだと評しました。
あなたは れいめい塾 という大地を得て花を咲かせました。
大地からの恵みがなくても、花自体の咲こうという意思がなくても、花はさかないものだと思います。
花は結実し、綿毛となって新しい大地へと向かいます。
願わくば、そこでも花を咲かせて下さい。


こうやって書いていて私はなんだったんだろうと思いました。
バグですかね。プログラムをおかしくするやつです。

たまたま葉っぱにとまったてんとう虫(lady bug)。
そんな可愛らしいものじゃないか(笑)
そもそもそれだと私が女神になってしまう。





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Last updated  2026.04.19 02:25:34
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