諏訪湖周辺には時々遊びに行っていた。奥方は海より山の方が好きなので、5月の連休などはもっぱら長野方面に出かけている。
一度は諏訪湖の駐車場に車を停めて車中泊した。岡谷、茅野などあのあたりとても身近に感じられるところだ。
岡谷では懸命の救出作業が続いている。高校生も亡くなられ痛ましい。
一日も早い復興を願わずにはいられない。
■鉄砲水直撃 家が…押し寄せる土砂 住民茫然「言葉もない」 長野・岡谷
「家が転がった…」。地鳴りのような轟音(ごうおん)とともに民家が土砂にのみ込まれ、鉄砲水で流された。活発な梅雨前線に伴う記録的な大雨は19日、列島各地に大きな被害をもたらした。長野県岡谷市では死者・行方不明者が相次ぎ、天竜川の堤防も決壊。島根県出雲市では祖父母とともに行方不明になった男子高校生が川を約20キロ流され、遺体で見つかった。「昨日までいろんな話をしていたのに…」。近くに住む同級生は、友人の突然の死に言葉を失った。
土石流や鉄砲水で行方不明者が相次いだ長野県岡谷市。「鉄砲水で流された家が、道の上に立っている」。同市川岸東2丁目の主婦は茫然(ぼうぜん)と立ちつくした。道端からは水がわき出し、電車の線路は土に覆われた。農道はまるで川のようだ。
鉄砲水は住宅4棟を直撃した。そのうちの1棟にいた林孝幸さん(75)が行方不明に。懸命の捜索もむなしく、林さんは遺体でみつかった。
林さんの隣に住む高林雅彦さん(33)は午前4時すぎ、地鳴りのような音で目を覚ました。
「ゴォーというこの世のものとは思えない音。外に出たら家の前が泥流になっていた」
隣家をみると、林さん夫妻も家から飛び出してきていたが、林さんが「近所に電話で知らせなければ」と自宅に戻った直後に鉄砲水が林さん宅を押し流した。高林さんは「自分たちの身を守るのが精いっぱいで、林さんのことまで気遣ってあげられず、残念だ」と沈痛な表情で話した。
土石流で花岡孝明さん(75)が死亡し、妻のさと子さん(70)らが行方不明になった諏訪湖沿いの同市湊3丁目。
「2階で寝ていたら、地鳴りを伴ったすごい音で目が覚めた。何が起きたのかと思って窓から外を見ると、土石流が家の前の道をすごい勢いで流れていった」と会社員、小口裕樹さん(29)は未明の恐怖を振り返る。
車さえ簡単に押し流してゆく土石流の破壊力に「自宅ごと壊され、流されてしまう」と思った小口さんは、土砂降りのなか家族3人で自宅屋根にしがみついて救助を待った。午前7時ごろになって、消防団員に救助されて近くの学校に避難。夕方になって様子を見にもどったが、自宅がすべて土砂に埋もれ、巨木が突き刺さっていた。「本当に、言葉もない」。そうつぶやいた。
岡谷市では午前6時20分、被害が大きい地域に避難勧告を出し、学校など3カ所に約200人が身を寄せた。自衛隊の救援部隊も被災地に向かったが、玄関が土砂で埋まり避難できない世帯も。住宅に取り残された住民が川のように水浸しになった道路をボートで避難する光景もみられた。
PR
キーワードサーチ
New!
エム坊さん
New!
よびりん♪ さん
New!
よびりん2004さん
New!
萌芽月さん
New!
歩世亜さん
New!
やんちゃまさんコメント新着