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2011年06月20日
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カテゴリ: 映画
昨日の父の日に思い浮かんだ人物の1人ですが、この
人の人生も強烈です。

私は映画から先に見ています。指輪物語でゴンドールの
執政デネソールが初めて登場するのは「2つの塔」の
ファラミア回想シーンです。このシーン、通常の劇場版
には入ってなくスペシャル版だけに出て来る、こんな重
要なシーンをどうして入れないの!と私は怒りましたが
とにかく「2つの塔」のDVDはカットされたシーンば
かり繰り返して見ました。


を知った時の場面と戦いに勝って2人で乾杯している場面
が出てくる、仲のよい兄弟の間に苦虫をかみつぶしたよう
な顔で割り込んでくるのが父デネソールです(笑)父は
ファラミアの失敗をなじり、この親子がうまくいってない
ことは一目でわかる、そして父はボロミアに指輪の話をし
て彼を旅立たせます。潤んだ瞳で兄ボロミアを見送るファラ
ミアが切ない、とここから指輪物語の世界にのめり込みま
した。

スペシャル版には俳優さんのインタビューもいろいろ入
っていて、デネソールを演じた人が、彼は妻を深く愛して
いたので、成長するにつれ死んだ妻に似てくる息子を見る


そして「王の帰還」溺愛していた長男ボロミアの死の知ら
せにショックを受けたデネソールは、大変な戦いをくぐり抜
け命からがら帰ってきたファラミアに辛く当り、危険な戦い
にもう一度送りだしてしまいます。勝ち目がないとわかって
いながらファラミアは父の言葉を受け入れ

と言い残して馬に乗って出て行きます。見送る人は花を投げ
デネソールのそばにいたピピンが歌を歌うも途中でこらえき
れずに泣き出してしまう、部隊は全滅しファラミアだけが
意識を失って馬に引きずられるようにして戻ってきます。

この部分、原作では叔父に助けられ抱きかかえられて戻って
きます。映画でも馬に引きずられるのではなく、誰かに抱き
かかえられて戻って欲しかったです。一緒に出陣したのは
おそらくイシリアンで生活を共にした仲間であり、彼らは
ファラミアだけでも生きて帰したいと願ったと思うのです。

ただ1人残されたファラミアが死にかけて戻ってきたことで
執政デネソールの精神の糸は完全に切れてしまいます。彼は
もうゴンドールを守ることも戦うこともあきらめ、息子と一緒
に死のうとします。まだ生きているファラミアと焼身自殺を
図る、このシーンは映画、原作ともすごくショックでトラウマ
になりました。

父の狂気で焼き殺されそうになったファラミアを原作では
ピピンとベレゴンド、映画ではピピンと魔法使いガンダルフ
が救っていますが、この部分だけはどうしても自分で納得
できなくて別の結末を考えました。

デネソールは衛兵に命じて薪を集めさせ、動くことができない
ファラミアの体を抱きかかえてその上に寝かせ、油を注いだ。
せめてあまり苦しまぬように死なせてやりたいとの思いやり
であった。彼は目を開けて父の顔を見、静かにうなずいた。
すべてを受け入れるつもりであった。

「お前は小さなころからわしに逆らってばかりいた。魔法使い
と親しく話し、王の帰還を信じ、小人から指輪を奪う事もしな
かった。わしの命令など受け入れたことはなかったのに、なぜ
今だけうなずいた」
「・・・・・」
「お前を守ると誓ったイシリアンの者はみな死んだのか?お前が
助けた小人は恩を返さないのか?王の末裔だという男、魔法使い
ローハンの騎士、みなすぐそばに来ているのになぜ助けに来ない。
ボロミアだってお前のことは大切に思っていた。それなのになぜ
助けに来ない」
「私が・・・・兄上の代わりを務めます・・・・」

デネソールはもう一度息子を抱きかかえ、薪の山から離れた。
「お前にボロミアの代わりが務まるわけがない。ゴンドールは
わしと一緒に滅びる。お前は魔法使いや王の末裔の男、小人や
ローハンの騎士を信じて生きればよい。その者達が戦いに勝てば
の話だが・・・」

彼は燃え上がる炎に父の体が包まれていくのを見た。怖ろしい
呻き声が聞こえるが体を動かすことはできない。騒ぎを聞きつけ
た者達が必死で彼の手足を押さえていた。その中には知り合った
ばかりの小人、ホビットもいた。

なんて感じで最後は理性を取り戻し、息子は助けて自分だけが
滅びて行くという死に方をしてほしかったです。映画のあの場面
はあんまりだなあと・・・まあそこにこだわっていろいろな感想
を読んだからこそ自分もブログを始めたのですけど・・・指輪物語
の執政家3人は自分の人生を変えたと言っていいくらい影響を受け
ました。






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Last updated  2011年06月20日 17時47分14秒
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Re:執政デネソール(06/20)  
かぁず さん
デネソール候はある意味ボロミアよりファラミアを愛していたのではないかなと思います。
ボロミアは快活で勇壮で、少し単純なところもありますが裏表の無い人間です。一方ファラミアは父のヌーメノールの読心などの能力を色濃く受け継ぎ、母の容姿に似た人物。その性格は自分に、容姿は自分が愛した女性に似てしまい、深く愛する気持ちを持ってはいても「自分を鏡で覗くような不快感」と「妻の死を直視する恐怖」がデネソール候がファラミアに辛く当たった原因ではないかなと、ブログの文を見て思いました。
頼りがいがあり将来を託しながらも自分とは似ていないボロミアと、自分と似ているが故に遠ざけたファラミアの二人の息子を失う恐怖に直面した時、デネソール候を狂わせたのはファラミアを失う恐怖だったと考えたら、勝手ながら感慨深く思ってしまいます。「近すぎるから遠ざけた」ファラミアと「遠いから近づきたかった」ボロミアへの両極端にある愛情の形を描写したかったのだとしたら、一層指環物語の魅力‥というより魔力に惹き付けられます。

私もこの三人は大好きです。 (2014年01月14日 02時05分36秒)

to かぁず様  
ピピ101 さん
コメントありがとうございます。
この記事を書いたのは随分前で、書いた本人も忘れていた
のですが、思いがけずコメントをいただけたことうれしく
思っています。

私がプログを始めた原点も指輪物語であり(ホビットの家
というサイト名とピピ101のペンネームも)人生を変え
るほどの大きな影響を受けた映画の1つです。中でも執政家
の3人には特別な思い入れがあり、ファラミア、ボロミア役
の人が出演する映画はかなり見てきました。この3人がいた
からこそ繰り返しDVDを見て、またその人生についていろ
いろ考えてきました。「指輪物語」の中で決して主役では
ない執政家のさらにファンは少ないだろうと思う(笑)デネ
ソールについてこんなに詳しくその心情を書いてくださった
こと、とてもうれしいです。自分自身年を取るほどにまた
その心がわかるようになってきました。

かぁず様はプログか何かやっていられるのでしょうか?
もしやっていらして差し支えなければぜひ教えてくださ
い。よろしくお願いします。 (2014年01月15日 11時24分22秒)

Re[2]:執政デネソール(06/20)  
かぁず さん
私も大好きな指環物語の世界観に一層深みを見出せて、あなたにとても感謝しております。

三日坊主の私はブログには不向きでして、もっぱら人のブログを閲覧しております(笑)

指環物語はエルフやドワーフ、オークに魔法使いにホビット、そして人間など様々な種族が登場して、種族それぞれの感性や感情の表現が使い分けられており、そこがこの物語の魅力だと思うんですが、
このブログを見て、人間の登場人物がとても魅力的に思えるようになりました。何かを深く愛するが故に簡単に悲しみ絶望してしまうけれど、私欲を満たすために簡単に堕落してしまうけれど、何かを守るための力と勇気はどの種族より勝っている‥。この物語に人間が登場しなかったら、ここまで魅力も無かったでしょう。

特にモルドールの脅威に最も近くで戦い続けた摂政家の使命感や、その絶望の中での家族愛など、「知れば知るほど」人間の深みを備えたキャラクターですよね。

摂政家を主人公にした映画ができるといいですよね(笑) (2014年03月24日 23時41分26秒)

Re[2]:執政デネソール(06/20)  
かぁず さん
私も大好きな指環物語の世界観に一層深みを見出せて、あなたにとても感謝しております。

三日坊主の私はブログには不向きでして、もっぱら人のブログを閲覧しております(笑)

指環物語はエルフやドワーフ、オークに魔法使いにホビット、そして人間など様々な種族が登場して、種族それぞれの感性や感情の表現が使い分けられており、そこがこの物語の魅力だと思うんですが、
このブログを見て、人間の登場人物がとても魅力的に思えるようになりました。何かを深く愛するが故に簡単に悲しみ絶望してしまうけれど、私欲を満たすために簡単に堕落してしまうけれど、何かを守るための力と勇気はどの種族より勝っている‥。この物語に人間が登場しなかったら、ここまで魅力も無かったでしょう。

特にモルドールの脅威に最も近くで戦い続けた摂政家の使命感や、その絶望の中での家族愛など、「知れば知るほど」人間の深みを備えたキャラクターですよね。

摂政家を主人公にした映画ができるといいですよね(笑) (2014年03月24日 23時47分47秒)

to かぁず様  
ピピ101 さん
二度目のコメント、ありがとうございます。

指輪物語は本当に人間、それも英雄だけでなく悲劇的な
死に方をした登場人物がいたからこそ、深みが出て魅力的
な話になったのだと思っています。中でも私は執政家に
特別な思い入れがあるので、その部分に共感しコメントを
くださる方がいるのは本当にうれしいです。

デネソールの死というのは映画でも原作でも私にとっては
すごく衝撃的でトラウマとなりました。でもそのトラウマ
と執政家の兄弟の物語があったからこそブログにいろいろ
な形で感想を書き続けたのだと思っています。 (2014年03月26日 17時34分08秒)

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