うおーうおー。それはいいことですね。
ゲーム業界悪役説も終わるかもしれませんね。

でも、検定の内容はどうなるのでしょうね
確かに簡単にこれが規則なんて意見は難しい
面白さも千差万別なわけですから。 (2006.07.25 18:59:34)

ゲーム開発者のつぶやき

ゲーム開発者のつぶやき

2006.07.25
XML
カテゴリ: 業界の流れ
経済産業省が2007年度に
ゲーム開発者向けの技術検定制度や表彰制度を創設する 事を、
ゲーム産業戦略骨子案 ”に盛り込みました。
この案、制度については、優秀なゲーム開発者の育成を目的とし、
ゲーム産業を輸出産業として、国際的な競争力を強める目的があるようです。
また、政府として中小ソフト会社の支援、海外市場の調査、
優秀者に対する表彰を行う事を発表致しました。

このような事は、既に海外では行われている国もあり、

国が積極的にゲーム業界に対して動き始めた事に関しては、
一定の評価が出来ると考えています。
これは、以前にも当ブログでも触れた、 ゲーム産業戦略 が動きだしたと言えるでしょう。

私としては、今回の流れの中で、
ゲーム業界のイメージ改善
ゲーム産業に必要な技術の一般への理解の促進
国際的競争力を強化するにあたっての官民との共闘関係の強化
各開発者による技術に対する意欲強化
今までよりも壮大な規模でのゲーム開発を可能にする事

等の効果を期待しております。

今、世界の市場を席巻し始めている北米市場は、ゲーム業界以外との共闘関係を強化し、
そこからゲームに対して、壮大なスケールでのアプローチを可能にしております。
それが、日本においても、今回の官民ゲーム産業共闘という流れの中で、
同様規模の計画を実行に移すだけの下地を作るために役立てていければと考えています。

さて、 技術検定制度単体
こちらの実施に関しては、懸念点も残されています。
まず、ゲームというものは技術も重要ですが、
面白い物を想像するという感性の部分が非常に重要です。
それらは テストでは計れる類の能力ではない ため、

この技術検定は、間違った方向に進めば、
技術自慢の開発者の育成だけが促進されてしまう危険性があり、
各開発者の評価が技術力単体に重点が置かれてしまう危険性があります。
当然ながら、面白いゲーム開発のためには技術は必須項目ですが、
そこだけに重点が置かれないようにゲーム業界の人間としても注意していかなければいけません。

最後に、今回の流れは、経済産業省が具体的にゲーム産業と向き合い始めた事を
実感出来る流れの一環であり、
今後の国家と民間が協力し合ったゲームの誕生を期待させる ものであります。
これを機会として 新しいゲームのビジネスモデルの構築に期待 したいです。

経済産業省との協力に期待!





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Last updated  2006.07.25 16:22:49
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Re:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
影男1996  さん
こんにちは。

国がゲームを輸出産業として重視する姿勢は評価できますが、
本文でも書いてあるとおり、やや遅きに失した感は否めませんね・・・。

技術検定が実地でどのくらいの判断基準となるのかは疑問でありますが、
中古問題も含めた国内販路の整備、海賊版等に対する規制等、国際競争力云々の前に
やらなければならないことは沢山あるような気もします。

国の後ろ盾…というほど影響力は期待できませんが、闇雲にゲームを悪者にする
風潮が多少でも抑制されればそれにこしたことはありません。

先般議論したゲームを教材とするような話も現実味がでてくるかも知れませんね。

(2006.07.25 17:06:48)

本当にどうしてしまったのだろう…  
昔からのゲーム好き さん
この国はおかしくなる一方なのでしょうか。

ゲームクリエーターさんが仰る通り、ゲーム開発技能は簡単に検定等で推し量るものではありません。
本来、技術者の育成は採用した会社で行なうべきもの。
国にケツ持ちしてもらってやるものではありません。
その上、”ゲーム産業を輸出産業として”というのは開いた口が塞がりません。
…こういう事を言い出した方には「ソフトウェア職人気質」という本をしっかりと読んで戴きたいですね。

ゲーム自体、趣味・嗜好のものです。
国が変われば、嗜好も変わる。
日本で売れたからといって、海外で必ず売れるとは限らないのですから。
…何だか、お偉いさんの視点がものすごく近視眼的になっているのは嘆かわしく思います。

