本棚≪愛久愛輝羅好≫

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第9話




「はぁ・・・はぁ・・・」

ザックスは呼吸を乱していた。

よほどすごい速度で移動していたのだろう。

そして、フラノールへと到着した。

「やっぱしか・・・」

ザックスの視線の先・・・100メートルくらいの位置には・・・

「グルル・・・」

とんでもなく巨大な・・・古代武器、『オメガウエポン』がいた。

「ちっとマズいねぇ・・・」

バスターソードを抜き、構えるザックス。

「今俺のOPEMは使えないし・・・どう戦おうか・・・」

ザックスのOPEMは今現在、スタンバイ状態なので使えないのだ。

スタンバイ状態とは、1度使った反動により、OPEMに力のチャージが完了するまで使えない状態のことである。

ちなみに、これは能力の使い勝手がいいのにあまりリスクがないOPEMにだけ見られる現象である。

ザックスの場合、スタンバイ状態は短くて20時間、長ければ1週間にもなる。

これは能力発動時間が関係する。

「まぁ・・・泣き言言ってても始まんねぇな・・・・」

ザックスはシュッ!と一瞬で移動。

「オラァ!!」

上から斬りかかるが

キーンッ!!

と簡単に弾かれる。

「うおっ!」

ザックスは当然体勢を崩す。

「ガァァァァア!!」

オメガウエポンはそこを狙って手を振ってきた。

「!!」

ザックスがガード体勢を取ったその瞬間!

キーンッ!と更にザックスの前に出てオメガウエポンを止める者が現れた。

「助かったぜ!」

体勢を立て直し、地面に着地するザックス。

「危なかったな」

ドーンッ!と空気を蹴る男、クラウドが現れたのだ。

「でも・・・どうやって倒すよ・・・」

ザックスが苦笑いで言う。

「大丈夫だ」

クラウドがそう言った瞬間

ドーンドーンドーン!と後ろから無数に光が放たれた。

「グガァァァア!!」

オメガウエポンはそれを受け後退する。

「お待たせ!」

現れたのはソラと

「もう大丈夫だ」

リクの2人だ。

「何人か、ちょっとあの世の治安が悪いから戻ったけど・・・幽助と飛影は残ってるよ」

ソラがニカッとして喋る。

「おっしゃ!」

ザックスは再び構える。

「一瞬で決めるぞ」

リクも構えた。

「はぁぁっ!!」

クラウドとザックスがダッシュ。

「受けとけよっ!」

「!!」

2人は剣を思いっきり振った。

ドーーーーーーン!!と斬れてはないものの、オメガウエポンを少し吹っ飛ばした。

「これで終わりだ!」

「行くぞ!」

ソラとリクは飛び上がる。

「エクスプロージョン!」

「ダークオーラ!」

2人から光の波動と闇の波動が放たれる。

ドーーーーーーーーーーンッ!とすさまじい勢いでオメガウエポンは砕けた。

「サンキュー、助かった」

ザックスとソラがハイタッチ。

「幽助と飛影には、クレイたちの修業をしてもらっている」

リクが説明する。

「とりあえず、ロイドたちのところに戻ろう」

ソラが言って、一同は移動を始めた。


終わり















後書き
仲間が段々集結してきた。
次回、冒険がスタートする


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