本棚≪愛久愛輝羅好≫

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第47話・中



気を解放したカイトは

すでにサードリミッターを解放している状態。

戦闘能力は、1500000にもなっていた。

だが

「はぁぁ・・・」

「ッ・・・!!」

クローバーが静かに放つ闘気。

それにより、踏み出せない。

隙が見つからないのだ。

攻撃特化型のサードリミッターは

スピードが全くない。

通常状態なら、仲間の中で最も遅いカイトの攻撃は

クローバーを捕らえる可能性が低いのだ。

だから

「いくよ・・・モモカ」

「うん・・・」

カリン、モモカが、隙を作るべく、戦闘を開始した。

「フレアバースト!!」

まずカリンが、強化ファイアボールを放った。

いとも簡単に避けられるが

「波動・双龍気!!」

避けた先に、モモカが波動を放つ。

だが

「はぁっ!!」

「なっ!?」

その波動は、クローバーから発された気で消し飛んだ。

その一瞬ではあるが

クローバーの推定戦闘能力は

2500000にもなっていた。

攻撃する一瞬にだけ、力を込めているのだ。

(ッ・・・避ければ、離襲でなんとかなったのに・・・)

成す術のない2人。

そんな2人を見かねたのか

「下がっててくれ・・・俺がやる!!」

カイトが、自ら前線に出た。

そして

「はぁぁ・・・」

居合いの構えをとる。

誘っているのだ。

「・・・」

それをわかっているクローバーだが

自分の実力を信じ、突っ込んできた。

パンチがまさに、カイトを捕らえたと思った瞬間

「何!?」

まさに、鼻先をかすめるところで

カイトは避けた。

本当のギリギリまで、ひきつけたのだ。

ここまでは、『誘乱斬』の応用である。

そしてここから

カイトの動きは変わった。

抜刀が苦手な彼は

鞘から刀を抜かず、そのまま

「なっ!!」

「オラァァァァァアッ!!!!」

鞘ごと、振り抜いた。

力が上がっているので

クローバーは吹っ飛ばされる。

そして

「受けろ!!」

秘奥義、発動。

「真・舞葬斬!!!」

斬撃波動と大量のかま風が、クローバーに放たれた。

「ぐ・・・あぁぁぁぁぁぁぁあっ!!!」

諸にくらい、吹っ飛ぶクローバー。

壁に衝突し、止まった。

カイトの攻撃瞬間の戦闘能力は

クローバーと同じ、2500000である。

だが

「はぁ・・・はぁ・・・」

攻撃後、彼の戦闘能力は、700000まで落ちていた。

リミッターが、切れたのだ。

一気に気を消耗したカイトが

再びリミッターを解放するには、時間がかかる。

だが

「危ない!」

「え?」

カイトに対して、気が飛んできていたのを

モモカが盾になり、守った。

「カイ・・・ト・・・任せた・・・よ・・・?」

そしてモモカは、倒れた。

「おい!!モモカ!」

「大丈夫!気を失ってるだけ!」

カリンはそう言い、治療を始める。

「はぁ・・・はぁ・・・」

クローバーが放った気。

彼はまだ、戦えた。

そして

「ぐ・・・はぁっ・・・」

「フッ・・・」

傷つけば傷つくほど、身体能力が上がるクローバー。

瞬速での移動からの拳を、カイトは腹に、諸にくらった。

そのまま吹っ飛ばされ、壁にぶつかる。

「・・・」

カリンが治療に専念しているのを見て、クローバーはカイトの方へと歩いて行った。

だがそのとき

「!!」

カイトが、進化を見せた。

光り輝く彼は

「ラストリミッター・・・解放!!」

新たなリミッターを解放していたのだ。

その能力とは

「ラストリミッターは・・・今までのリミッター効果を全て持つかわりに、発動時間、5秒」

その言葉を言い放ったと同時にカイトは

「!!」

ロイドをも超え、誰にも見えないほどの速度で、クローバーの後ろに回り込んだ。

そして、再び

秘奥義、発動。

「真・舞葬斬!!」

「グアァァァァァァァアッ!!」

この技は

近づけば近づくほど、威力が高い。

そして、受けるのが二度目のクローバーに

立ち上がる力など、残るはずもない。

カイトの、勝ちである。

だがカイトは、わざと手加減をしていた。

「聞かせろよ・・・・なぜ神になりたいのか」

これを、聞くために




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