国際的な競争力を上げたいのなら、精密機械の生産部門を国内に戻す事による、雇用の拡充・精度の向上・機密漏洩の防止の方がよっぽど効果があると思いますが…。
公共事業を本当に考えている政治家はいないのでしょうか…。
ワーキング・プアなんて言葉、生まれる事自体が罪ですよ…。
(2006.07.25 17:20:52)

Re:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
ジャングル さん
テスト、テスト、テスト、テスト、テストばっかでいやになりますorzテストじゃないとダメなのかorz (2006.07.25 17:30:53)

Re:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
テストでは計れる類の能力ではない

そうですよね。
エライ人(笑)も長いRPGを一本クリアしてから考えて欲しいと思います。
百時間くらい遊んでからね。
売れそうだからとかで簡単に考えちゃう頭・・・

ゲームが悪いと言う風潮がなくなるとしたらそれはそれでいいと思いますが。

難しすぎてわけのわからんコメントですみません。 (2006.07.25 18:31:40)

Re:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  

Re[1]:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
影男1996さん、こんにちは。

>国がゲームを輸出産業として重視する姿勢は評価できますが、
>本文でも書いてあるとおり、やや遅きに失した感は否めませんね・・・。

そうですね。
日本政府、官僚の対応の遅さは、何とかして頂きたいところですね。
この発案自体、日本ゲーム全盛の頃に発案されて然るべきものです。
どの分野においても、官の怠慢さは目に余りますね。

尤も、最近は民の圧迫を受けていますし、
少しは体制も変わる事を期待しています。

>技術検定が実地でどのくらいの判断基準となるのかは疑問でありますが、

そこについては、現時点では不明瞭です。
最先端の技術を計るものであるのか、或いは、ゲーム作成に必要な技術を計るものであるのか、
不透明な部分が沢山ありますね。

然し、この技術検定ですが、他にも疑問の点があります。
ゲームで使われる技術は日進月歩で、数年前の最先端は、現代では遅れた技術となってしまっています。
検定結果、資格というのは通常は恒久的に価値を維持するものですが、
その観点から言うと、数年で効力が無いものになってしまうと考えられます。
10年前の最先端資格を持っていても、今では役に立たないですからね。

>中古問題も含めた国内販路の整備、海賊版等に対する規制等、国際競争力云々の前に
>やらなければならないことは沢山あるような気もします。

仰るように、その点の問題に関しても改善が望まれていますね。
特に、一部の法律、法案は現代のデジタル社会に適合していないものもありますから、
早急な対応が必要であると思います。

<続きます>
(2006.07.25 20:13:39)

Re[1]:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
影男1996さん、続きです。

>国の後ろ盾…というほど影響力は期待できませんが、闇雲にゲームを悪者にする
>風潮が多少でも抑制されればそれにこしたことはありません。

この点が一番、大きいように感じますね。
ゲーム開発者として、ゲーム産業全般に関する誤った認識の改善は、
是非とも実現したいところであります。

>先般議論したゲームを教材とするような話も現実味がでてくるかも知れませんね。

現実味が出てくれば面白いですね。
私としては、もっと色々な事を試していいと思っておりますから、
このような試みも試みとすれば面白いと考えております。
(2006.07.25 20:13:58)

Re:本当にどうしてしまったのだろう…(07/25)  
昔からのゲーム好きさん、こんばんは。

>この国はおかしくなる一方なのでしょうか。

この言葉から察しますと、国に関して、かなりの憤りを感じてらっしゃるようですね。
その気持ちは、私も理解出来ます。
恐らく、一般のサラリーマン全体に共有する感情でうしょうね。

>ゲームクリエーターさんが仰る通り、ゲーム開発技能は簡単に検定等で推し量るものではありません。

そうですね。
今回の経済産業省の試みに関しては、一定に評価するものでありますが、
一部に関しては、現実に則していない点もあり、
その点については、今後、どうしていくべきなのか改善案をまとめる必要があるでしょうね。

>本来、技術者の育成は採用した会社で行なうべきもの。
>国にケツ持ちしてもらってやるものではありません。

これについては、仰る通りであるかと思います。
この資格が何処まで有効に作用するかは疑問が残るところです。

>その上、”ゲーム産業を輸出産業として”というのは開いた口が塞がりません。
>…こういう事を言い出した方には「ソフトウェア職人気質」という本をしっかりと読んで戴きたいですね。

国として、その点の認識をしっかり持って頂く事は良い事だと思っておりますが、
その認識が遅すぎるように感じています。
何事にも適正な時期というものがありますが、
今回のそれは、明らかに遅いとしか言いようがありません・・・

>…何だか、お偉いさんの視点がものすごく近視眼的になっているのは嘆かわしく思います。

私としては、それでも以前よりは進歩したと思っています。
以前であれば、ゲーム産業は無視し、その産業能力を軽視しておりましたから、
それと比較すれば格段の進歩です。

尤も、やっと視界に入ったのか・・・という気持ちも強いですが。

<続きます>
(2006.07.25 20:24:39)

Re:本当にどうしてしまったのだろう…(07/25)  
昔からのゲーム好きさん、続きます。

>国際的な競争力を上げたいのなら、精密機械の生産部門を国内に戻す事による、雇用の拡充・精度の向上・機密漏洩の防止の方がよっぽど効果があると思いますが…。

これに関しては、国全体の施策の事を仰っているのですね。
確かに、仰る通りですね。
最近の日本企業は、昔からのゲーム好きさんの仰る方向に進んでおりますよね。
国際競争力を維持していく上では、今後は、この方向が促進されるのではないでしょうか。

>公共事業を本当に考えている政治家はいないのでしょうか…。
>ワーキング・プアなんて言葉、生まれる事自体が罪ですよ…。

ワーキング・プアは絶対に改善しなければいけない問題ですよね。
働かない者を気遣う必要は全くありませんが、
一生懸命に汗水垂らして働いている人間に関しては、
一定以上の生活を送れるように考えるべきでしょうね。
日本の豊かさは富裕層だけに支えられているわけではありませんから、
もっと縁の下で支える方に対して国は真剣になるべきであると思います。
(2006.07.25 20:25:17)

Re[1]:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
ジャングルさん、こんばんは。

>テスト、テスト、テスト、テスト、テストばっかでいやになりますorzテストじゃないとダメなのかorz

仰るように、世の中はテストに溢れていますよね。
しかも、学生時代は、そのテストで自分の成績が判断されます。
もっと、違う評価基準があってもいいかもしれませんね。
(2006.07.25 23:27:17)

Re[1]:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
ショコラ・ベルさん、こんばんは。

>テストでは計れる類の能力ではない
>そうですよね。

面白い物を作るための能力の大半はテストでは計れませんよね。
テストで計れるとすれば、ゲーム開発に必要な最低限な技術があるのかという事だと思います。

>エライ人(笑)も長いRPGを一本クリアしてから考えて欲しいと思います。
>百時間くらい遊んでからね。

そうですね。
ゲームに対しては、規制案、協力案等、色々ありますが、
肝心のゲームを遊んでいるのかという点に関しては大いに疑問ですね。
先日の都道府県の独自判断による有害図書指定の折には、
未プレイのまま、ビデオだけ見て判断したそうです・・・

>売れそうだからとかで簡単に考えちゃう頭・・・

政治家や官僚は、もっと物事を深く考えてほしいですね。

>ゲームが悪いと言う風潮がなくなるとしたらそれはそれでいいと思いますが。

そうですね。
ゲーム開発に携わる人間としては、
その点だけでも是正した頂きたいと思っています。
ゲーム業界自身が努力するのは当然として、
不当な意見に関しては、いさめてほしいところですね。
ゲーム脳等に関して言ってしまえば、
あまりにも適当な理論のため、損害賠償したいぐらいです。
然し、いざ損害賠償訴訟を起こしてゲーム脳にさらに注目が集まるのも癪ですし、難しいですね。

>難しすぎてわけのわからんコメントですみません。

とんでもありません。
しっかりと分かるコメントになっております。
いつも、色々なご意見をありがとうございます。
(2006.07.25 23:33:32)

Re[1]:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
酔っ払い隊長さん、こんばんは。

>うおーうおー。それはいいことですね。
>ゲーム業界悪役説も終わるかもしれませんね。

そうですね。
いい加減にゲーム業界=悪役の構図を覆したいところですね。
そのために、この経済産業省の案を利用させて頂きたいところです。

最近は、いい加減な批判も多いですからね・・・

>でも、検定の内容はどうなるのでしょうね
>確かに簡単にこれが規則なんて意見は難しい
>面白さも千差万別なわけですから。

検定の内容は現時点では分かりませんが、
肝心のゲームの面白さに関しては、どうするのか疑問が残るところであります。
単純なプログラム技術や、数学、物理能力を計る事は可能でしょうが、
その検定の効力がどれだけあるかも同様に疑問です。

特に、ゲーム業界の技術は進歩が早く、
数年前の技術は過去の技術と言われますから、
それに、どうやってテストが対応していくのか難しいでしょうね。
(2006.07.25 23:36:41)

