一昨日辺りから急に音が良く出るようになった気がします。
SR導体
多分前は12時間、後ろは9時間といったところだと思います。
これまでは工作中心で設定は適当だったんですが、そろそろ設定とか調整の方法についても考えていきます。
そのための測定方法ですが、これまでは車内の中心軸上とかスピーカーの側など、運転中に聞いている位置とはかけ離れていたので、新しくこんな物を導入してみました。
ZOOM
の H2n
という リニアPCMレコーダー
です。
これまで使っていたマイクでもこの辺の位置に設置できないことはないのですが、 ステレオ で計測してみたかったというのが導入の一番の理由です。
H2nを選んだのはオーディオインターフェイス内蔵でPCマイクとしても使用でき、しかも高音質だし 安い からです。
で、これを使うとこんなことができます。
リサージュ図形というやつですね。
これはフロントスピーカーからだけ音を出した状態です。
2chの入力をX-Yでプロットすることでこんな図が描けるわけですが、ステレオマイクで正弦波を計測すると、左右のマイクの入力の位相差とレベル差がわかります。
とは言え、運転席のヘッドレスト付近だと極端に右スピーカー寄りの位置になりますしガラスも近くて反射もしまくりでしょうからこれほどキレイなリサージュ図形になるとは思っていませんでした。
タイムアライメントをいじって位相をそろえてみるとこんな感じ。
左右の入力レベルが同じなら傾きが45度になるんですがやはりそうはなりませんね。
そこで久々にオートイコライジングを実行。
そのあとでAuto EQ をオフにし、Auto TA のみの状態で測定してみました。
同じタイミングでツイーターとウーファーを鳴らしているので仕方ないのですが、低音は位相がずれますね。
2kHzでは位相もレベルもそろっていました。
ただ、ちょっと波形が崩れているようですね。
3.15kHzでは左右のレベルが逆転。
サイドガラスの反射の影響でしょうか?
そこから上になると位相のズレも波形の乱れも大きくなっていきます。
12.5kHzともなれば結構乱れてしまいます。
計測用のマイクではないのでマイク特性の影響についてはさっぱり見当もつきませんが、ある程度の傾向は見えるんじゃないかと思います。
今後はイコライザー調整への適用とか、走行ノイズを録音してあとで分析してみたりとかしてみようと考えています。
もちろん工作もまだ続けますが。
そんなわけで、ZOOMのH2nで一気に測定幅が広がりました。その分混沌さも増したかもしれませんが。
いろいろ残念・・・と思いきや 2012.07.10
繊細すぎる・・・ 2012.07.07
ますますヤバイ感じ 2012.07.05
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