本棚≪愛久愛輝羅好≫

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「お前は俺を楽しませてくれんのかぁ!?」

バルバトスの攻撃にたいし

「ッ!!」

ライは防戦一方だ。

「ライ・・・」

ナック、マルシアは黙ってみている。

「まだ手を出すなよナック・・・」

マルシアも我慢しているのだ。

これは、ライとバルバトス、親から受け継がれた戦い。

ライがOKを出さないと、ナックもマルシアも手が出せないのだ。

ただ・・・

「オラァ!!」

致命傷になりそうな一撃が入りそうになったなら

「!!」

話は別だ。

「グッ!」

ナックがバルバトスを殴って吹っ飛ばし、マルシアがライを抱えた。

「クッ・・・ごめん・・・頼む・・・」

ライはそのまま気を失ってしまい

「・・・いくぞ、ナック」

「おう・・・」

ここからは、ナックとマルシアが引き継いだ。

「はぁ!!」

バルバトスは覇気を飛ばす。

「!!」

マルシアはそれよりも大きな覇気を飛ばし、バルバトスの覇気を消し去った。

さすがと言ったところか。

ナックがバルバトスに殴りかかる。

「新技いっくぜぇ!!」

拳をバルバトス直前で止めた。

「?」

不思議に思うバルバトス。ナックの新技が発動する。

「時空拳!!」

拳は止まっている・・・のに

「グ・・・グアァァ!!」

バルバトスは連続で打たれた。

「腕周りの時空間を歪める技術だ!!」

ヘッヘーンと、鼻が高いナック。

フィニッシュはマルシアのようだ。

「親から受け継がれた運命なら、親から受け継がれた技で決めよう」

抜刀術、発動

「瞬神殺」

この一撃でバルバトスは・・・

「くっ・・・楽しかった・・・ぜぇ・・・」

息絶え、倒れた。

「ふぅ・・・さて・・・他はどうなっているのか・・・」

マルシアは一息ついて空を見上げた。




「あんたの強さは・・・ロイドさんや親父からキッチリ聞いてる」

セツナはミイに指を向けながら会話を進める。

「でも・・・今の俺たちなら、倒せなくはないはずだ」

ジリジリと・・・エネルギーがセツナの指先に集まっていく。

モモカ、カリンも戦闘体勢になった。

「きなさい」

ミイは余裕の構えを見せている。

「ドッカァァァァン!!」

この声を合図に戦闘開始。

大きな閃光はミイを包むように放たれたが

ミイは・・・

「ふっ・・・」

手を前に出すだけで消し去った。

「さすがだねぇ」

セツナは言いながらもすまし顔。

後ろからモモカが

「波動・双龍気!!」

2つの龍の波動は渦を巻きながらミイへと向かう。

波動系攻撃は、当たれば確実にダメージを与える。ので当然ミイは・・・

「!」

避ける。

「ここからよー!」

新技発動。

「双龍・離襲!」(そうりゅう・りしゅう)

2つの龍は渦を解き、バラバラになってミイを襲う。

「ッ!!」

舌打ちをしながらミイはかわしつづける。

そこにカリンの攻撃が追い討ちをかける。

「フロスト・ウィンド!!」

冷気の風が吹き荒れる。

「!!」

動きが止まったミイ、そこに・・・

ドドドーン!!と龍の波動が直撃した。

「グッ・・・ツゥ・・・」

痛みに声をあげるミイ。

フィニッシュはセツナだ。

「俺様の新しい秘奥義、とくとご覧あれ」

新技、発動。

指を天に向けるセツナ。

「裁きを下せ・・・ジャッジフォース!!」

セツナの指から細いレーザーが天に向かって放たれ・・・そして・・・

ものすごく太い閃光となり、ミイに降り注いだ。

「う・・・ぐっ・・・あぁぁぁっぁぁああ!!!」

ミイは跡形もなく消え去った。

「過去には・・・決別しなきゃならねぇんだよ」

セツナは言うと・・・

「この秘奥義・・・疲れるねぇ・・・」

バタッと倒れ、仮眠を始めてしまった。

「はぁ・・・とりあえず、待機かしらね」

カリンは言いながら空を見上げた。

あとは・・・1つ・・・







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