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ベニス編 15~17


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ベニス旅行日記のページです。

パリ旅行15 ヴェネチア(ベニス)へ

  アドリア海の最深部、ヴェネチア湾にできた「ラグーナ(潟)」の上に築かれた、運河が縦横に走る水の都 ヴェネチア (このサイトの左の上の写真WEBCAMをクリックすると写真が見られます。)    本島は大きな魚のような形で、その真ん中を逆S字形に 「大運河(カナル・グランデ)」 が流れています。また、島のあちこちを細い運河が流れており、全体が小さな島々が集まってできたように見えます。 上から見るとまるで迷路。ここで迷子になるなという方が無理かも…。 (上のヴェネチアサイトの左の下の写真fotppianoをクリックすると上から見た写真が見られます。)    本島のすぐ南には、「サン・ジョルジョ・マッジョーレ島」「ジュデッカ島」、さらに南には映画『ベニスに死す』で有名な「リド島」。 東には、墓地の「サン・ミケーレ島」、さらに東にはヴェネツィアングラスで有名な「ムラーノ島」、レース編産業の地「ブラーノ島」、そして、もっとも古い時代に栄えた「トルチェッロ島」があります。   べネチアンガラス技術の流失を防ぐために本島からここムラーノ島にガラス工場・工房を移転したため、日本でも有名な ベネチアンガラスは現地では「ムラーノ島」の名前からムラーノガラスと呼ばれています。  かつては海上に浮かぶ孤島でしたが、1846年にイタリア本土との間に鉄道が引かれ、後に自動車用道路の「リベルタ橋」も引かれ、イタリア本土と地続きになりました。  でもヴェネツィア本島内は車での移動は禁止(自転車を含む。乳母車、車椅子は可)、自家用車はリベルタ橋をわたったすぐにある「ローマ広場」の駐車場に置いて、島内を徒歩か船舶で移動することになっています。  運河が発達していることもあり、主な交通機関は必然的に船になり、水上路線バスの「ヴァポレット(Vaporetto)」や水上タクシーの「モトスカーフィ(Motoscafi)」、大運河の岸と岸を渡る渡し舟「トラゲット(Traghetto)」が、大運河、および、ヴェネツィア湾内を縦横無尽に走っています。 水上バス・ヴァポレットは日中10分おきくらいあるので、不自由を感じることはないかも。  大潮、気圧の変化、アドリア海を吹く風「シロッコ」の3つの要因が重なると、「アクア・アルタ」と呼ばれる高潮がヴェネツィア湾で起き、このとき、ヴェネツィアの街中まで水が入り込み、特に一番低い「サン・マルコ広場」は水没します。過去に北の対岸の本土で工業用の地下水のくみ上げが行われたことにより地盤沈下が起こり、アクア・アルタによる洪水の水位が1m以上になったこともあり、将来ヴェネツィアの街全体が水没してしまうことが懸念されています。地球の温暖化などの影響でどんどん水位があがっているため、今建っている街並みの下にはかつての街が沈んでいます。  ベネチアの呼び名は様々で、英語でヴェニス (Venice)、フランス語でヴニーズ (Venise)、ドイツ語でヴェネディヒ (Venedig) 、ちなみにヴェネツィア方言ではヴェネスィア(Venesia)と呼ばれるそう。 8月20日の日記 にも書きましたが、ベニス行きの切符が購入できなかったのは、この読みの違いでした。フランス読みがヴニーズ とは!

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パリ旅行16 ベニス編 ドタバタ旅行
(いろいろな方に助けられて)

