暇な人、よっトイレ~♪

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玉音放送


玉音放送については
大宅壮一の「日本で一番長い日」と言う本が判りやすい
戦争終結の為に具体的に動き出す所がスタート
根回しの後、御前会議を招集し決済する
天皇が生まれて初めて自分の意志を言った瞬間
そこで草稿が始まる
玉音放送の原稿を一字一句修正してゆく有様
陸海軍と政府の綱引き

中に出てくる
「戦局、必ずしも好転せず」
本来は「戦局、好転せず」
「必ずしも」・・・この言葉が陸海軍の最後の意地
戦地に居る部下に為の配慮
そして原稿が出来上がり、天皇の録音
これは2回録音を繰り返した

それからが本当の綱引き
玉音放送は正と副の2つ
一つはNHKの職員がバックに入れバイクで持っていく
そして正は皇居の中

そこに、玉音放送を取り返す為の陸軍の乱入
一方では阿南陸相の自決
取り返す為に陸相の決起を促す将校が訪問し
その最後の有様を見て絶句する
阿南陸相は介錯を立てず、腹を切って夜明けまで生きている
腹を切って何時間も正座・・・凄まじい精神力

日が変わり、皇居に乱入した陸軍の退去
玉音放送は正・副ともNHKに入る
番組の案内をしたのは竹脇無我の父
皇居で自決する将校、
ビラを配り最後まで徹底抗戦を叫ぶ将校
厚木の航空司令官も・・・・

長い一日・・・・そして歴史は変わっていった


はてさて

玉音放送の御前会議を決済した戦中最後の総理大臣
これを知っているのは少ない
東条でも近衛でも無い



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