本棚≪愛久愛輝羅好≫

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第30話・前




現在、シュチュエーションは森の中。

その森の中で

「ッ・・・!!本当に・・・戦うんですね・・・」

「嫌だ・・・嫌だよ・・・やっとできた家族なのに・・・」

「今は・・・戦わなきゃ、道は開けないんだよ」

唇を噛むカリンと、涙を浮かべるモモカ、そして表情の険しいコレットが対峙している。

カリン、モモカは、ロイド家で世話になっているので

これも、親子のような状態である。

「先へ進み、敵と戦うなら、私を殺すの・・・じゃなきゃ、道は開けないよ!!」

コレットはチャクラムを構え、2つ同時に投げた。

戦闘、開始。

しばらく現役を離れていた彼女だが

その力は衰えるどころか

「ッ!!」

「いやっ!!」

力強さを増していた。

超高速のチャクラムを、カリン、モモカは諸に受けた。

それでもチャクラムは勢い止まらず、コレットのもとへ戻っていく。

「モモカ・・・いくよ」

カリンが、決心を決めたようだ。

「嫌・・・嫌・・・」

1番精神自立しているはずのモモカの、最大の弱点。

それは、大切なものを失う怖さである。

過去、自分自身の手で家族を殺してしまったことがあるため

モモカはコレットに攻撃など、とても出来そうにない。

だがそんなことに構わずコレットは

「ジャッジメント!!」

魔術を放ってきた。

「クッ!!」

カリンはモモカを連れ避け

「ここで・・・今やるべきことを考えて」

そうモモカに言い、戦闘態勢に入った。

「フロストウィンド!!」

氷の風をコレットに放つ。

「エンジェルフェザー!!」

それに対し、コレットも技を放ち、相殺した。

更にコレットはまだ

「いくよ・・・」

新技を隠し持っていた。

「イノセント・ゼロ!!」

響く音と同時に、カリンは体に違和感を感じる。

これはかつて、ミトスが使用していた技。

相手を状態異常にする技である。

「ッ!!」

カリンに起こった状態は、麻痺と

「イラプション!!・・・ッ!!」

術技の使用不能だ。

コレットはまだ追い討ちをかける。

「レイ!!」

かなり強くなっているコレットは、過去使ったことのない術を連発してきている。

「うあっ!!」

カリンは何もできず、もはや打たれる一方だ。

モモカはイノセント・ゼロを、無意識の結界で防いだらしく

状態異常はないが、まだ動けずにいる。

しかし

「カリン・・・」

モモカはカリンを見て、思った。

強くなりたい・・・と。

「終わりよ・・・」

コレットがチャクラムをカリンに向けたそのとき

キーンッ!とコレットは弾き飛ばされた。

「うっ・・・」

体勢を整えるコレット。

今のは

「ごめんね・・・カリン・・・」

モモカの結界である。

「私も・・・頑張るよ」

モモカ、戦闘モード。




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