ニースからベニスへは列車での移動。 後から知ったのですが、 列車よりも飛行機を利用した方がずっと安い! 航空会社、曜日にも寄りますが、パリ→ニース間は当時のレートで 1万2千円ほどでした。 パリ→ベニス間も1万五千円前後とずっと安かった。 予約は日本語も通じるJTBのパリ支店が便利かもです。 (若干のマージンは取られますが) 旅行代理店の方や、英国紳士の方に助けられなんとかぎりぎり列車に乗り込めた私達、 終点がニースだと聞いていたのでしたのでぐっすり寝込んでいました。 真っ暗な個室のドアを開ける光と女性の声で起こされました。 「どこまで行くの?(英語)」の問いに「ニースまで」と答えると、 「ここはニースよ」と言われ慌てて寝起きの状態のまま降りたとたんに列車は動き出しました…、セーフ。 お礼を言おうと思ったときはすでに居ない。彼女は駅員でもなんでもない通りすがりの方でした。 動き出し列車を確認すると、 終点を示すプレート「nice」がいつの間にか別の名前に変わっていました。 到着の放送もなく、乗客が残っているか点検しないんだなぁ。 ニースもベニスの宿も予約していなかった私達(無謀) 到着後、駅近くにあるインフォメーションセンター(観光案内所)に並び、 フランス人の旅行代理店の方から教わったとおり、 日程や予算などをすべてメモ書きし、後は片言の英語で、係の方と相談しながら、ホテルの予約を電話で取ってもらいました(マージンはかかります) ※インフォメーションセンターでは無料の路線図や地図、観光案内のパンフももらえるので便利です。 (一部有料の地図などもあります) ニースの宿泊先は二つ星のかわいいビジネスホテルで朝食(飲み物とパンのみ)をつけて1泊2300円位でした。ここは気に入ったので2回目の旅行でも利用しましたが、この時は直接予約したためさらに安くなりました。 物価が高いと言われていたベニスでも、一つ星の合宿所といった風情のホテルでしたが、3人だったため朝食付(飲み物とパン、チーズは食べ放題)で2000円しなかったと思います。 列車での移動はいろいろな方と知り合えて楽しかった。 ニース→ベニス間は3等の列車(個室)になっていました、イタリア人の方達と同室だったのですが、お互い片言の英語とジェスチャーで話しながらの移動だったので、時間が短く感じたのを覚えています。 切符を見て乗り換えがあるよと教えてくれたイタリアのおじいちゃん。 直通だと思っていたので、教えて頂いてホントに助かりました。 (切符確認の係員は何も教えてはくれない。) ベニスに到着する頃には辺りは陽が落ち、星も出始め、 真っ暗な水面にビーズをちりばめたようなベニスの街並み、幻想的でとても美しかった。 ただちょっと恐かったことが、 到着するちょっと前から部屋ごとに乗客をのぞき見るような怪しい男がウロウロ。私達を見つけたときのうれしそうな眼!彼はしばらく部屋の前に佇み、狙いを定めたような感じ。 同じ部屋の乗客も感じたのでしょう。皆無口になり、緊迫した空気が流れました。 幸いベニスに到着したときは人混みに流されて、彼は私達を見失ったようです。 何かと日本人はターゲットにされやすいので注意ですね。 ※写真はサン・マルコ広場
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パリ旅行17 ベニス編「やっとホテルへ」

今回の旅行には参加者が一人追加、イギリス帰りのHちゃん。 語学留学を途中で断念したHちゃん、彼女の留学は最初からトラブルの連続だったのかも知れません。南回りで英国入りしたのですが、到着した際はトランクはさんざんに荒らされ、お土産も、着替えももぬけの殻。後日保険で保証金は戻ってきましたが…。  ホストファミリーにも色々あり、彼女がお世話になったところはガッチリ「商売」として考えていたようで、高めの料金の割に対応も悪く特に食事は最悪だったそう。唯一まともなはずの晩ご飯はグリーンピースの缶詰に、マッシュポテト、焼いたチキン二口分、缶詰の桃一かけにスプレー式の生クリームをかける程度の食事がずーっと続いたため(ホストファミリー自身は豪華な食事)彼女も他の学生も夕食後、毎日マックへ通いが日課だったそう。 3ヶ月で5キロも太ってしまったHちゃん、ただ救いは日常会話もすべて英語だったため英語はぺらぺらになったことでしょうか?  突然の電話で合流することになったのですが、私達の作る(あまり上手とは言えない)食事に感動して泣いていました。   ※英国へ行ったことがない私、噂では「英国でまともなものを食べるには朝食を三回食べろ」のことわざは知っていますが、どうなんでしょう?  駅で切符がなかなか買えなかったとき、ギリギリ列車に乗れたとき、ナーバスになっていた彼女は決まってやっぱり何をしてもダメなんだと…泣き出し、友人に怒られまた泣くという感じ…かわいそうにホントに弱っていたんだね。  移動中、食事抜きになることもしばしばあったのですが、 食べ物がトラウマになっていたHちゃん 、列車の短い停車時間でもおみやげ&お菓子などの売り子さんを外に見つけると 体半分窓の外に乗り出し 「エクスキューズミィイイーィ」 と必死な大声でポテチとお菓子を買っていました。 彼女の切迫した大声に私達は恥ずかしいやら可笑しいやらで笑ってしまい。イタリア人の奥さんは眼をまん丸くしながら「She loves eat(itかも?)」と漏らしました。  話は横にそれましたが、インフォメーションで宿の予約を済ませた私達は、水上バスで宿近くの停留所で降り、印の通りおおまかな地図を頼りに宿を探しました、 が1時間迷っても全然着かず 、いろいろな人に訪ねまくりました。皆、とても親切に対応してくれるのですが、何せ右行って左行って又右行ってとかで迷路のように細かい道、ちょっとした分かれ目もカウントするのかわからず停留所に戻るのが精一杯。3時間程経った頃、訪ねた5人目位の方も(2メートルは優に越すポパイに出てくるプルート似の彼)親切に右行って左行ってと繰り返しました、 ああ又か…と疲れに空腹・不安でぐったりしていた私達、今日は絶対宿には着けないと落ち込む表情を読み取ったのか 、「忙しいんだけど、仕方ないなぁ、わかったよ」と首を振り送ってあげるって仕草をして、 あんなに迷って行けなかったホテルへ10分かからずに送ってくれました。 あの場所は案内がないと絶対着けない!うる眼になりつつ、お礼を言ってやっとチェックインできました。


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