本棚≪愛久愛輝羅好≫

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第45話・後



両者、すさまじいスピードで攻める。

「ッ!!」

2人とも、舌打ちした。

セツナのパンチと、セフィロスの刀は

互い、肩に入ったのだ。

通常なら、セフィロスの方がスピードは上だろう。

だが、両者、足を負傷し、セフィロスに至っては穴が開くほど、

これでスピードは、互角。

だがセフィロスはすれ違ったあと

「はぁっ!」

長刀を利用し、薙ぎ払いに派生した。

「ッ!」

セツナは上へジャンプし、かわす。

だが

「終わりだ」

セフィロスが、OPEMの力で二本になっている刀により

八刀一閃を放った。

「ぐあっ!!」

全身より出血するセツナ。

空中に打ち上げられ、隙だらけ。

だが

「これも新技だ」

空中で、クルクルと回りだす。

「回転気閃連!!」(かいてんきせんれん)

そのまま気閃・二式と通常の気閃が混ざっているものを

無数に放った。

回転しながらなので周囲全体への攻撃。

避ける手立ては、ない

「グッ・・・!!」

セフィロスも、全身傷だらけ。

だがセツナの方は

「はあっ・・・はあっ・・・」

セフィロスよりも体力を消耗していた。

今の技、やはり強大な威力のぶん

相当体力を消耗するらしい。

(普通なら・・・気閃だけでやる技だからな・・・やっぱ二式を入れたのはマズったか・・・)

だが、互い硬直なのも今のうち。

互い、構えた。

「次の攻撃に・・・全てをかける!!」

セツナの指先に、ジリジリとエネルギーが集まり始めた。

それは周囲に存在する静電気を合わせて

形作られていく。

気閃電磁砲 」(きせんでんじほう)

気閃・二式と混ざっている電磁砲は、貫通性を持たせることができる。

だが、二式は、通常の気閃よりも威力が強いぶん

相当な気を消費するため

今、この技を撃てるのは一発のみ。

通常の気閃ならもっと撃てるが

それでは、硬い体に感電させることができても、ダメージは与えられない。

「電気と合わさったこれは・・・速いぜ?」

一発のみ、外せば終わり。

セツナはそのエネルギーを指に集めたまま

格闘の構えをとった。

接近していた方が、当てやすいからだ。

だがセフィロスは

「!!」

長刀の尺を利用し、セツナに突きを放つ。

心臓狙いだ。

セツナは微妙に避け

「グッ・・・!!」

肩に、刺さった。

「足をケガしているぶん、動きが鈍ったか?」

セフィロスは尋ね、瞬時に刀を抜こうしたが

「ヘッ」

「!?」

抜けない。

そう、これこそが

セツナの狙い。

なぜ抜けないのかと言うと

「上手くいったな・・・」

残ったセツナの気を電気に性質変化させ、刀に纏わし

セフィロスの力が、入らないようにしたのだ。

「これで終わりだ・・・」

セツナは左手で刀を持ち

全ての気を、エネルギーに注いだ。

「受けやがれ!!」

そして、放った。

それは二式をも凌ぐ速度で

「が・・・はっ・・・」

この至近距離では、避けようがなかった。

心臓に当てなくても

横でも、上でも、下でも

近くに当てれば

「ッ・・・」

感電し、止まる。

セフィロスは、消えた。

「・・・ふぅ」

セツナはタバコを一本取り出し

「疲れたな・・・ちょっと休んで・・・からじゃねぇと・・・」

くわえ、そしてそのまま

倒れた。


終わり















後書き
ようやくセフィロスを打ち破ったセツナ。
次回は、クレイ第一の人格との対戦!!


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