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 大きな声では言えないが、うちの中2の息子は勉強が大キライ。
当然、成績は悪い。

まあ、どん底の成績を取れば、ヤツも(これは恥ずかしい)と思って慌てて勉強するだろうと放っておいた。
そしてめでたく(?)どん底の成績となったのだが、何故かヤツは平然としている。

「あんたビリで恥ずかしくないの?」と聞いても
「誰かがビリにならなければいけないだろう。」と悟りきった坊さんのような答え。
いや、確かにそりゃそうかもしれないが、何も、あんたがそれに甘んじなくてもよかろう。

予想に反する態度に親が慌てた。

困った私は友人に聞いてみた。

すると友人は
「いいや違うね。」とキッパリと言った。

「出来ない子っていうのは、自分は勉強してないから出来なくて当然、
やれば出来るのさ、と考えて、自分のプライドを守るものなの。」
「えー、そんな思考回路なの。」
「そう、だから勉強を全くしなくて0点取るのは少しも恥ずかしくないわけ。
むしろそれより恥ずかしいのは、一生懸命勉強したのに、そこそこの成績しか取れなかった時。」

ガーン!!そんな考えがあったんだ。

じゃあどうすれば勉強するのだろう?

現役の中学教師の別の友人に聞いてみた。
「ねー、どうしたら息子が勉強するようになるかな?」


あのね、中学生の女の子はともかく、男で勉強するのはマザコンで親が教育熱心な場合だけだよ。」

またまたガーン!!

まあね、確かに生意気盛りの男の子なんてマザコンでもない限り、親に「勉強しろ!!」って言われて素直に「はーい。」とやるとは思えないもんね。

「じゃあ一体どうすればいいの?」
「とにかく、やらすしかないね。」


「やりたくない息子」と「やらせたい母」の間に、毎回「イラン対イラク」くらいの不毛な争いが繰り広げられるのである。

それでも少しは効果が出たのか、ちょっとは真面目に取り組むようになってきた。
とは言っても毎回ムカツク。

ある日のこと
「おかあ、Xの二乗と2Yとナントカカントカ・・・。」と質問してくるので、
「何、質問の意味がよく解らないんだけど。」と言うと
「ケッ、こんなこともわからねーのか。話にならねーな。」
ってオイ、自分の立場解ってるのか????

また別の日
「どう予習してるから数学すこしは解るようになった?」と聞くと
「簡単すぎ。みんな計算してるけど、俺は暗算。
あんな簡単なのが、どうして解らないのか俺には解らない。」

オイオイそれはお前がいつも言われてるセリフだろうが。
そういう大口は、5をとってから叩いてくれ・・・・そう心でつぶやく母であった。













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最終更新日  2007.04.19 17:39:57
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