Re:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
定形外郵便  さん
行政なんぞ、公衆便所のトイレットペーパーの品質ほども信用していませんが、
今回の流れは良い感じではないかと思います。

技術検定に関しては反対意見も多いでしょうが、
目に見える形での目安を作る事は、
新しく業界に入る人にとっては、ちょうど良い指針になると思います。
間口は確実に広がり、異業種からの転職も増えるかもしれません。

あとはデメリットがどれだけ出るかですね。

(2006.07.26 00:29:32)

こんにちは  
久遠2873  さん
どんな形であれ、産業省などが動いたことで
何かしらゲームに対する「悪」イメージが少し
でも払拭され、ゲームというメディアと上手に
付き合うことで、楽しい娯楽となるという事が
人々に浸透すればいいと思います。

難しい問題やら、骨子の部分からの問題点もある
とは思いますが、まずは一歩ではないでしょうか。

お話にもあがっているテスト的な要素やらゲーム
に対する評価基準に冠しては、しっかりと物申し
て良い物を創り上げる必要はありますね。

この辺に関しては、どうなのでしょうか?
各メーカーなどで、「こういう方法でどうだろう?」というような意見書のようなものは出す
予定なのでしょうか?

業界の者ではありませんから、そういった事がで
きるのかどうか解りませんが、お役人にまかせき
りの結果で施行された後「あんなのダメだよな」
というのであれば、ただの愚痴になりますので、
是非各メーカーさんが頑張って今のうちに意見書
や提案書をやってもらいたいところです。
もちろん、我々一般のゲームファンも、そういっ
た機会があるのなら参加してより良い物にしてい
きたいですよね。

検定はともかくですが、表彰関係に関しては、
映画でいう「ラズベリー賞」
のような、「つまらないものを創ったで賞」
みたいなのがあってもいいかと感じます(笑)

売れる(話題にのぼる)=良いゲームではない
ということをもっと明確にして、開発者の方々の
レベルアップに一役買って欲しいですね。 (2006.07.26 10:31:00)

Re[1]:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
定形外郵便さん、こんにちは。

>行政なんぞ、公衆便所のトイレットペーパーの品質ほども信用していませんが、

この例えをお聞きする限りでは、
極度の政治不信が窺い知れますね・・・
然し、これは、税金を納めている全員に共通した感情であるとも言えるかもしれませんね。
過去の行政のいい加減な仕事には腹が立ちます。

>今回の流れは良い感じではないかと思います。

そうですね。
流れだけを考えるのであれば、間違いなく良い方向に進んでいるのではないかと思っています。

>技術検定に関しては反対意見も多いでしょうが、
>目に見える形での目安を作る事は、
>新しく業界に入る人にとっては、ちょうど良い指針になると思います。

仰る通りで、目安が出来るという事は、
目標が立て易くなりますから、
ゲーム業界へ入ってきたい人間に対してアシストが出来る環境になるかもしれませんね。

ゲーム業界は、入るための方法が分からないというご意見もよく聞きますから、
それが、今回の検定も利用して是正されていくといいですね。

>間口は確実に広がり、異業種からの転職も増えるかもしれません。

異業種からの転職は大歓迎です。
然し、現時点で言えば、異業種からの転職は非常に難しくなってしまっています・・・
これは、ゲーム製作自体が特異なスキルを必要とする事にも関係しているでしょうね。

今後は、その部分に関して、もっと明確にしていけば、
仰るような異業種からの転職というものも、現実味を帯びてくるでしょうね。
そうなる事を期待したいです。

>あとはデメリットがどれだけ出るかですね。

この点についても議論が必要だと思います。
メリット、デメリット、しっかりと見据えた上で物事に取り組みたいですね。

(2006.07.26 11:49:00)

Re:こんにちは(07/25)  
久遠2873さん、こんにちは。

>どんな形であれ、産業省などが動いたことで
>何かしらゲームに対する「悪」イメージが少し
>でも払拭され、ゲームというメディアと上手に
>付き合うことで、楽しい娯楽となるという事が
>人々に浸透すればいいと思います。

そうですね。
ゲーム開発者としても早期に改善したい点は、
ゲーム自体が悪と思われている節がある点です。
その点に関して、このような結びつきを利用し、
少しでも改善していければと考えています。

