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2006.02.23

困ったと言わない

(2)

カテゴリ：カテゴリ未分類

　幕末の志士、高杉晋作は決して「困った。」とは言わなかった
そうです。なぜなら困ったと言った途端、人間は知恵も分別も
でなくなってしまうから。
そうなれば窮地が死地になる。
活路が見出させなくなるという考えだったようです。
さらに「人間、窮地におちいるのは良い。
意外な方向に活路が見出せるからだ。
しかし、死地におちいればそれでおしまいだ。
だからおれは困ったの一言は吐かない。」と言っていました。

今までにない新しいことを発見したり、新しい方法をあみ出したり
見過ごしてきたことに気付いたりできます。
仕事が忙しいというピンチになれば今までよりも能率的なやり方を
生み出すでしょうし、病気をすればどうやったら常に健康で最高の
コンディションでいられるかを考えるでしょう。
何事もないときにそういったことに気付くことはごくまれです。
ピンチは今までの自分にはない何かを身に付けるために起こるんで
すね。

　でも死地（あきらめ）に入ると人は何も行動を起こさないし
やる気が起こらないまま無駄に時間を過ごして終わってしまう。
だからどんな時にもあきらめてはいけないんですね。

そうすることを繰り返すと「ピンチが来ると何かが身に付く。
ラッキー！」という方程式が自然に出来上がります。
そうなればピンチは一つの楽しみになりますね。
あきらめの死地ではなくピンチを楽しみましょう！＼(^o^)／

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