旅人の独白
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名古屋出張の帰り、XXで降りて、彼女と合流した。 その日のホテルは、フロントの薦めで洋室ではなく特別仕様の和室にした。初めての経験だった。都会の真ん中に、まさにこんな日本のたたずまいが高層ホテルの中に、構築されているなぞつゆ知らなかった。中廊下の障子を閉めるとまったく、伊豆や伊香保の温泉旅館の和室に居るような感覚の錯覚を覚える。 彼女も楽しみにやってきた。普段は主に外人を泊めているらしい。だから、その階のフロアでは、日本人にほとんど会わなかった。 フロアからドアを開けて一歩入ると、板の間と畳の玄関を経て、板引き戸の向こうに広い和室が二間続く、一室の床の間に飾られた1輪の花、方丈に隔絶された畳の空間のまん中に、布団だけを二人分敷いてあるのが奇妙な感じだった。バスも完全に和式で、ヒノキの風呂桶と洗い桶からいい木の香りがしていた。 早速、彼女を抱いて湯船に入った。あふれた湯が石床を流れる。すだれの隙間から都会の高層ビルの灯りが綺麗だ。気持ちがいい。すっかり寛いで、出張の疲れも完全に取れたようだった。 風呂上りは、二人で布団に寝そべって、珍しくHビデオを見てみた。気がついたことだが、そのものずばりのシーンより、女性は、本番前のプレシーン?に興奮するらしい。彼女もそのようだ。最初のころは冷静に見ていた彼女も、2本目のストーリー性のある恋愛モノ?の性行為の導入シーンを見ているうちに、興奮したのかいつになく僕に足を絡めてきたので、僕も彼女の浴衣を割って、秘所を探ってみた。そこは案の定すでにおおいに濡れていた。ビデオを中断して、僕たちは愛し合った。 最近ではこんなことは珍しい。でも嬉しかった。情事の後、朝までよく眠った。そして一足先に、眠り続けている彼女を起こさぬように、僕はホテルを抜け出して出勤した。その日は、休日だったのだが僕には、どうしても処理しなくてはならない仕事があったのだ。本当は昼まで、彼女を抱いて布団の中にまどろんでいたかったのだが、残念!
Feb 12, 2007
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