ゲームは遊びのツールとして活用する分には、
楽しいものでありますから、
そこを出来るだけ沢山の方に、ご理解頂ければ嬉しいですね。

>難しい問題やら、骨子の部分からの問題点もある
>とは思いますが、まずは一歩ではないでしょうか。

仰るように、ようやく一歩踏み出したという感じです。

>お話にもあがっているテスト的な要素やらゲーム
>に対する評価基準に冠しては、しっかりと物申し
>て良い物を創り上げる必要はありますね。

この点に関しては、いい加減な物を作ってしまっては名前として存在するだけの、
まったく意味の無い検定になってしまいます。
そうならないためにも工夫が必要ではあるのですが、
ゲーム開発者をどのようにテストするのか・・・開発者の私でも悩むところです。
技術に主眼を置いたテストだと仮定しても、
最先端技術は日進月歩で変化するため、
数年前のテスト結果は意味を成さなくなりますし、
面白さをテストで計るわけにはいきません。
課題は山積みだと言えるでしょうね。

<続きます>
(2006.07.26 13:10:36)

Re:こんにちは(07/25)  
久遠2873さん、続きです。

>各メーカーなどで、「こういう方法でどうだろう?」というような意見書のようなものは出す
>予定なのでしょうか?

ここらへんの部分に関しては、基本的には会社の重役クラスが担当します。
開発現場まで色々な情報が降りてくる事は多くは無く、
そのため、意見書を提出するかどうかは不明なところです。

然し、過去の国とのやり取りの際には、
必ずゲーム会社及びゲーム機関の人間と議論してまいりましたから、
今回も、そのようになるであろうと思います。

>是非各メーカーさんが頑張って今のうちに意見書
>や提案書をやってもらいたいところです。

そうですね。
この点に関しては、是非、やっていきたいところですね。
以前の規制案の時にも経営者陣から開発者に意見を求められる事がありましたから、
今回も、そのような事になるかもしれません。
その時に、しっかりと意見出来るようにしたいですね。

>参加してより良い物にしてい
>きたいですよね。

ゲームに関わる人間全てが協力して良い方向に持っていきたいですね。

>映画でいう「ラズベリー賞」
>のような、「つまらないものを創ったで賞」
>みたいなのがあってもいいかと感じます(笑)

賞に関しては、仰る通りであると思います。
現時点でも賞はあるのですが、
どうしても売り上げに左右されてしまいます。
これは、売り上げが多いソフトは良くも悪くも意見が集まりやすいという要因があります。
そのような物にも左右されない賞があってもよいかもしれませんね。
ゲームアカデミー賞、ゲームラズベリー賞、あれば面白いですね。

>ということをもっと明確にして、開発者の方々の
>レベルアップに一役買って欲しいですね。

そうですね。
そうなれば素晴らしいですね。
ここらへんは、是非、雑誌社などゲーム開発者以外の方にご協力頂きたいですね。
(2006.07.26 13:11:57)

Re:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
ザンブル  さん
これから明るいゲーム業界にするために
育成に力入れてほしいですね
専門学校とかでもっと学びやすくすれば
いいのではないですか、私には関係ないですが (2006.07.26 13:48:50)

Re:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
かなり主観的な意見ですいませんが、北米のやり方は正しい方向とは思えないんですね。
市場に関しても、開発に関してもです。
北米の今の方向のゲーム動向の先を読むと、数年で衰退していくのではないか、と読んでいます。
ゲームが、一部の人のものへとなっていくと思います。

ゲームはゲームであるべきであり、制限やルールは、可能性を狭める物であってはならないんです。
そして、世界と同じことをする必要も少しもないはずです。
日本は、日本のオリジナルの姿勢を貫くべきです。

海外市場の調査も結構ですが、どんなゲームが売れるかは丸ごと移り変わって行くんです。
その時の流行りを求めるより、誰にも真似できないオリジナルを追及すべきです。
経営として正しいことと、クリエーターとして正しいことは同じではないでしょう。
(2006.07.26 20:10:47)

Re[1]:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
ザンブルさん、こんばんは。

>これから明るいゲーム業界にするために
>育成に力入れてほしいですね

仰るように人材の育成はゲーム業界にとっても、
殊更に大きな問題です。
今後は、より高度な技術が要求されるゲーム産業ですから、
優秀な人材の育成は急務となっております。

>専門学校とかでもっと学びやすくすれば
>いいのではないですか、私には関係ないですが

専門学校は数多くあるようですね。
一番、難しいところは、高度な内容の教育を如何に行うかです。
学校側も、その教育に苦慮しているようで、
あまりにも内容を高度にしてしまうと退学してしまう学生が多いようですね。
(2006.07.26 21:39:49)

