PR
soichiro.
行政書士試験の一般知識に関する情報を掲載していきます。
もう、完全に隠居し…
低山好きさん
～人生の味～ ★★ようちゃん★★さん
子供を預けて働く毎… バムセ3172さん
日々の感想 … 行政書士 Ｈｇさん
子育てラウンジ！ 子育てパパりんさん
行政書士を目指すフ… PhotoCaptorさん
行政書士の挑戦 福岡の行政書士さん
ＢＬＯＧ ＳＩＴＥ… 野菜炒め定食888さん
葛飾区の女性行政書… piyoまきさん
ささやかなこの人生 bashibashi62さん
低山好きさん～人生の味～ ★★ようちゃん★★さん
子供を預けて働く毎… バムセ3172さん
日々の感想 … 行政書士 Ｈｇさん
子育てラウンジ！ 子育てパパりんさん
行政書士を目指すフ… PhotoCaptorさん
行政書士の挑戦 福岡の行政書士さん
ＢＬＯＧ ＳＩＴＥ… 野菜炒め定食888さん
葛飾区の女性行政書… piyoまきさん
ささやかなこの人生 bashibashi62さん
2006.08.06
テーマ： ★資格取得・お勉強★(39349)
カテゴリ： 政治・経済・社会
では，大選挙区制について見ていきましょう。
大選挙区制とは，１選挙区から２名以上の議員を選出する方法でした。
この特徴は，「死票が少ない」ことと，「小党乱立となりやすい」ということ。 小選挙区制 と全く逆です。
では，それぞれについて見ていきましょう。
「小党乱立となりやすい」について
大選挙区制は，１選挙区から２名以上の議員を選ぶわけですから，少数派の意見もちゃんと議会に反映させることができます。
・具体例
ある選挙区に，Ａさん～Ｃさんという３人の候補者がいたとします。この選挙区からの当選者は２人で，有権者は10万人。
Ａさん：６万人
Ｂさん：３万人
Ｃさん：１万人
そうすると，この選挙区からはＡさんとＢさんが当選します。ちゃんと，少数意見である３万人の意見も議会に反映されますね。
と，こういうふうに書くと，なんかいい制度みたいに思えてくるんですが，「小党乱立」と書いたとおり，いいことばかりじゃありません。
多様な意見が集まりすぎると，議会での審議がまとまりづらくなって，政局が不安定になります。しかも，政党を作ろうにも，意見を同じくする議員が少数ずつしかいないわけですから，小党乱立になってしまうわけです。
「死票が少ない」について
大選挙区制は，１選挙区から２名以上の議員を選ぶわけですから， 小選挙区制 に比べて死票が少なくなります。
さっきの具体例をそのまま使いましょう。
・具体例
で，それぞれ支持者数が次のとおり。
Ａさん：６万人
Ｂさん：３万人
Ｃさん：１万人
このとき，死票は１万票だけですよね。もしこれが小選挙区制だったら，死票は４万票になってしまいます。
まとめです。
大選挙区制は，「１選挙区から２名以上の議員を選ぶ」という制度です。
ですから，「小党乱立となりやすい」ですし，「死票が少ない」ということになります。また，単純に数の多いほうが勝つわけではなく，少数派の意見も議会に反映されやすいですから，「過度な競争にはなりにくい」という特徴もあります。
で，ここまで見てわかることってありますよね。
それは，「死票が多い＝多数党の実現が容易」，「死票が少ない＝小党乱立となりやすい」ということ。
死票が多いということは，選挙の段階で少数派の意見を排除してるわけですから，多数党による政治が行われます。
逆に，死票が少ないということは，少数派の意見も議会に反映されるわけですから，小党乱立になりやすいわけです。
行政書士試験のエイプリルカフェ
大選挙区制とは，１選挙区から２名以上の議員を選出する方法でした。
この特徴は，「死票が少ない」ことと，「小党乱立となりやすい」ということ。 小選挙区制 と全く逆です。
では，それぞれについて見ていきましょう。
「小党乱立となりやすい」について
大選挙区制は，１選挙区から２名以上の議員を選ぶわけですから，少数派の意見もちゃんと議会に反映させることができます。
・具体例
ある選挙区に，Ａさん～Ｃさんという３人の候補者がいたとします。この選挙区からの当選者は２人で，有権者は10万人。
Ａさん：６万人
Ｂさん：３万人
Ｃさん：１万人
そうすると，この選挙区からはＡさんとＢさんが当選します。ちゃんと，少数意見である３万人の意見も議会に反映されますね。
と，こういうふうに書くと，なんかいい制度みたいに思えてくるんですが，「小党乱立」と書いたとおり，いいことばかりじゃありません。
多様な意見が集まりすぎると，議会での審議がまとまりづらくなって，政局が不安定になります。しかも，政党を作ろうにも，意見を同じくする議員が少数ずつしかいないわけですから，小党乱立になってしまうわけです。
「死票が少ない」について
大選挙区制は，１選挙区から２名以上の議員を選ぶわけですから， 小選挙区制 に比べて死票が少なくなります。
さっきの具体例をそのまま使いましょう。
・具体例
で，それぞれ支持者数が次のとおり。
Ａさん：６万人
Ｂさん：３万人
Ｃさん：１万人
このとき，死票は１万票だけですよね。もしこれが小選挙区制だったら，死票は４万票になってしまいます。
まとめです。
大選挙区制は，「１選挙区から２名以上の議員を選ぶ」という制度です。
ですから，「小党乱立となりやすい」ですし，「死票が少ない」ということになります。また，単純に数の多いほうが勝つわけではなく，少数派の意見も議会に反映されやすいですから，「過度な競争にはなりにくい」という特徴もあります。
で，ここまで見てわかることってありますよね。
それは，「死票が多い＝多数党の実現が容易」，「死票が少ない＝小党乱立となりやすい」ということ。
死票が多いということは，選挙の段階で少数派の意見を排除してるわけですから，多数党による政治が行われます。
逆に，死票が少ないということは，少数派の意見も議会に反映されるわけですから，小党乱立になりやすいわけです。
行政書士試験のエイプリルカフェ
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
カレンダー
キーワードサーチ
▼キーワード検索
コメント新着
© Rakuten Group, Inc.
