地酒の定義


それからすると、一般的には地酒 not equal NBのお酒という定義かな。でも、それ以外にNB=工場で自動生産、地酒=蔵で手造りといったイメージもあると思います。
地酒蔵と考えられている中にも実はかなりの部分自動化されている蔵があります。
あこきちが勝手に地方の大手と呼んでいる蔵元さんです。
完全に手造りでお酒を造るとすると一人の杜氏さんで目が届くのはせいぜい千石程度、丁寧な造りで考えるなら五百石が限度かなと思います。それ以上造っているとすると、副杜氏さんなどを置いて分担しているか、お酒のランクに応じて自動化を導入しているかなどを行っているはずです。(両方行っている場合も多いかなと思います)
このように考えてくると、一般に地酒と呼ばれているものとNBのお酒の境界が非常に曖昧になってくるのが分かると思います。地方の大手とNBの違いは単に生産石数だけだとすると、地方の大手の造るお酒は地酒ではないとしない限り地酒の定義がおかしなものになってきます。
が、そうすると日頃地酒として考えられているお酒の一定部分は地酒でないことになってしまいますね。

あこきち的地酒の定義
 特定名称酒で、生産工程の大部分を手造りで行っているお酒。そしてもちろん並行複発酵によって造られたお酒。


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