Re[1]:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
赤いパレットさん、こんばんは。

>かなり主観的な意見ですいませんが、北米のやり方は正しい方向とは思えないんですね。

ご意見は主観的な方が、各個人の気持ちを大きく反映しておりますから、
そのようなご意見を頂けるのは嬉しい事です。
お気になさらずに色々とご意見下さいね。

>市場に関しても、開発に関してもです。
>北米の今の方向のゲーム動向の先を読むと、数年で衰退していくのではないか、と読んでいます。
>ゲームが、一部の人のものへとなっていくと思います。

全てが北米のやり方を肯定的に捉える必要は私も無いと思っております。
然し、北米には北米のやり方の良い点があります。
そのような点は、見習っていくべきであると考えています。

ゲームが一部の人のものに・・という件に関しては、
恐らく、最近の高度技術、大作化の方向性を指し示して仰っているのかと思いますが、
当然ながら、その方向だけに進むのであれば衰退は必ず起るでしょうね。

これについても程度によりけりであると思いますから、
結局のところ、ゲームには大作も必要であるし、
アイデア重視の軽いゲームも必要であるし、
何よりもバリエーション豊かである事が必要なのでしょうね。

>そして、世界と同じことをする必要も少しもないはずです。
>日本は、日本のオリジナルの姿勢を貫くべきです。

先程の内容と重複してしまいますが、
私も、同じ事をする必要は無いと思います。
然し、同じフィールドに立つ事は必要であると考えています。

今後の日本ゲーム業界の発展を望むのであれば、
民と官との協力は必ずや必要になってくるであろうと考えています。

<続きます>
(2006.07.26 21:59:41)

Re[1]:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
赤いパレットさん、続きです。

>海外市場の調査も結構ですが、どんなゲームが売れるかは丸ごと移り変わって行くんです。
>その時の流行りを求めるより、誰にも真似できないオリジナルを追及すべきです。
>経営として正しいことと、クリエーターとして正しいことは同じではないでしょう。

仰るように、経営面での正論とクリエーターとして正論は必ずしも合致するものではありません。
加えて、海外市場の調査も同様でしょう。
然し、経営の正しさ、クリエーターの正しさは違うと言い切ってしまうのも危険なのです。
その考え方で許されるのは、アマチュアリズムの範疇であると考えます。

この両者は、お互いにお互いを必要としております。
片方が死ねば、もう片方も必ず死ぬのです。
クリエーターだけの正しさを追い求める事は経営の死を招く危険性があり、
経営だけの正しさを追い求める事は、クリエーターの死を招く危険性があります。
どちらが欠けてもゲームは作れないのです。
プロフェッショナルであるならば、
経営者の正論、クリエーターの正論を合致させる事を目指すべきでしょう。

今回の件から私が思う事は、
このような骨子案も、ゲーム開発を良い方向に向かわせるように利用出来るのではないかという事です。

この結果、北米ばかりのゲームを作ろうという意図よりも、
北米のような大規模な協力プランも出来る、
埋もれていた若いクリエーターもアイデア次第で援助を受け新しいゲーム製作が出来る、
クリエーターに注目が集まって、クリエーターが望む方向でゲーム開発を進めやすい環境が出来る、
そのような事に、活用していきたいと考えています。
(2006.07.26 22:00:06)

Re:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
ごろー さん
久々にコメントさせていただきます。

何人かの方が仰る通り、やはり今さら?っていう感じが強いです。

現在のゲーム制作は北米をメインターゲットにする事が多いのですが、この試みが上手くいって日本で成功=世界でも成功となるような、パワーを持ったゲームが作られるようになって欲しいですね。 (2006.07.28 01:30:03)

Re[1]:ゲーム産業戦略骨子案(07/25)  
ごろーさん、こんにちは。

>何人かの方が仰る通り、やはり今さら?っていう感じが強いです。

そうですね。
ゲーム業界で働いてきた人間であれば、
尚更の事、遅いという気持ちが強くなりますよね。

>現在のゲーム制作は北米をメインターゲットにする事が多いのですが、この試みが上手くいって日本で成功=世界でも成功となるような、パワーを持ったゲームが作られるようになって欲しいですね。

以前のように日本市場を第一に考えた結果として、
世界で売れるゲームになるというのが理想です。
そのためには、もう一度、気を引き締めていく必要がありますね。
日本ゲーム産業の復権を果たしたいですね。
(2006.07.28 05:22:46)

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