眠るための生活

眠 る た め の 生 活


眠るためにできること・・・例えば”適度な運動”は良い眠りにつながりますが、 いつ運動すれば最もよく眠れるかご存知でしょうか?

『ぐっすり朝まで眠る』ことに焦点をおいた効率よい生活 を専門書・雑誌の眠りの特集からご紹介します。

ここでは、朝起きて、夜眠る生活スタイルの方を基準にお話します。
夜勤勤務の方・交代制の勤務形態の方には、当てはまらないことがあります。ご了承ください。
また、うつの症状が重い時など、休養が第一ですから、取り入れるのが困難なこともあります。
何なら無理せず、出来るかを考えていただきたいです。

「そんなことできるか!」と怒る方もいらっしゃるでしょう。
どうか考えてみてください。”あなた”まで、絶やすことなく命のリレーをしてきた”あなた”のご先祖は、当たり前のこととして、やってきたことです。
医学が今ほど進歩していない、電気も通わない時代の中で行きぬいた生命力。

結論からいうと「睡眠障害」は、強い生命力を持つ遠い先祖と同じ生活に自分の体を もどしてあげる・・・そんな作業で改善される気がしてなりません。


パソコン・携帯メール ・・・就寝時刻の2時間前にはやめましょう。(本によっては、「1時間前にはやめましょう。」と書いてありました。)(直前まで作業していると脳が興奮してなかなか寝付けません。)

夕 食 ・・・寝る3時間前までには終えましょう(寝る間際まで食物を摂ると消化できず寝付けなくなります)

運 動 ・・・少し汗がでる程度の軽い運動を寝る2~3時間前にするのが最適です。
非常に激しい運動は、体温がなかなか下がらないのでかえって逆効果です。
(一度上がった体温が急に下がる時に眠気がおとずれます)

入 浴 ・・・運動だけでなく入浴でも同じ効果が得られます。ぬるめのお湯にゆっくりとつかりましょう。
寝る直前に熱い湯に入る事は、禁物です。
資料によっては、入浴は寝る3時間ほど前に済ませましょう。と書いてありました。

昼 寝 ・・・昼寝するならば、昼食後食べ物が消化した後で、15時前までに20~30分が好ましいです。これならば、夜の睡眠に影響しない上、昼寝後の作業の効率もあがるそうです。(本によっては昼寝は15分が最適と書いてありました)

飲 酒 ・・・微量の飲酒は目覚め作用があります。 多量に飲むと寝つきはよくなるものの、途中で目覚める回数が増えます。
睡眠薬代わりの寝酒は、深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となります。

食 事 ・・・朝食はこころと体の目覚めに重要です。夜食を摂る場合はごく軽くしましょう。

食 品 ・・・眠りを促す栄養素は カルシウム・たんぱく質。
そのカルシウムの吸収を助ける ビタミンD。
ストレスを軽減する ビタミンB群。
ノンレム睡眠にかかわる 脂 肪。などを摂取しましょう。

睡眠物質を増やす食品は、麦芽・ナッツ類・大豆などです。
不眠症に効果的な食品は、牛乳・レタス・ほうれん草などです。

部屋のあかり ・・・太陽のひかり(自然光)の色の移り変わりをまねましょう。
日中の活動期は青白い蛍光灯のひかり →寝室にはオレンジ色の白熱灯のひかり →夜は強い光を避けて間接照明に切り替えて、暗めにします。 →寝るときは早めに部屋の照明を落とします。カーテンや雨戸も閉めましょう。
朝になったら、カーテンや雨戸は開けましょう。

朝 日 ・・・
起き上がることが出来なくても、朝の光を部屋に取り込み、体に「今、朝だよ」と知らせます。
リズムが狂ってしまった体をリセットするには、朝の太陽の光の効果は、相当期待できます。




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