ふわぽけ庭園

ペットボトルで石鹸作り


苛性ソーダの量は、計算して好みの量を導き出して下さい。
私はネット上で、自動計算してくれる場所で、計算をしています。

材料

 クッキングスケール(1g単位で測れる物)
 ペットボトル 500ml (現在ゲータレードを使用中)
 (ポットのお湯を注いでも、変化しない熱に強いペットボトル)
 計量カップ 出来れば注ぎ口と取っ手のある物
 (ポリプロピレン製で、耐熱温度が-20~120度 100均にある) 
 油総量     200g(お好みで)
 苛性ソーダ   (自分で計算した量)
 水       80g(湿度の高い時期は、60gでも可)
 スプーンか泡立て型マドラー (ステンレス製)
 ポリ袋・輪ゴム・ゴム手・ゴーグル(100均にある)
 酢 (使用後の道具洗い用なので、一番安い合成酢でOKです。)
 キッチンペーパーかティッシュ
    (苛性ソーダやソーダ水がこぼれた時の掃除に、酢と共に使用。)

作り方

 1 ゴム手・ゴーグルを身につける。
 2 ペットボトルをスケールの上にのせ、目盛りを0に合わせ
   室温のまま油を200g計る。
  (予め、スケールの下には、新聞紙などをひいておく)
 3 計量カップを、スケールの上にのせ、目盛りを0に合わせ
   水を80g計る。
 4 「水入り計量カップ」を乗せたまま、スケールの目盛りを0に合わせ
   苛性ソーダを必要量、水の中に落とし入れる。
 5 (4)をソーダの白い粒が消えるまで、よくかき混ぜる。
  (勢い良くかき混ぜると、ソーダ水がはねるので 静かに手早く)
  (臭い蒸気が出るので、換気扇を回して換気を良くし、風上に立つ)
 6 (5)のソーダ水を、ペットボトルに全部入れる。
 7 ペットボトルの蓋をしっかり閉めて、ポリ袋をペットの頭からかぶせ
   次にポリ袋を下から覆う様にかぶせる。
  (石鹸の素が、蓋の隙間から もれた時の為。)
 8 蓋より下のペットの「首」の部分を 輪ゴムで止める。
 9 急いで、シェイクシェイクシェイク!!
  (ペットの中身が温かくなって、気持ち良い!!)
10 10~20分で、どろりとトロミがつくので、型に入れる。
11 一日~一週間放置し 固まったら型から出して乾燥させる。
  (型に入れずペットのまま熟成させ、ペットを切って取り出す方法も
   あります。)

 型出ししてから、4週間の乾燥で使用可能です。
  (まずは手を洗ってみましょう。又は薬局でPH試験紙が売っているそうです。)

後片付け(手袋したままで!!)

計量カップ
 1 計量カップにスプーンを入れる。
 2 お酢を50~100ml注ぎ、容器内部全体を酢で濡らす。
   (アルカリの中和の為です)
 3 そのまま、水を注ぎ込んで流す。
 4 石鹸で洗う。

 または・・・
 1 お酢をキッチンペーパーにたっぷり含ませ、容器内部と
   スプーンを拭く。
 2 石鹸で洗う。

石鹸原液を型入れした後の、ペットボトル
 1 そのまま一週間も放置すれば、石鹸になってしまうので、食器洗い
   などに使えます。


 2 内部にこびりついた石鹸をそのまま残しておいて、次の石鹸を作る。
   こうすると、古い石鹸が触媒になって、トレースが早まります。

応用

 1 「水」の換わりに同量の「ハーブティー」「緑茶」「コーヒー」
   等使用。
 2 5~10分シェイクしたら、オプションを入れると楽しめる。
 3 オプションとして「ハーブパウダー」「はちみつ」
  「コーヒーの出し殻」「精油」「みかんやゆずの皮の乾燥粉末」
  「昆布の粉」「きな粉」「ぬか」等・・・を
   小さじ1/3~1使用可。

裏技

 1 型に入れず、ペットの中で熟成させて、一週間経ったらペットに
   水を注いで「石鹸水」で使う事も出来る。
 2 「石鹸」を少量削って入れると、シェイクの時間が短くなる!!
 3 「博士鍋」があれば、内鍋にお湯を数cmと石鹸型を入れて一晩。
   熟成が早まる。
 4  ペットボトルごと、お湯(うどんのゆで汁の残りなどでもOK)に
   入れて置くと、熟成が早まる。

注意!!

 最近発売された「エコナ」「ヘルシーリセット」等の油は石鹸に
 向きません。

 日本では「苛性ソーダ」は劇薬指定です。
 薬局で買う時は、「印鑑」が必要。
 「ソーダ水」や「液体状の石鹸の素」はアルカリが強いので
 直接触らないように、注意して下さい。

 苛性ソーダの保存ですが・・・
 湿りやすいので、密閉容器に入れ替えるか、
 容器ごとビニールなどでくるんでください。
 小さなお子さんの手に触れない場所に、しっかり隠して下さい!!

 我が家では
 「この中身に触ると、大火傷するから、絶対だめよ!!」
 と、大袈裟におどしています。(^^;;;

  とはいえ・・・
 「苛性ソーダ」は海外ではスーパーで売っている「掃除薬品」でもあります。
 戦前は日本でも気楽に買えた掃除用商品。
 感覚的には「熱した油」と「ソーダ水」どちらが危険か?と問われると
 どちらも同じ位の注意が必要だと思います。
 「熱した油」は熱い間は ゴム手をしていても危険ですが
 「ソーダ水」はゴム手をしていれば、触っても問題は無いです。
 (でも、目に入ると困るので、ゴーグルは大切)
 ただ、苛性ソーダ粒がこぼれて水分を含むと、あっという間に無色透明の
 液体(天然の濃いソーダ水)になってしまいます。
 知らずに触ると 化学火傷しますので こぼさない様に注意して下さい。



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