血祭り

画面動くの遅いかも・・・そこ許してぇ。



どうして・・・?どうしてなの・・・。


「血祭り」




事の始まりは7月・・・
私は親の用事で大阪に引っ越すことになった。
私が住んでいた茨城には、大阪みたいな訛りは全然なかった。
私は地元だったから茨城がダイスキだった。
それ以上に、最近付き合いだした彼の方が好きだった。
引っ越すことに対して、彼は・・・




「待ってるから。毎日メールするから。」




と優しく言ってくれた。

大阪に行っても彼は毎日メールで「好きだよ」と言ってくれる。
それだけで嬉しかった。
だけど・・・彼とはもうメールできない・・・。
その事実を知ったのは今さっきだったの・・・。

昨日まで、昨日の夜まで彼とメールしてたのに・・・。

いつもどおり・・・最後のメールで・・・


「愛してる、世界で一番好きだ」


って言ってくれたのに・・・。

どうして・・・・?

どうしてなの・・・?

なんで、私の村は・・・こんなにも赤いの?

建物には、血が付着していて・・・
沢山の人が倒れていて・・・
誰も・・・起き上がって・・・くれなくって・・・

私は泣きながら彼を探した。


「純基~!純基!何処なの!?返事してよ!!」


走って探したけど・・・誰もビクともしない。
静まりかえった私の村・・・。

ムダだと分かりつつも、純基の家に入った。
純基の家は他の家と同じように、すごく荒らされていた。
畳や壁にたくさんの血が着いていた。


そこで、私は見つけた。

冷たい・・・冷たい純基を・・・。


私は走って純基の側に駆け寄った。


「純基・・・?純基・・・ねぇ・・・。返事してよ・・・。私・・・帰って来たんだよ?!純基明日、待っててくれるって言ったじゃない・・・」


ピクリともしない純基の体・・・

昨日まで・・・元気だったじゃない・・・

目の前は真っ白になった。
なにも考えられない。むしろ、何も考えたくない。

純基が・・・・・・死んだ??


後ろでお母さんが・・・



「純基君は死んでないわ・・・。眠ってるだけよ・・・」



これが、お母さんの慰めの言葉だったのかもしれない。

嘘をつくぐらいなら・・・なにも話してくれなくていい・・・。


純基と過ごした日々が脳裏を過ぎる・・・。

フラッシュバックのように浮かんでいく。




純基が私に告白したこと・・・

純基が私の作ったお弁当を食べてくれたこと・・・

純基が私の髪型を誉めてくれたこと・・・

純基が・・・純基が・・・・





オネガイ・・・ワタシヲオイテイカナイデ・・・



そう願うしか・・・私には出来なかった・・・



どんなに願っても・・・純基は生き返って・・・

また笑ってくれはしないのに・・・




「ねぇ・・・佐奈・・・笑ってよ・・・」



純基の言ってくれた言葉を思い出した。




最後は笑顔で飾ろう・・・?



私はそう思って・・・涙を流しながら笑った・・・



「・・・ただいま」






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