離任式・生徒への挨拶
こんにちは。みんな元気ですか。
この３月に定年で３７年間の教員生活が終わりました。
でもこの不景気なご時世で、定年を迎えても年金が一年間でないんです。
あと一年間、自分で働いて稼いで欲しいと云うことで、改めて今年一年間再任用制度により、県立○○高校に通ってます。
本校ではずっと３学年の倫理の授業担当だったので、ここにいる皆さんと授業では接してませんので、
私を知ってるのは、昨年副担任をしていた一年○組の諸君だけ、それもトイレの掃除監督だけの関係だったので、
私の真相を知ってる人は少ないと思います。
実は私は“宇宙人ジム”です。 最近の地球人っておかしくなってるよね。
イラク戦争や北朝鮮問題～何がなんだか訳わかんないでしょう？
香港からは、変な肺炎がはやってるし、国内では通り魔が相次いで。
景気はいっこうに良くならないし、で、地球人よ目覚めよと、やってきたんです。
私について詳しくは、インターネットで私のホームページを見て下さい。
さて冗談はここまで、いや本気だけど、
さて、ここで○高生諸君に云いたいことがあります。
○高生は、勉強は出来るけど、社会常識がかなり抜けてます。
小学校・中学校、そして親にしつけられてるはずなのに、高校生になって、
また子供に返ったような状態になってる人がかなりいます。
朝夕の通学時間、意識しなくても、君たちは「○○高校」の看板をしょって歩いてるんです。
街の人達は君たちを目にしたら「○高生」と見るんです。
「○高生」の自覚をしっかり持って下さい。
１６・１７・１８と言う年齢は昔はもう大人だったし、結婚して子供もいて不思議じゃない年齢です。
受験勉強も大切だけど、世の中の情勢にも関心を持って下さい。
入試の面接で話題のニュースについてコメントを求められることもあります。
新聞やテレビで今の社会状況をしっかり把握して下さい。
ただ、注意すべきは新聞でも雑誌でも、その情報をそのまま鵜呑みにせず、
「ホントかなぁ？」って一旦、自分の頭の中で考えて自分の意見を持って下さい。
地球の将来はみんなにかかってるんです。
おわり。
© Rakuten Group, Inc.
