ネオ・ヴェネツィア戦線

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第3話 覚醒





そこに、また美夏の姿があった




島崎「・・・なるほどね。男は、夜深・・・そう名乗ったのか」


どうやら、昨日も寝れなかったようで


島崎の目の下のクマは一段と黒くなっていた




島崎「君が言った、運命に導かれたものなら男とまた出会えるといったね?どう?俺たちに協力しない?」


美夏「え、あの・・・」

戸惑う美夏



島崎「大丈夫、身の安全は保障してあげるよ。それに、このことは勿論秘密だ。どう?」


大人の取引

そういった感じだ


美夏「身の安全が得られるなら・・・」



島崎「よし、決まりだ。また、彼にあったらヨロシクね。じゃ、三谷彼女を送ってやれ」


三谷「え?マジッすか?」



島崎「これも、事件解決のためだ」


三谷「は、はぁ・・・」


三谷は、気が乗らない返事をして


美夏を送りに行った。




その後、島崎は一人取調室に残り


美夏の証言を元に整理していた



島崎「闇の胎動・・・。まだ、完全体じゃない・・・そして、10時前に現れた異形のもの・・・。もしかしたら・・・」




その夜


島崎達は警邏へと出かけた

しかし、いつもと違うのは

9時に出たこと


三谷「警部、本当にこんな時間に出るんですか?」


ありえないという感じで三谷は言った


島崎「まぁ、俺の推測だしな」



三谷「す、推測ですか・・・」



しかし、異形の物は現れずに


時間は、9時30分になろうとしていた


島崎「う~ん・・・おかしいな・・・」



その時、三谷が


倒れている男を見つける


三谷「あ、警部あそこに人が倒れています」







2人は、車を降りて男のところへ向かう



三谷「大丈夫ですか?」


三谷は、男の手を取り

起こそうとする


男「・・・・・・。」

無言の男



島崎「(・・・何だこいつ・・・。)」


三谷「あの、救急車呼び・・・」


島崎「三谷!!そいつから離れろ!!!!」


男の異変に気がついた島崎は

三谷に向かって叫ぶ


男は、その姿を異形な物へと変え


三谷を捕まえた



三谷「うわぁ!!!」


宙吊りになる三谷


島崎「くそ!!」

島崎は、銃を取り出し

異形な物が三谷を掴んでいるほうの腕に向かって発砲する



パァン!!!


銃弾は、正確に腕を撃ち抜いた



異形な物「ギャァァァァァァァァァ!!!!!」


鼓膜が破れそうなくらいの大きさで悲鳴を上げた



そして、振り落とされた三谷は


恐怖を覚えながら

後ずさりする


島崎「三谷!!銃を出せ!こいつ、2,3発じゃたいしたダメージも受けない!!」


異形な物は、一瞬怯んだものの


すぐに、体勢を立て直し


臨戦態勢へと構えた


三谷「こ、こいつ、お、男だったのに!!!」


明らかに、怯えている三谷


島崎「落ち着け三谷!!(くそ、人が異形なもになるだと!?これじゃ、三谷がパニックになるのも分る!一体何なんだ?!)」




その時、夜深が現れる


強烈な、右ストレートを異形な物に浴びせる


夜深「大丈夫か?」


島崎「あぁ、助かったぜ・・・夜深」


夜深「そう言えば、お前らに前も会ったな?・・・・まて、何故俺の名を?」


島崎「ある女に聞いた。」


夜深「なるほどな・・・アイツにあったか。なら知っているだろう。お前らも闇と交わるべき存在だ。そして、運命に選ばれしものだ」



島崎「ン?どういうことだ?あの子には、運命に選ばれしものかも、そういったそうじゃないか?」


夜深「そう。だが、いまそれが決定となった。あの女と、お前らが関わり、そしてどちらも俺に関わった。」



島崎「なるほどな、で、お前については教えてくれるのか?」


夜深「それは、いずれ話そう。」


島崎「おいおい!はぐらかすな!一体お前は何者だ?!」



夜深「今は、まだいえぬ。だが、近いうちに語れるときが来るだろう。奴らは、完全体になりつつある」


島崎「(やはり、完全体と奴らの出現時間の速さが・・・)」



夜深「それでは、近いうちに会おう。」



そして、夜深は光に包まれた


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