本棚≪愛久愛輝羅好≫

本棚≪愛久愛輝羅好≫

第2期延長≪プロローグ≫




・・・壮絶な天界、魔界での戦い・・・あれから1年が経った。


「やっばい遅刻だ!!なんでカリンもモモカも先行っちゃうんだよ!!」

大慌てで準備するカイト。

「よっ、カイト。遅刻か?」

ロイドがニカッとして尋ねる。

「やばいよ!!俺今日遅刻したら補習でなおかつ追試!!」

朝ご飯を口に詰め込むカイト。

「急がない急がない~♪」

相変わらず軽い性格のコレット。

「ふぃっふぇふぃふぁ~す!!」

いってきまーすと言いたいのであろう。

「行ってらっしゃい♪」

コレットが笑顔で見送った。

あの戦いから1年の間、人々は、元の生活へと戻った。

子供たちは学校へ通い、大人たちは仕事をしと、それなりに平和に暮らしている。

平和じゃないことといえば・・・

プツンッ!とテレビをつけるロイド。

ニュースのアナウンサーが喋り出す。

「先日午後5時ごろ、盗賊団『屍』によって、フラノールの教会から『賢者のツボ』という高価な品が盗まれました。カメラの映像によりますと・・・」

「また屍か・・・」

ロイドが苦笑いしながら言う。

この1年の間に何度か屍のメンバーと、テイルズキャラたちが対決しているが、どれも逃げられている。

ロイドは1度しか会っていないが、そのときの相手は屍のリーダー、『シカバネ』で、なんとロイドと互角の強さだった。

それほどまでに、屍は強い組織なのだ。


・・・学校では・・・


1時間目、終了。

「セーフ・・・」

カイトがグタ~ッと机に横たわる。

「俺もセーフ!」

ニカッとしながら言うナック。

父親に似たのか、2人とも成績は悪い。

「君らって・・・」

彼、ライ・デュミナスは母親に似たのか、成績は良い。

「最近盗賊団の被害、多いよねぇ~」

ワンセグを観ながら言っているのはハルナ。

ハルナは頭がいいので、飛び級して同じ学年にいる。

「ランヴァー一家の方も、止めれてないしな」

同じく携帯を見ながら言うのはセツナ。

1年でかなりかっこ良く成長し、大人びている。

「あっちは仕事の内容が全然漏れてこねぇからな、しゃーねぇって」

そう言ってセツナの肩をポンポンッと叩くのはレム。

ルークに似て育っているが、ティアに似たところも持ち合わせている。

「とりあえず出会えば全力で戦うだけだよね」

そう言いながらパラパラとノートをめくり予習しているのはツバサだ。

彼はバンダナを外し、今は前髪をくくっている。

「ねぇねぇ、ここ見して」

「うん!」

落ち着いた会話をしているのはカリンとモモカ。

この2人も成績はいい方だ。


こうして、世界はまぁまぁ、平和に動いていた。

一応・・・だが・・・





・・・・・火山付近、秘密施設・・・・・





「磁場に若干の歪み?」

そう言って疑問符を浮かべるのはキール。

この秘密施設は、テイルズキャラたち含め一般人が暮らす島の治安を守るための施設だ。

そしてキールに疑問符を浮かべさせた人物。

「そう・・・磁場どころか・・・大気も歪んでいる」

ジーニアスだ。

「どういうことなんだ?」

キールがジーニアスに尋ねる。

「僕にもよくわからない。異界の門も調べに行ったんだけど・・・あそこに異常はなかった。つまりは・・・」

「新たなる敵の出現確率あり・・・か」

ジーニアスが言い切る前にキールが口を挟んだ。

「一刻も早い調査が必要だから、ジューダスやルーク、ユージーンにも依頼して調べてもらってる」

言いながらコーヒーを飲むジーニアス。

「そうか・・・僕の方でも、調査してみよう」

そう言うと2人でパソコンをいじり始めた。


磁場と大気の歪み・・・これは果たして新しい敵の出現なのか・・・?

平和なときは・・・ゆっくりと音もたてず崩壊していく。

そう・・・

「クックック・・・ヒィッヒッヒ・・・」

新たなる敵の出現によって・・・


終わり















後書き
新たなる敵の出現発覚!?
この事態にテイルズキャラたちはどう動き出すのか。
そして、新たなる味方も登場します。


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: