履歴と感想 : く
読書履歴 と 読後感想 （ ※ 作品の記載順と出版順は必ずしも一致していません ）
【 く 】
倉知淳
黒川博行
黒武洋
【 く 】
倉知淳
・ 過ぎ行く風はみどり色
黒川博行
| ・ 大博打 |
|---|
・ 封印
・・・・・ ★★★☆☆
ボクサー崩れの酒井は、恩人・津村のパチンコ店で働く釘師。 ある日苦情に対応したが、以後査察や業者の取引中止が相次ぎ、何者かに身に覚えのない"物"を渡せと脅迫され、ついには津村が失踪する。 大阪中のヤクザが政治家まで巻き込んで探している物とは何なのか。 事件に巻き込まれた酒井は、恩人の失踪を機に立ち上がった。 パチンコ業界の裏世界を暴く、待望の書き下しハードボイルド巨篇。 ─── 出版社の内容紹介等から引用 ─── 主人公は堅気ですが、元ボクサーで、以前は世間に対して斜に構えていた時期もある人物で、その主人公が、ヤクザやある権力者等を相手に、時には逃げ、時にはかけ引きしながら、真相に向かっていきます。 敵対する、あるヤクザとの微妙な関係がなんともいい感じで、この物語の重要な部分を締めています。 作者はギャンブル好きで有名なのですが、パチンコ業界の裏側が細かく書かれており 『 なるほど 』 と思わせます。 恋愛話も織り込まれており、色々な要素がありながらも、テンポ良く進むストーリーで、面白く読めました。 それにしても、アクの強い登場人物が多く、この作者らしく関西弁が効果良く使われている作品です。 |
| ・ 迅雷 |
| ・ 疫病神 |
黒武洋
・ そして粛正の扉を
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