09 開運 雄町 純米大吟醸



ポールと開運

『開運 雄町 純米大吟醸』の画像です。いっしょに写っているのはポールくんです。



このHP開設後呑んだお酒から始めてのお勧めが出ました。

開運はファンも多い静岡の名醸蔵です。開運と言えば大吟醸と言われるくらい吟醸造りに秀でた蔵ですね。
ここは大ベテランの波瀬正吉杜氏(能登流)がもう30年以上も杜氏を勤めておられます。開運のお酒全般にいえるのは味のバランスがいいことだと思います。
大吟醸になるとすっきりしすぎて面白みのないお酒になることが多い中、こくのある味わいが醸しだされているのが開運のお酒・波瀬杜氏のお酒だと思います。

今回お勧めの『雄町 純米大吟醸』ですがレギュラー商品ではないかもしれませんが(蔵元のHPには『雄町 純米吟醸』しか載っていませんから)、是非造り続けてほしいお酒ですね。

一口含むと米の旨みが広がりその後きれいな酸味が残りそしてスーと切れていきます。このお酒の辛味は基本的にこの酸味に由来するものだと思いますが、全体に柔らかな味わいがあるのでそれほど気になりません。日本酒度+7、酸度1.5のスペックからは想像できないやさしい味わいです。(日本酒度、酸度がお酒の一面しか捉えていないといういい例ですね)

備前雄町で造られたお酒としては一押しです。



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