悟風の書斎「おかあさんへの手紙」

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 ◆編集後記「千鳥足」◆

 今月中旬に帰省した際、貴重な資料を見つけました。父“悟風”智の自筆投句を集
めたファイルです。1996年2月から、他界する2カ月前の98年7月までのものです。
毎月、所属していた俳句の会に作品を提出するために、半紙に筆ペン書きしたもので
す。これまで、「おかあさんへの手紙」第4週は、父の日記に書いてあった俳句を掲
載してきましたが、今回からは、このファイルを基にして紹介することにします。ま
た、日記を読むだけでは、推論するしかなかった部分が、今回のファイル発見で確認
できたり、修正しなければならない部分があるとも分かりました。第12号(2002年6
月21日発行、 http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/index.cgi?20020621
から毎月第4週発行分に掲載した悟風の俳句と、ファイルに残った作品を現在、照合
しています。分析が間に合えば、来週(第5週)発行予定の次号で、お知らせしよう
と考えています。

 さて、今回の作品は、97年の「いずくかに娘の幸秘そめ初暦」と、98年の「年越し
は娘夫婦と清一色」でお分かりいただけるように、娘の結婚という、悟風にとっての
大イベントをはさんでいます。また、98年の「おい癌め 滋の日記と冬籠る」「点滴
を終えてやおらに賀状書く」にあるように、この間、闘病生活は続いていました。
「おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒 江國滋闘病日記」(新潮社)は分厚い本で、読む
のに骨が折れます。父が闘病中に読み切ったとは思えません。でも、同年代の作家が
書いた闘病日記を拾い読みして、自分の状況と照らし合わせていたのでしょう。がん
だということも、気付いていたのかもしれません。




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★【発行者より】
本文は、メールマガジン「おかあさんへの手紙」通常号の講読申し込み窓口
http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/index.html
で、講読をお申し込みになり、お読み下さい。登録、講読とも無料です。バックナンバーは、
http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/
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最終更新日  2003年01月25日 21時39分36秒
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